ここに生いきていること いつか死しにゆくことを
清きよく美うつくしきもの 汚けがれ醜みにくきものを
眩まばゆく輝かがやいてるもの 佇わびしく冷酷れいこくなものを
目めにし 私わたしたちは
満みたされて 満みたされぬ 思おもいに暮くれつづけるだろう
「こころ」 それは何なによりも ときに 弱よわく 脆もろく 儚はかなく
移うつろい 壊こわれ 崩くずれてく 怯おびえ果はててしまうもので
少すこしずつ 少すこしずつ 知しらぬ間まに 自みずから心こころに巻まきつけた
鎖くさりは錆さびて ほどけなくなる 消きえがたい傷きずまで刻きざむ
この胸むねを焦こがすこと この胸むねが疼うずくこと
嬉うれしくて涙なみだして 悲かなしいのに泣なけなくて
たまらなく愛いとしい日ひにも ちょっとだけ喧嘩けんかの日ひにも
君きみは大切たいせつな人ひと
満みたされても 満みたされたい 思おもいに暮くれつづけるだろう
「こころ」 それは何なによりも ときに 強つよく 堅かたく 貫つらぬく
熱あつく 燃もゆる 勇いさましく 凛りんとして揺ゆるがぬもので
君きみがいる そばにいる それだけで 心こころはいつもすぐそこに見みる
幸運こううんらしき 希望きぼうらしき 遥はるかな夢ゆめらしきものを
君きみや誰だれかに見みせてる強つよさと そして君きみだけが見みた弱よわさの中なかに
どれだけほんとの私わたしを 君きみは見抜みぬいてくれる? 認みとめてくれる?
「こころ」 それはいつの日ひも 光ひかりと闇やみがひしめき合あい
信しんじてたいものさえも 信しんじられないときがある
君きみがいる ここにいる それだけが これからも私わたしのちからとなっていくの
そして“あきらめ”だけはできないって思おもえるの
ここにkokoni生iきていることkiteirukoto いつかitsuka死shiにゆくことをniyukukotowo
清kiyoくku美utsukuしきものshikimono 汚kegaれre醜minikuきものをkimonowo
眩mabayuくku輝kagayaいてるものiterumono 佇wabiしくshiku冷酷reikokuなものをnamonowo
目meにしnishi 私watashiたちはtachiha
満miたされてtasarete 満miたされぬtasarenu 思omoいにini暮kuれつづけるだろうretsudukerudarou
「こころkokoro」 それはsoreha何naniよりもyorimo ときにtokini 弱yowaくku 脆moroくku 儚hakanaくku
移utsuろいroi 壊kowaれre 崩kuzuれてくreteku 怯obiえe果haててしまうものでteteshimaumonode
少sukoしずつshizutsu 少sukoしずつshizutsu 知shiらぬranu間maにni 自mizukaらra心kokoroにni巻maきつけたkitsuketa
鎖kusariはha錆saびてbite ほどけなくなるhodokenakunaru 消kiえがたいegatai傷kizuまでmade刻kizaむmu
このkono胸muneをwo焦koがすことgasukoto このkono胸muneがga疼uzuくことkukoto
嬉ureしくてshikute涙namidaしてshite 悲kanaしいのにshiinoni泣naけなくてkenakute
たまらなくtamaranaku愛itoしいshii日hiにもnimo ちょっとだけchottodake喧嘩kenkaのno日hiにもnimo
君kimiはha大切taisetsuなna人hito
満miたされてもtasaretemo 満miたされたいtasaretai 思omoいにini暮kuれつづけるだろうretsudukerudarou
「こころkokoro」 それはsoreha何naniよりもyorimo ときにtokini 強tsuyoくku 堅kataくku 貫tsuranuくku
熱atsuくku 燃moゆるyuru 勇isaましくmashiku 凛rinとしてtoshite揺yuるがぬものでruganumonode
君kimiがいるgairu そばにいるsobaniiru それだけでsoredakede 心kokoroはいつもすぐそこにhaitsumosugusokoni見miるru
幸運kouunらしきrashiki 希望kibouらしきrashiki 遥haruかなkana夢yumeらしきものをrashikimonowo
君kimiやya誰dareかにkani見miせてるseteru強tsuyoさとsato そしてsoshite君kimiだけがdakega見miたta弱yowaさのsano中nakaにni
どれだけほんとのdoredakehontono私watashiをwo 君kimiはha見抜minuいてくれるitekureru? 認mitoめてくれるmetekureru?
「こころkokoro」 それはいつのsorehaitsuno日hiもmo 光hikariとto闇yamiがひしめきgahishimeki合aいi
信shinじてたいものさえもjitetaimonosaemo 信shinじられないときがあるjirarenaitokigaaru
君kimiがいるgairu ここにいるkokoniiru それだけがsoredakega これからもkorekaramo私watashiのちからとなっていくのnochikaratonatteikuno
そしてsoshite“あきらめakirame”だけはできないってdakehadekinaitte思omoえるのeruno