端一問目 歌詞 ANGL feat. VY1V4 ふりがな付

落おつるは花弁かべんか はたまた命いのちか
いなせな生いき様ざま 打うち捨すてた厭世観えんせいかん
白しらんだ山やまの端は 空から鳴なる足音あしおと
煙管きせるを蒸ふかして 足軽あしがるに何処どこへ行いく

隠かくし事ごともできずに
何遍なんべんだってやり直なおした 果はたせるまで

蘇婆訶そわか 祈いのりは塵ちりと夢ゆめと散ちる
己おのが信しんじた道理どうりに裏切うらぎられても
泪なみだ 挑いどまぬ者ものは晉すすまれぬ
ああ勝かって嬉うれしい花一匁はないちもんめ
穿うがった魂たましいごと蝕むしばんで
急せくことなかれまだ一いち問もん目め
契ちぎった後悔こうかいが一片ひとひら

昇のぼるは日輪ひのわか あるいは幽鬼ゆうきか
見事みごとな死しに様ざま これこそがせんせゐしよん
紅あからむ山際やまぎわ 殺ころした足音あしおと
怯おびえた目めつきで 足早あしばやに何処どこへ行ゆく

悪わるい事こともできずに
散々さんざんだって泣なき喚わめいた 倒たおれるまで

陀羅尼だらに 記憶きおくは灰はいと砂すなと散ちる
己おのが遠とおざけた闇やみに貫つらぬかれても
命いのち 投なげ出だすことは疎うとまれぬ
ああ負まけて悔くやしい花一匁はないちもんめ
人ひとはただ哀かなしい生いきモンで
首くびを取とらんとまだ意気込いきごんで
千切ちぎった布切ぬのきれが一片ひとひら

隠かくし事ごともできずに
何遍なんべんだってやり直なおした 果はたせるまで

蘇婆訶そわか 祈いのりは塵ちりと夢ゆめと散ちる
己おのが信しんじた道理どうりに裏切うらぎられても
泪なみだ 挑いどまぬ者ものは晉すすまれぬ
ああ勝かって嬉うれしい花一匁はないちもんめ
負まけて悔くやしい花一匁はないちもんめ
急せくことなかれまだ一いち問もん目め
契ちぎった後悔こうかいが一片ひとひら