眩耀夜行 歌詞 スリーズブーケ ふりがな付

「もっといけるよ」跳はねてゆく声こえ
小ちいさな影かげが水切みずきりをしてる
「ねえ私わたしたちも」君きみが笑わらった
大袈裟おおげさだけど流ながれ星ぼしみたいだな

水面みなもを駆かける光ひかりの波紋はもん
銀河ぎんがに石いしを散ちりばめた夜よるに願ねがい事ごとを
今夜こんや叶かなえようよ

ここじゃないどこかへ
まだ誰だれも知しらない場所ばしょまで
街中まちじゅうが空そらを余所見よそみする間まに
このまま遠とおくへ
川沿かわぞい下くだって行いけるとこまで
固かたく繋つないだこの手てはもう離はなさない
怖こわく… ないよ… 暗闇くらやみだって
君きみとならこんなに眩まぶしい

どんな感情かんじょうもどんな場面ばめんも
全部ぜんぶ並ならべて一ひとつの星座せいざにしよう

望遠鏡ぼうえんきょうを覗のぞかなくても
大事だいじなものは見みえている
君きみに出会であった日ひから

伝つたえていいよね
見送みおくるだけじゃ届とどかない
夢ゆめに浮うかべた言ことの葉はの船ふね
「時間じかんを止とめてよ」
神かみ様さまにも笑わらわれちゃいそうな
声こえに変かわって君きみを困こまらせそうだ

いつもより賑にぎわっている橋はしの上うえ
背中せなか向むけて静寂せいじゃくの方ほうへと走はしる
息いきを切きる鼓動こどうと足音あしおと 今いまはそれだけ
滲にじむ… 汗あせを… 拭ぬぐうのも忘わすれて
走はしり続つづけてゆく

「きれいな夜よるだね」

ここじゃないどこかへ
まだ誰だれも知しらない場所ばしょまで
街中まちじゅうが空そらを余所見よそみする間まに
このまま遠とおくへ
川沿かわぞい下くだって行いけるとこまで
固かたく繋つないだこの手てはもう離はなさない
怖こわく… ないよ… 暗闇くらやみだって
君きみとならこんなに眩まぶしい
ずっと… 忘わすれないで