だからね 歌詞 生田絵梨花 ふりがな付

玄関げんかんの鍵かぎを閉しめる音おとで
誰だれも知しらない私わたしになる
鏡かがみに向むかって 綺麗きれいじゃない
言葉ことばをぶつけたりして

それでいいよね 最近さいきんはそう思おもう
怒いかりも誤魔化ごまかさずに
でも最後さいごを 頑張がんばろって
結むすぶ 私わたしを信しんじたい

臆病風おくびょうかぜは 大切たいせつを想おもう 心こころに吹ふくから
ああ、そうだと 思おもい出だすの
頼たより 頼たよられて 共ともにする歓よろこびの ぬくもりを

だからね
私わたしは私わたしのできること
あなたはあなたの得意とくいなことを
悩なやんでも 迷まよっても できることが
今いまやるべきことだと そう思おもえたの

カーテンの隙間すきまからこぼれる光ひかり
例たとえばそれくらいの
照てらせなくたって ほんのわずか
希望きぼうみたいなものを届とどけたい
届とどけられる人ひとでありたい

大丈夫だいじょうぶ?と尋たずねるのも 大丈夫だいじょうぶと励はげますのも
大丈夫だいじょうぶと応こたえるのも ほんとは大丈夫だいじょうぶじゃないのも

人ひとそれぞれが 大切たいせつを想おもう 心こころの姿すがたで
何回なんかいでも 向むき合あいたいの
頼たより 頼たよられて 共ともにする歓よろこびが 好すきだから

「大丈夫だいじょうぶだからね」

私わたしは私わたしのできること
あなたはあなたの得意とくいなことを
悩なやんでも 迷まよっても できることが
今いまやるべきことでしょう?
だからね
私わたしが私わたしにできること
抱いだいた気持きもちを否定ひていしないこと
悩なやんでも 迷まよっても できることが
今いまやるべきことだと そう思おもうから

玄関げんかんの鍵かぎを開あける前まえに
私わたし もう一度いちど 頑張がんばろって
言葉ことばにする
私わたしからも ぬくもり届とどけに行いくからね