悲しい星座 歌詞 IKU ふりがな付

運命うんめい というものが この世よにあるならば
ふたり 出会であったこと
これこそが 運命うんめいと呼よべるだろう

出会であった頃ころ あなたは わたしに こう言いった
君きみを見みつけたとき 誰だれよりも輝かがやいてみえた と

いくつもの夢ゆめを描えがいて 手てをとり 励はげまし合あった日々ひび
離はなれ離ばなれになることは この先さきないと思おもってた

この世よに生いきる歓よろこびに あなたと出会であってわたしは
肌はだで 心こころで 気きづいたの 過すごした時ときの中なかで

愛あいを分わかつものはないと 疑うたがいもせずに 生いきてた
寄より添そうふたり まるで遠とおく 光ひかる星座せいざのように

別わかれは突然とつぜんに ふたりを引ひき裂さいた
伸のばす 手て もう二度にどと
触ふれ合あえることないと 知しってた

連つれ立だつ心こころを失なくした わたしはまた ひとりになった
届とどくはずのない手紙てがみを 何度なんども書かき綴つづっている

やるせない幾いくつもの夜よる 涙なみだこらえ 見送みおくった
会あいたい… つぶやいた言葉ことばは 夜空よぞらに漂ただよってる

ひとりの日々ひびに向むき合あった 寂さびしさは数かぞえ切きれず
いつか いつの日ひか会あえると 信しんじ今日きょうも生いきてる

あなたとの日々ひびを想おもって わたしは暮くらしてきたけれど
これが最後さいごの手紙てがみだと 心こころに決きめ ペンをとった

ふたりの日々ひびに分わけ合あった 痛いたみ 歓よろこび 大事だいじに
この両手りょうていっぱいに抱だいて わたしは 今いま 旅立たびだつ

命いのちが繰くり返かえすのなら どんな小ちいさな証あかしも
わたしが見みつけてみせるの 運命うんめいを信しんじてる

はぐれたふたつの命いのちは 今日きょうも再会さいかいを願ねがって
この広ひろい空そらに 瞬まばたき 煌きらめく 星座せいざとなる