雨は憶えているでしょう 歌詞 畠山美由紀 ふりがな付

突然とつぜんに降ふり出だした雨あめに驚おどろき
目めをあけた猫ねこと顔かおを見合みあわせ 窓辺まどべに近寄ちかよれば
降ふり注そそぐ 天空てんくうの絹糸きぬいとよ 幾千いくせんもの
あの人ひとの優やさしい 眼差まなざしのように あたりをひたしていく
あなたの声こえがすれば 心こころは雨あめにも踊おどる
やがて光ひかりがさしたわ こんなに暗くらい部屋へやにも

風かぜが吹ふき時ときが経たち皺しわくちゃになって
私わたしもいつかさよならをする日ひがくるの
それでも変かわらず 世界せかいは回まわり こんなふうに雨あめが降ふるでしょう
あの人ひとに伝つたえて もしもまた降ふる雨あめが私わたしだったら
その時ときもまだきっと その雨あめは憶おぼえているでしょう
あなたを愛あいしたことと こんなに幸しあわせだったこと

あなたの声こえがすれば 心こころは雨あめにも踊おどる
やがて光ひかりがさしたわ こんなに暗くらい部屋へやにも