ねえ、なぜあなたは
側そばにいて夢ゆめを見みるの
その問といに答こたえてくれぬまま
木々きぎは芽吹めぶき始はじめ
豊ゆたかな色いろが弾はずむ
しぼりたてのこの街まちに
まるで何なにも思おもわないかのように
遠とおくを見みつめている
若わかさを忘わすれたような
振ふる舞まいに目めをそらす
あなたが隣となりで
笑わらう顔かおを見みつめていると
気きづかぬ間あいだに経たった時間じかんを取とり戻もどすみたい
たとえばあなたが此処ここを去さっても私わたしは
きっと
いつまでもあなたを忘わすれずに思おもうでしょう
もう一度いちどだけで良よいから
その声こえを聞きかせてよ
色濃いろこくなり始はじめた
季節きせつなのに逆さからうかのように
色いろめく私わたしは静しずけさに研とぎ澄すますの
それでもあなたが此処ここを去さっても私わたしは
きっと
いつまでもあなたを忘わすれずに思おもうでしょう
ねえnee、なぜあなたはnazeanataha
側sobaにいてniite夢yumeをwo見miるのruno
そのsono問toいにini答kotaえてくれぬままetekurenumama
木々kigiはha芽吹mebuきki始hajiめme
豊yutaかなkana色iroがga弾hazuむmu
しぼりたてのこのshiboritatenokono街machiにni
まるでmarude何naniもmo思omoわないかのようにwanaikanoyouni
遠tooくをkuwo見miつめているtsumeteiru
若wakaさをsawo忘wasuれたようなretayouna
振fuるru舞maいにini目meをそらすwosorasu
あなたがanataga隣tonariでde
笑waraうu顔kaoをwo見miつめているとtsumeteiruto
気kiづかぬdukanu間aidaにni経taったtta時間jikanをwo取toりri戻modoすみたいsumitai
たとえばあなたがtatoebaanataga此処kokoをwo去saってもttemo私watashiはha
きっとkitto
いつまでもあなたをitsumademoanatawo忘wasuれずにrezuni思omoうでしょうudesyou
もうmou一度ichidoだけでdakede良yoいからikara
そのsono声koeをwo聞kiかせてよkaseteyo
色濃irokoくなりkunari始hajiめたmeta
季節kisetsuなのにnanoni逆sakaらうかのようにraukanoyouni
色iroめくmeku私watashiはha静shizuけさにkesani研toぎgi澄suますのmasuno
それでもあなたがsoredemoanataga此処kokoをwo去saってもttemo私watashiはha
きっとkitto
いつまでもあなたをitsumademoanatawo忘wasuれずにrezuni思omoうでしょうudesyou