ひとり眠ねむる 長ながい夜よるを 幾いくつ数かぞえたかしら
電話でんわもなく 手紙てがみもなく 在あるのは私わたしだけ
出逢であった頃ころは はしゃぐだけで 無邪気むじゃきなまま 素顔すがおの恋こいでした
あなたのシャツがスーツに変かわり時ときが経たつのを知しった
目めを覚さましたの 眩暈めまいのような 物憂ものうげな陽射ひざしで
あの日ひのあのままには もう戻もどれないと 涙なみだする
愛あいし過すぎた 日々ひびもあった 何なにもみえなかった
溜息ためいきだけ 頬杖ほおづえだけ 覚おぼえてしまったわ
恋こいに堕おちたら 何なにを望のぞむの? 哀かなしみはイヤ 過去かこは捨すてきれない
私わたしの時計とけい 壊こわれたままで ひとりじゃ治なおせない
明日あしたがあれば 微笑ほほえみながら 手てを振ふって生いきるのに
今日きょうにもしはぐれても 枕まくらを涙なみだで濡ぬらさないで
夢ゆめを信しんじていた 少女しょうじょの胸むねを抱だきしめて
その日ひが来くれば ファーストキスのように 撃うたれて気きづくものよ
私わたしらしさを持もち続つづければ 前まえを向むいて歩あるける
時ときの彼方かなたで遇あう 名前なまえも知しらない恋人こいびとに
ひとりhitori眠nemuるru 長nagaいi夜yoruをwo 幾ikuつtsu数kazoえたかしらetakashira
電話denwaもなくmonaku 手紙tegamiもなくmonaku 在aるのはrunoha私watashiだけdake
出逢deaったtta頃koroはha はしゃぐだけでhasyagudakede 無邪気mujakiなままnamama 素顔sugaoのno恋koiでしたdeshita
あなたのanatanoシャツsyatsuがgaスsuーツtsuにni変kaわりwari時tokiがga経taつのをtsunowo知shiったtta
目meをwo覚saましたのmashitano 眩暈memaiのようなnoyouna 物憂monouげなgena陽射hizaしでshide
あのano日hiのあのままにはnoanomamaniha もうmou戻modoれないとrenaito 涙namidaするsuru
愛aiしshi過suぎたgita 日々hibiもあったmoatta 何naniもみえなかったmomienakatta
溜息tameikiだけdake 頬杖hoodueだけdake 覚oboえてしまったわeteshimattawa
恋koiにni堕oちたらchitara 何naniをwo望nozoむのmuno? 哀kanaしみはshimihaイヤiya 過去kakoはha捨suてきれないtekirenai
私watashiのno時計tokei 壊kowaれたままでretamamade ひとりじゃhitorija治naoせないsenai
明日ashitaがあればgaareba 微笑hohoeみながらminagara 手teをwo振fuってtte生iきるのにkirunoni
今日kyouにもしはぐれてもnimoshihaguretemo 枕makuraをwo涙namidaでde濡nuらさないでrasanaide
夢yumeをwo信shinじていたjiteita 少女syoujoのno胸muneをwo抱daきしめてkishimete
そのsono日hiがga来kuればreba ファfaーストキスsutokisuのようにnoyouni 撃uたれてtarete気kiづくものよdukumonoyo
私watashiらしさをrashisawo持moちchi続tsuduければkereba 前maeをwo向muいてite歩aruけるkeru
時tokiのno彼方kanataでde遇aうu 名前namaeもmo知shiらないranai恋人koibitoにni