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こじらせ系ロックバンド メトロノームがカナダでライブ!ゴリゴリロックでフルスロットル!!


ゴリゴリのロックを響かせ大盛況!!

独特のポップなピコりとゴリゴリの生音が融合したロックサウンドと、歌詞の随所にハイパーこじらせ感を魅せるロックバンド、メトロノームが、初の海外でのライブをカナダで行った。さらにメンバーが日本に帰国してわずか翌々日開催のワンマンライブもフルスロットルで駆け抜け、SOLD OUT大盛況の中終了した。

カナダ最大級のアニメフェスティバル『Anime North 2017』に招待されたメトロノームは、土地や言葉の違いを超越して、日本でのライブをそのままカナダのファンに届けた。
既になじみつつあるインストゥルメンタル曲「CONTINUE」でメトロノームのメンバーが登場する度に歓声が沸き、すでに十分あたたまったオーディエンスに向けて、VOICECODER(ボーカル)シャラクが「メトロノームだ!」の叫びをきっかけに会場は沸点へ。

メトロノーム再起動後初のシングル「解離性同一人物」でスタート。「空想ヒーロー」でヘビーなサウンドを聴かせたのち、TALBO-2(ベース)のリウが、「What’s UP? CANADA! Yeah!」と英語であいさつ。クラップ指導にすぐ順応したファンとともにキッチュな自虐的なナンバー「豆腐メンタル」へと。

そのほか『CONTINUE』の収録曲を中心に、キュートな曲からがっつりへヴィに聴かせる楽曲を次々にドロップ。「MATSURI」ではTALBO-1(ギター)のフクスケの「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らりゃな損損!」の掛け声に即座にコール・アンド・レスポンスするカナダのファンに、メトロノーム全員がテンションマックスの演奏でさらに応じる。メトロノームのライブの鉄板曲「φD-SANSKRIT」でも、シャラクのちょっとたどたどしい「サークル!」の声で、サビではメンバーもファンたちも一緒に回り、国境を越えた一体感が会場に広がった。

熱烈なアンコールにこたえ、最後は『CONTINUE』からリード曲「強くてNEW GAME」で締め、これからの海外でのメトロノームも楽しみになるライブは終了した。ライブ後のサイン会にも長蛇の列が並び、メトロノームの面々は言葉以上のカナダのファンとのコミュニケーションを楽しんだ。

「強くてNEW GAME」MV YouTube ver.

(最新アルバム『CONTINUE』より)

メンバーが帰国したわずか2日後に、リウの生誕祭ワンマンライブ、『りうたん』が渋谷TSUTAYA O-WESTで開催。あっという間にSOLD OUTとなった今ライブは、カナダ遠征の疲れを微塵にも見せず、なんならフクスケに至っては前日に別のライブも行っていたにも関わらず、全力でライブを駆け抜けた。

先にも述べたがチケット瞬殺の今回のライブ。メンバーのリウの誕生日を祝うムードが満ちた会場に、一曲目から時を2002年へグッと遡って、「セルフコントロール」で会場を熱くした後は、さらに時を遡って「スターマン」、さらに「デスチョコレイツ」とマニアックな選曲にファンが大いに沸いた。

MCでシャラクが「リウさまー!」と叫ぶと、ファンから熱い「リウさま」コールが。「仙台が生んだ最後の天使、その名も?」とシャラクが問うと、会場からまたしてもさらに熱さを増した「リウさまー!!」のレスポンス。

完全にお祝いモードな中、「次の曲は誕生日に相応しくない曲です・・・。」のシャラクの言葉の後、披露したのは「世界はみんな僕の敵」。爆笑が起こるがすぐにメトロノームのサウンドに飲まれて一体感が広がる会場。

最新アルバム『CONTINUE』収録のリウ作詞作曲の「東京ロマンチカ」ではリウの覆いかぶさるようなスタイルの弾き方からは想像のつかない繊細なピアノの音にシャラクのビブラートが映える。そのあとカナダの入国審査で英語がわからずに、一通り書類を持っていたことと、相手があきらめることで切り抜けたエピソードを語るシャラク。

「MATSURI」ではフクスケが「カナダで演ったときの煽りは、『Say! MATSURI!』って、『Do you know BON DANCE?』って盛り上げてきたんだぜ!」とこちらもカナダエピソードを盛り込んで、BON DANCE(盆踊り)がDNAに染みついた(?)会場は大盛り上がり。

「PSYCHO-ENEMY」では、フクスケとリウのTALBOのユニゾンが最高の一体感を生む。
「絶望さん」で興奮のるつぼと化した会場はこれで終われるわけはない。

アンコールの呼び込みで登場したのはリウ。リウも、ここでしかしゃべるところないから、とカナダでのエピソードとして、「ライブ、MC、英語」と調べて出てきた「Here we go!」の言い方の声が高すぎるとマリオカートみたいになっちゃうと出てきたことを話しながら、今まで誰も聞いたことのないリウの高い声の「Here we go!」に会場は大爆笑。

その後、8/25に予定されているメトロノーム19周年記念ライブにて3曲入りで無料配布されるリアレンジCDの中から、特別にその中の1曲「RE-SET」をドロップ。ファンからは驚愕と喜びの歓声が気持ちいい空間が広がった。

さらに再起動後のシングル、アルバムリード曲で、どちらもリウ作曲の「解離性同一人物」や「強くてNEW GAME」などをたっぷりファンに贈り、祭りの夜は熱いまま終わりを迎えた。

解離性同一人物MV YouTube ver.



『りうたん』前日の5月31日は、メトロノームにとっても、ファンにとっても忘れられない日。8年前にC.C.Lemonホールでのワンマンライブを最後にメトロノームが活動を休止した日であり、1年前に再起動(活動再開)を発表した日でもある。

涙は悲しみを含んだものから、嬉しさが詰まったものにしっかりと上書きされた。メトロノームならではのゲーム的な表現で、「Please Push Pause」(活動休止ライブ)から「Please Push Play」(再起動ライブ)へ、そして「CONTINUE」(再起動後初のアルバムタイトル)へと。

さらに8月25日には赤坂BLITZにてメトロノーム結成19周年記念ワンマンライブを、誕生日の近いVOICECODER(ボーカル)のシャラクの生誕祭も兼ねて『しゃーたん&めとたん』と題し、開催される。

メトロノームとファンの思い出は、どんどん嬉しい思い出に上書きされ、これからもっと楽しい思い出が増えていくだろう。どんな未来が待っているのか、まだ誰も知らないメトロノームという壮大なゲームの行く先を共に見たくなる。ファンに改めてそう思わせる濃厚な数日間となった。


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