公開日:2017年6月13日
2006年11月にシングル『シンクロ』でデビューしたシンガーソングライター、秦 基博。繊細さと力強さを併せ持つ歌声で幅広い層から支持され、『アイ』『ひまわりの約束』など多くのヒット曲を生み出してきた。2016年11月に10周年を迎え、アニバーサリーイヤーの真っ最中。その活動の一環として、5月4日(木)に神奈川・横浜スタジアムで「HATA MOTOHIRO 10th Anniversary LIVE AT YOKOHAMA STADIUM」を開催した。秦によって初めてのスタジアムでのワンマンライブとなるこの公演は2部構成で、第一部は「All Stars Pieces」と銘打たれたバンド編成で、そして第二部は「GREEN MIND」と銘打たれたアコースティックスタイルでのライブとなっている。
17時となり第一部がスタート。ウグイス嬢の紹介アナウンスに従ってバンドメンバーのあらきゆうこ(ドラム)、鈴木正人(ベース)、弓木英梨乃(ギター)、皆川真人(キーボード)が横浜DeNAベイスターズとコラボしたベースボールシャツを着てステージに登場。そして最後に同じくユニフォーム姿の秦が姿を現し、『今日もきっと』でライブがスタートした。『キミ、メグル、ボク』の時にサイン入りTシャツやサイン入りボールをバズーカとガトリングガンを使って客席に投げ込むというファンにとって嬉しいサービスも見られた。ドラマ主題歌に起用されシングル化された『Girl』などを歌った後、皆川のピアノの伴奏だけで『水彩の月』を、そこに弓木のギターを加えて『プール』を、さらには秦と鈴木とあらきという組み合わせで『青』を演奏した。後半はダブルカルテット編成のストリングス隊をウグイス嬢のアナウンスで呼び込み、『Halation』や『花咲きポプラ』などを披露。『スミレ』では、ベイスターズの公式キャラクター・DB.スターマン&DB.キララが登場し、秦がリリーフカーで場内を一周しながら振り付けのレッスンも行った。ラストの『水無月』まで、野球場という場所ならではの演出も随所に取り入れた第一部が終了。
そして第二部は、秦が一人でステージに現れ、アコギの弾き語りスタイルによる『アイ』でスタート。その後、『シンクロ』をボサノヴァバージョンで聴かせたり、ループマシンを使って厚みのあるサウンドを聴かせるなど、創意工夫を凝らしてそれぞれの楽曲の世界観を描いていく。第一部の頃はまだ空が明るかったが、第二部で陽が沈むと、ステージ後方にあたる観客のいない外野席をスクリーンがわりにしたプロジェクションマッピングが登場。『Dear Mr.Tomorrow』や『グッバイ・アイザック』などの楽曲を効果的に演出した。終盤、「この10年間たくさんの曲を作り、たくさんの歌を歌ってきました。その中でも一番多くの人たちに歌ってもらったと思う曲『ひまわりの約束』を一緒に歌ってほしい」と言って、2万5千人と大合唱。その余韻を感じながら『鱗(うろこ)』で第二部が終了した。そしてアンコールでは「スタジアムで歌いたかった」という『月に向かって打て』を歌い、最後は10周年を象徴する1曲『70億のピース』で締めくくった。この曲では、観客がスマホのライトをかざし、客席に光の波が現れるという美しい光景が見られた。
この日の公演の模様が6月25日(日)夜7時30分からWOWOWで放送されることが決定。エンターテイメント性の高い第一部、弾き語りスタイルを軸にじっくり聴かせた第二部。それぞれ違った雰囲気が味わえて、ヒット曲も盛りだくさん、今の彼の音楽を余すことなく詰め込んだスペシャルなステージは必見だ。
■■■WOWOW番組情報■■■
「秦 基博 10th Anniversary LIVE AT 横浜スタジアム」
6月25日(日)夜7:30 [WOWOWライブ]
収録日/場所:2017年5月4日/神奈川 横浜スタジアム
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