イナ戦が野音に!!
今年結成20周年を迎え、47都道府県58公演ロングツアー中のTHEイナズマ戦隊が、来年5月26日(土)に初となる東京日比谷野外音楽堂のワンマンライヴをツアーの東京公演、渋谷La.mamaのステージ発表した。日比谷野外音楽堂は年間70日前後しか公演ができないうえ、その全てが抽選で決まるという「狭き門」の代表として武道館と並びバンドマンの夢のステージである。
イナ戦は3年前の2014年に長崎稲佐山野外ステージで迎えた17(イナ)周年以降、日比谷野音でのワンマンを目標に掲げファンと一緒に目指してきたが、昨年までの抽選はメンバー自ら稼働するも全て外れるという、相変わらずのズッコケぶりを見せてくれていた。
バンドはこの5月から「何とか抽選に当選したい!」という気持を込め「Road to 日比谷野音」をモットーに初の47都道府県ツアーと「What is 日比谷野音」というトークツアーを平行で行っている。
ここまで前のめりな姿もイナ戦らしく、何だか良く分からないが、とにかく野音に対する熱量は伝わってくるので、今回の朗報を聞いたメンバーの気持ちを考えると感慨深いものがある。
小学校の幼馴染から始まりバンドを結成して20年、今メンバー全員が40歳を目前に控えている。
誰もが知ってるヒット曲があるわけでもなく、ビッグフェスの常連でもなく、何とか泥まみれになりながらも必死で活動を続けてきたTHEイナズマ戦隊。
もしかしたら今回の野音は、そんな彼らにとって初めての大舞台なのかもしれない。そんなズッコケバンドのフロントマン上中丈弥からコメントが届いている。
上中丈弥からコメント
この20年間、思い返せばしくじってきた事ばかりのTHEイナズマ戦隊ですがそれでも腹を地面に擦りながら飛び続けてきた自負があります。そんな僕らにも遂に、野音のステージに立てるビッグチャンスが巡ってきました。変わらないメンバーと、あの日あのままの「応援歌」を声高らかに叫びたいと思ってます。来年5月26日、野音のステージでお待ちしてます。と言っても47都道府県58公演という全県ツアー中でして、こちらにも遊びに来てください。
THEイナズマ戦隊 上中丈弥