期待高まる8作目「Fin」
京都在住の3ピース・ロック・バンド10-FEETが、自身8作目となるオリジナル・アルバム「Fin」(フィン)を11月1日(水)にリリースすることを発表した。2012年にリリースした前作から実に約5年ぶりのオリジナル・アルバムとなる。奇しくも2012年はロンドン・オリンピックが開催された年で、4年ごとに開催されるオリンピックをも超えるロング・タームでのリリースとなった。10-FEETは昨年7月に、やはり約5年ぶりとなるシングル「アンテナラスト」(オリコン・ランキング初登場5位)をリリース、その後、2017年2月に「ヒトリセカイXヒトリズム」(同4位)、同年7月に「太陽の月」(同4位)と、それまでのブランクの鬱憤を晴らすかのようにシングルを立て続けにリリースしてきており、ファンのあいだでは“そろそろ、いよいよ、アルバムが来るのでは?”との憶測が飛び交っていた。
また、これまでは2枚のシングル・リリース後にアルバム・リリースというのが10-FEETの通常の流れではあったが、今回はアルバム・リリース前に3枚のシングルをリリースしていり、メンバー自身、まわりのアーティスト仲間から「最近の10-FEET、どうした?」と言われている状況だとのこと(笑)なお、アルバムには3形態が用意されており、CDのみの通常盤のほか、DVDが付属する初回生産限定盤と、さらにスペシャル・グッズが付属する完全生産限定盤が販売される。
10-FEETは、先月7/7、8、9には、今年10周年を迎えた、地元・京都で主催する野外フェス「京都大作戦2017 ~心の10電!10執念!10横無尽にはしゃぎな祭!~」を開催、三日間でのべ合計約6万人を動員、最終日は雷雨の影響で約2時間中断し、一時はそのまま中止となる恐れもあったが、わずか1時間のあいだにマキシマム ザ ホルモンからROTTENGRAFFTY、そして10-FEETへとバトンを繋ぐという奇跡のリレーを果たし、三日間の作戦をなんとか完遂させたことも記憶に新しいところ。
バンドは今年結成20周年を迎えるが、夏フェスでは鉄板の盛り上げ役を任され続け、オリコン・ランキングも自己最高位を獲得するなど、今なおピークを更新し続けている。
この勢いでリリースされるアルバムがどれほど充実した内容になっているのか、また、現時点ではまだ発表されていないが、10-FEETといえばアルバム・リリース後は怒濤のロング・ツアーを行なってきたので、ツアーの発表とともに期待が高まるばかりだ!