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JONTE、デビュー10周年ライブにCHEMISTRYの川畑要も登場!


JONTE、デビュー10周年ライブ開催

8月22日に歌手デビュー10周年を迎えるJONTEが、10周年に先駆け8月17日〜21日の間“5日間7公演”を行なう をセルリアンタワー内にあるJZ Bratで開催した。これまでにリリースした楽曲のすべてを披露するという彼自身にとっても初の試み。8月19日は、ゲストとしてCHEMISTRYの川畑要も登場し、スペシャルなライヴとなった。

会場はディナーが楽しめるおしゃれなラウンジ。ステージでバンドによる生演奏が始まると、客席後方から、『Trick Star』を歌いながらJONTEが登場。楽曲に合わせ、妖艶な色気を放ちながらファンの間を抜けステージへ。続く『GO』では、フェイクまじりの澄んだ歌声とロングトーンでオーディエンスを魅了していく。

ライヴは、バンドの生演奏で構成。毎日変わるというイメージカラーについてのMC中、バンドメンバー全員が靴下を、この日のカラーである“青”に統一しているという事実も発覚し、その茶目っ気に笑いがこぼれる。青は“柔らかくて優しい色”の印象があるというトーク後、『eternally』『軌跡』、そしてデビュー曲『ゆれる』のバラード3曲を、心地よく青い世界で満たした。

スペシャルゲストとしてCHEMISTRYの川畑要が登場

その後は、アルバム『Reboot』でもコラボしているCHEMISTRYの川畑要がスペシャルゲストとして登場。ステージにあがった川畑に冒頭から『ステキ、大好き、尊敬してる、付いていく』と絶賛の声を贈るJONTEに、『いくつ褒め言葉をくれるの?』と照れ笑いで返す川畑。舞台での共演をきっかけに、今では旅行に行くほどの仲だという2人の息はぴったりだ。
 JONTEにとっては、歌手を始めたキッカケでもあるという憧れの存在。最近では、公私ともに仲がいいということで、川畑からの『JOTNEは酔ってくるとハグが強くて、どこまで締めるの!?ってなる(笑)』という暴露に、『話していると嬉しくて嬉しくて思わず力が強くなっちゃう』と少年のような笑顔で話すJONTE。『そうなっちゃうくらい好き過ぎる人いません?』の問いに対する川畑の『いや、好きでも握りつぶす人います?』の応酬に会場は笑いに包まれた。さらに最近、川畑がジムで鍛えているのは、JONTEからの“ハグ防御のため”なんていうジョークまで飛び出した(笑)。



川畑から改めて『10周年おめでとう』の言葉が贈られ、アルバム『Reboot』に収録されたコラボ曲『Two Ways feat.KANAME KAWABATA』と、川畑が楽曲提供した『The Truth of Love』(最新アルバム『Delight』収録)の2曲を披露。JONTEのクリアな高音と、川畑の心地よい低音が重なったかと思えば、後半はさらに歌声に熱が帯び、お互いの存在を声で響かせ合う。交互に降り注ぐように混ざり合う歌は、いつの間にか1つのメロディーとして溶け合った。
 凄まじい歌の魅力と、笑いのたえないMCとの“ギャップ”という魅力を残し、川畑がステージを去った後は、深く深く自分の内側をさらけ出すようなバラード2曲『Treasure』『Still』と、心地いいアップテンポ曲『Driving』、ファンからも歓声があがった大切な曲『Dear…』を披露し本編は終了。

アンコールでは、青いTシャツに着替えたJONTEと、予定にはなかった川畑もサプライズ登場。2人が共演した舞台『愛の唄を歌おう』で披露された、槇原敬之(作詞・作曲)の『君への愛の唄』をコラボしライヴは終了した。
 
デビュー当時、初めて取材で出会った彼はとても礼儀正しく、感情を自分の中に押し溜めているような印象があった。けれど今、ステージで歌うJONTEからは、10年分の経験、出会い、そしてファンへの感謝など、様々な感情が溢れていた。オーディエンスを含め、それぞれが“JONTEの歌”と過ごした10年を経て迎える8月22日の。これからのアーティストJONTEの輝きに、さらなる期待が高まる。

Text:原 千夏
photo:J SHOW IN

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