コドモドラゴン、豊洲PITでツアーファイナル
最新シングル『毒虫』を手に、ひと夏かけて行った全国ワンマンツアー「毒虫強襲」も、9月2日(土)に行った豊洲PIT公演でファイナルを迎えた。今回は、コドモドラゴン史上最大キャパへの挑戦となった。ソールドアウトには至らなかったとはいえ、圧倒的なパワー感を持って、終始観客たちを熱狂の虜にしていた。今のコドモドラゴンの勢いとライブに於ける説得力は強烈だ。ライブに触れた人たちがリピーターとなり何度でも足を運べば、噂を聞きつけ足を運んだ人たちがライブへ魅了され、同じくリピーターとなり、着実に支持の輪を広げている。その理由も、彼らのライブを観れば誰もが納得するはずだ。2時間のライブを気がついたら無我夢中で彼らと一緒に駆け抜けていたように、この日もあっという間に終わりを迎えていた。
ライブで新発表!
コドモドラゴンは、ライブを通し、二つ新たな発表を行った。一つ目が、11月15日(水)に通算12枚目となるシングル『DIRTY×DIRTY』を4-TYPE発売すること。今回の衣装はDIRTYに掛け、囚人服スタイル。楽曲と衣装がどうシンクロしているのかも楽しみだ。
二つ目が、『DIRTY×DIRTY』を手に通算11回目となる全国ツアー「コドモドラゴン 11th Oneman Tour Dirtful World.」の開催だ。ファイナル公演は、1月13日(土)にZepp Diver CityTokyoで開催。コドモドラゴンにとっては、約1年ぶりのZepp Diver City Tokyoでの公演。
前回はソールドアウトには若干届かなかったが、中野サンプラザ/豊洲PITとワンマン公演を重ねた今の勢いを考えたら、今回は即完も夢ではない!?
活動7年目にして、今、最も勢いづいているコドモドラゴン。ヤバい連中を探している方は、まず彼らのライブに触れて欲しい。夢中になる人たちが増殖している理由がわかるはずだ。きっとあなたも、一緒に足を運んだ隣の友達と化粧崩れした笑顔で「ヤバくない!?」と会話をしているだろう。
最期に、コドモドラゴンは11月16日(木)に全国ワンマンツアー「Dirtful World.」の前哨戦も兼ね、7周年記念ライブを赤坂BLITZで行う。「コドモの日-ジャージ限定LIVE-」と題しているように、この日はジャージ姿で会場に足を運んで欲しい。もちろん、舞台上のメンバーたちもジャージ姿。赤坂の街中をジャージ姿の人たちが埋めつくすのも、なかなか異様な光景になりそうで楽しみだ。
PHOTO:田辺桂子
TEXT:長澤智典