サカナクションのワンマンが番組に!?
9月30日、10月1日に幕張メッセ国際展示場ホール9-11で行われるサカナクションのワンマンライブ「sakanaction SAKANAQUARIUM2017 10th ANNIVERSARY Arena Session 6.1ch Sound Around」をNHKが8K映像22.2ch立体音響で収録し、番組にすることが発表されました(放送日時未定)。この公演は2013年アルバム『sakanaction』のリリースツアーでのアリーナ公演にて世界初の試みとして導入した「6.1サラウンドシステム」を再び導入するもので、ライブエンターテイメントシーンにおいて最も画期的なサウンド体験ができる注目のライブ。
前回に続き、最先端のエンタテインメント体験を実現する技術を提供し続け、グローバルに高く評価されているドルビーラボラトリーズの特別協力のもと開催に至っております。
この最高水準の音楽体験を最先端のデジタルメディア技術によって収録するというコンセプトのもとNHKによる8K映像22.2ch立体音響での制作が決定しました。2万人以上のオーディエンスが参加する大規模なロック・コンサートを8K22.2chでライブ収録し、番組にするのは世界初の試みとなります。
過去にもNHKエンタープライズ、NHKメディアテクノロジーが手掛けた最新鋭のデジタルメディア技術・8K3D映像&22.2ch立体音響を駆使した、世界初の8K:VR作品「Aoi −碧− サカナクション」が大きな話題を呼びました。今回も大きな反響を呼ぶことは必至です。
収録に当たりプロデューサーを務めるNHK原田秀樹は「演出・音響・照明など細部にこだわったサカナクションならではのコンサートの世界観を、8K映像/22.2ch音響という環境でコンテンツ化する今回のプロジェクト。他のアーティストにさきがけて、ライブ番組のまったく新しい可能性を切り拓いていただきます!」と述べています。
また、サカナクションの山口一郎も「リスナーの皆さんに新しい音楽体験をして頂きたいという思いで始まった6.1chサラウンドライブ。今回、このライブを最高水準の映像と音響で収録し、リスナーに追体験できる環境をくださったNHKのスタッフの皆さんに感謝いたします。」とコメントしています。
残念ながらチケットは両日ソールドアウト。8Kでの放送は2017年12月以降に行われる予定ですので、ご注目ください。
なお現在8K番組はスーパーハイビジョン試験放送で、全国のNHKに設置された専用受信機などでお楽しみいただけます。試験放送についてはホームページをご覧下さい。
■8K放送について
8Kスーパーハイビジョンの映像は、現在放送されているハイビジョンの16倍にあたる3300万画素の超高精細映像です。
また、22.2マルチチャンネルの音響はこれまでにない立体的で迫力のある臨場感を体験できます。
http://www.nhk.or.jp/8k/#