待望のツアーがスタート、そして配信シングルはなんと5曲入り!
10月14日(土)下北沢ガレージ。傑作アルバム『溜息の断面図』を引っ提げてのツアーがスタート。このツアーはまずハルカトミユキの2人だけで全国を回ってから、年明けに東名阪+横浜にてバンドで行うスタイルになっており、この日はその2人だけの追加公演として発表され即完売した初日でもあり「TRY OUT」とサブタイトルに名付けられた公演。アルバム曲から、思わずコアファンもうなる初期の楽曲まで、シンプルに2人の演奏だけで繰り広げられるパフォーマンスで緩さ一切無しの緊張感漲るものだった。
また、ライブでも披露された11月3日から配信する映画『ゆらり』の為に書下ろしたシングル「手紙」の概要が発表された。同時に、更に4曲の計5曲が同時配信される。
表題「手紙」は既に発表済みのシンプルで美しいバラード。歌詞は、若かりし時の自意識過剰による後悔と今は亡き親愛なる人への郷愁を綴ったもの。2曲目は今年9月2日にライブで久しぶりに披露された、結成した最初に作った曲「夏のうた」のその日のライブバージョン。会場の日比谷野音の野外ならではの様々な音がSEとして機能した奇跡的なバージョン。
この曲は、結成当時に『demo』盤としてライブハウスで無料配布したまま流通してないのでこのバージョンが初の流通音源となる。3曲目も今年、2月25日の赤坂ブリッツでの「夜明けの月」のライブバージョン。この公演では、この曲の前にVo.ハルカによるMCと呼ぶにはあまりにも感動的な「前フリ」があったのだが、このバージョンにはその部分も収録したものとなっている。
残り2曲は一昨年(2015年)、YOUTUBE上だけで発表されたままとなっていたカバー音源を初めて商品化。
4曲目はVo.ハルカのル-ツの一つでもある70年代フォークの名曲「流星」(オリジナル:吉田拓郎)、5曲目は発表当時に選曲の意外性と抜群の愛称の良さが話題となった「Story of my life」(オリジナル:ONE DIRECTION)。という充実の内容となっている。
「流星」
「Story of my life」
ハルカトミユキ『終わりの始まり』
『ニュートンの林檎(2016.09.24 日比谷野外大音楽堂LIVE ver.)』