歌手・松川未樹、「デビュー10周年記念感謝祭」とは?!
歌手・松川未樹が、10月29日に東京・東京プリンスホテル「鳳凰の間」にて、ファンや業界関係者500名を招いた「デビュー10周年記念感謝祭」を開催した。松川が白とピンクのドレス姿で登場した松川は、デビュー曲「おんな浜唄」でステージをスタート。
「ありがとうございます。まずはデビュー曲の「おんな浜唄」から歌わせていただきました。改めまして、こんにちは。日本コロムビアの松川未樹です。松川未樹のデビュー10周年記念感謝祭、この東京プリンスホテルの鳳凰の間ということで、実はデビューの2007年7月18日の1週間前にデビューコンベンションと言うことで、やはりこちらの東京プリンスホテルで大勢の皆さんにお集まりいただいてやらせていただきました。あの時は緊張していて、裸足で「おんな浜唄」を歌わせていただいたことを覚えています。今日は全国各地から大勢の皆様にお越しいただいて、皆様一人ひとり、デビューから10年間、本当に幸せな出会いをさせていただいているなと感謝の気持ちでいっぱいです。今日は精一杯歌います。日頃の感謝の気持ちを受け取ってください。」と挨拶した。
続けて「作詩の岡田冨美子先生が日本作詩大賞で優秀作品賞を受賞させていただいた楽曲です。」と語って「冬晩歌」を歌唱。
松川が「初めて弦哲也先生に書いていただいた」と言う楽曲「冬かもめ」を続けると、「私の出身地、埼玉は海がないので、海への憧れが強いんです。ここからは海の歌をいくつか歌いたいと思います。」と語り「津軽海峡冬景色」、「北の宿から」や「なみだの桟橋」など、先輩方のカバー曲を披露した。
さらに「18歳のときに岡千秋先生に出会い、発声の練習はしっかりしたほうがいいと、新井利昌先生をご紹介いただきました。新井先生に発声を習い始めて、発声ばかり3年やりました。3年経った時に『お前も一曲やってみるか』と言って練習曲として渡されたのがこの曲でした。とても嬉しかった。」と明かし「岸壁の母」を熱唱。
特別ゲストのアイヌの踊りを挟むと、アイヌの衣装で「イヨマンテの夜」を歌って前半のステージを終了した。
後半はエメラルドグリーンのスカート姿で「哀の海峡」でスタートさせる。
「松川未樹の曲は切ない歌が多いんです。松川未樹の曲の中で唯一の元気のいい曲です。」と披露した「おんなの祭り」の後は、ミニスカートに白ブーツ姿で客席を回りながら「河内おとこ節」、「麦畑」で盛り上げた。
最後は最新曲の黄色のドレスに着換えると、デビュー10周年記念曲第2弾「凛と立つ」、デビュー5周年記念曲「帰望」と続け、「デビューしてから10年、あっという間に過ぎたような気もする。日記を見ると、いろんな経験をしたと思う。歌手としてはまだ10年なんですが、いろんなことを勉強しながら、先輩方の背中を見ながら、歌手として、人間として、いろんなことを吸収して成長できればいいなと思っております。10周年でまたこうして素敵な皆様と10周年の感謝祭を開催させていただいたことは本当に幸せなことだと思います。またさらに5年10年重ねていけるように一生懸命頑張りますので、どうぞ、今後ともよろしくお願いいたします。」と挨拶。
デビュー10周年記念曲第1「もらい泣き」で本編を締め、アンコール含む全26曲で感謝祭のステージを締めた。