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LOVEBITES ロンドンの名門ライヴハウスで初の海外公演!地元ファンやメディア、ミュージシャンが駆けつけた熱狂の夜


LOVEBITES 「RE-AWAKENING FROM ABYSS LIVE 2018」発表

11月27日、日本人女性5人組メタル・バンドLOVEBITESが、イギリスはロンドン・カムデンにある名門ライヴハウス「THE UNDERWORLD」にて、初の海外公演を行なった。イギリスは、今年10月リリースの1stアルバム『アウェイクニング・フロム・アビス』が、海外の大物メタル・バンドたちの名盤がひしめき合うiTunesメタル・チャートでトップ10入りするなど、日本以外で最初にLOVEBITESを認めた国。それだけに、熱い夜となった。

オープニング・アクトともう1組のアーティストのパフォーマンスが終わり、その日のヘッドライナーを務めた彼女たち。夜9時、アルバムのオープニングを飾る「ジ・アウェイクニング」が会場に流れる中、各メンバーがステージ上に登場。オーディエンスの大きな歓声に急かされるかのようにバンド・インし、スラッシュ・メタルの要素を多分に孕んだ「ザ・ハマー・オブ・ラス」が始まる。間髪入れずにプレイされた「ウォーニング・ショット」では、その熱を引き継ぐ。



ヴォーカリストasamiのMCでは、「We’re LOVEBITES!! We play heavy metal!!」という、イギリス出身の伝説的ロックンロール・バンド、モーターヘッドの必殺の口上のオマージュで会場を盛り上げ、アルバムのリード・トラック「シャドウメイカー」をプレイ。ミュージック・ビデオにもなっているこの曲で、さらにオーディエンスのボルテージは上昇。midoriとmi-yaによる約2分にも及ぶツイン・ギター・バトルでは、感嘆の表情を浮かべるファンも。ベーシストのmihoは激しいヘッドバンギングで終始オーディエンスを煽り、海外ドラマーとの体格差はまるで“大人と子供”なharunaも、その小さな身体からのタイトなドラミングでサウンドを支えた。

メンバー紹介のパートでは、「生まれつきのメタルヘッドよ」や、「クレイジーな速弾きギタリスト」、「彼女、ラーメンが大好きなの」といった各メンバーのキャラクターにも英語で触れ、初めてLOVEBITESのライヴを観るロンドンのファンを喜ばせる。

本編はアルバムの完全再現。ラストの「ブレイヴハーテッド」が終わっても、まだまだライヴを楽しみたいファンからの鳴り止まないLOVEBITESコールを受け、再度ステージに登場した彼女たちがプレイしたのは、女性シンガーのリジー・ヘイルを擁するロック・バンド、ヘイルストームの名曲「ラヴ・バイツ」のカヴァー。LOVEBITES初の海外公演は、熱狂とともに大団円を迎えた。



会場には、ヨーロッパの主要メタル系メディアやレコード会社、マネジメント、ミュージシャンも多数訪れた。彼女たちへの関心度の高さが窺える。プログレッシヴ/カオティック・メタルの重鎮SikTh(シクス)のシンガー、マイキー・グッドマン氏もそのひとり。終演後、「素晴らしかったよ。出来るだけ早くライヴDVDをリリースした方がいい」と賞賛の言葉をメンバーに贈った。雑誌『メタル・ハマー』の元編集長で、業界内で大きな影響力を持つアレックス・マイラス氏は、「彼女たちは必ず海外で成功する。色々サポートをしていきたい」と絶賛した。

日本に帰国後、12月6日の愛知・名古屋APOLLO BASE公演と、翌日の大阪・心斎橋アメリカ村DROP公演を控える。どちらもチケットは完全ソールドアウトだ。2018年最初のライヴ「RE-AWAKENING FROM ABYSS LIVE 2018」も発表され、LOVEBITESの国内外での更なる飛躍が期待される。

フォトクレジット:Chiaki Nozu

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