11人の新生LinQ 全国47公演ツアー「ロード・オブ・ザ・リンク~LinQ第2章 虹の架け橋~」千秋楽公演を無事終了
新生LinQの第一弾ツアー「ロード・オブ・ザ・リンク~LinQ第2章 虹の架け橋~」の千秋楽公演が17日、福岡の天神ベストホールで行われた。「LinQ解体再開発プロジェクト」を成功させ、8月に発足した新生LinQが、9月9日の福岡を皮切りにスタートした東名阪と九州を駆け回る3ヶ月間全47公演のツアーを無事打ち上げた。会場に詰めかけた多くのファンの期待に応えるかのように「シアワセのエナジー」「HANABI!!」という盛り上げ曲からスタートした千秋楽公演。MC後は、来年1月31日リリースの新生LinQ初の新曲「失恋フォトグラフ」に続いて、「White Drops」「マイ・フェイバリット・ソング」など聴かせる曲を披露。終盤は「もっともっといつかきっと」「ハレハレ☆パレード」「V to ROAD」で会場を沸かせ、ファンも声援やペンライトで応え、メンバーとファンが一体になって盛り上げた。冒頭のMCで髙木悠未が「ツアーに一度でも来てくださった方に感謝の気持ちを届けられるステージにします」と語った通り、ツアーの打ち上げにふさわしい熱いライブになった。
ちょうど一年前の2016年12月19日に発表された「LinQ解体再開発プロジェクト」。ダンスオーディションなど様々なミッションが課され、期間中にリーダーの天野なつがケガで離脱するというアクシデントが襲う中、5月に福岡市民会館公演と中野サンプラザ公演を無事成功させた。その成功を受けて、8月に新たに発足したIQプロジェクトの中核を担うグループとなったLinQは、新メンバーに安藤千紗を迎え、11人の新生LinQとしてスタートした。
そんな激動の一年を振り返って、吉川千愛は「ツアーだけでなく、この一年は本当に早かったなあと思います。こうやって3ヵ月という短期間で、全国で47もの公演ができるという環境にいられることがとてもうれしくて。本当にいつも応援してくださっている皆さんのおかげだなと心の底から思います」と改めてファンへの感謝を述べた。
ここで本編はいったん終了。続くアンコールではメンバーが、新生LinQになって導入されたメンバーカラーのTシャツに身を包んで登場し「フクオカ好いとぉ」「祭りの夜」で締めくくった。
11人体制となった新生LinQ初の47公演ツアーは当初、不安だらけだったというメンバーたち。続くMCではMYUが「47回公演ってすごいことだなって。ファンの皆さんがついてきてくださったのと、最高のメンバーと一緒にこのステージに立てて、本当に私は幸せだと思います」と、感無量の面持ちでツアーの感想を述べたのに続き、ライブ前の円陣でメンバーの顔を見て感極まったという新木さくらは「たった3ヵ月の間、この11人で47公演を回りきったことが自分の中でうれしくて。ファンの方だけでなくこの11人がいたから苦しいことも一緒に乗り越えられたなと思って。だからこの11人でファンの皆さんともっといろんな景色を一緒に見たいと思います。私たちについてきてください!」と語った。
最後にはメンバーを見て「来年1月に出る新生LinQ初の新曲をたくさんの方に聴いてもらうために、11人で広めていこう!」と呼びかけるなど、ファンの期待に応えるためにさらに11人で走り続けていくよう、気持ちを入れ直していた。
アンコールを終え、ライブは終了する予定だったが、会場に詰めかけたファンからダブルアンコールが沸き起こり、再び登場したメンバーはファンからのリクエストに応え「for you」を熱唱。90分、全16曲にもわたる公演で、東名阪および九州をめぐる3ヶ月のツアーを盛大に締めくくった。最後はメンバーと会場に駆けつけたファンが記念撮影を行い、新生LinQから導入されたメンバーカラーにあわせて、ファンが手にしたペンライトで11色の虹色に染め、会場のベストホールを彩った。
年明け1月31日には新生LinQ第一弾の両A面シングルとなる「ああ情熱のバンバラヤー/失恋フォトグラフ」をリリース。また、新メンバーのオーディションも進行中。LinQのロードはまだ始まったばかりだ。
「ロード・オブ・ザ・リンク~LinQ第2章 虹の架け橋~」 セットリスト
シアワセのエナジーHANABI!!
<MC>
失恋フォトグラフ
Chocolate Kiss
CHOKI CHOKI
ウェッサイ!!ガッサイ!!
White Drops
マイ・フェイバリット・ソング
チャイムが終われば
もっともっといつかきっと
ハレハレ☆パレード
V to ROAD
<MC>
ex フクオカ好いとぉ
ex 祭りの夜
<MC>
ex for you