Xmas Eileen 全国ツアー「DIS IS LOVE TOUR2017」をクリスマスの夜に最終公演
Xmas Eileen(クリスマスアイリーン)が11月1日に京都からスタートした全国ツアー「DIS IS LOVE TOUR2017」の最終公演をクリスマスの夜に東京・お台場のZepp DiverCity TOKYOで行いました。セカンドアルバム「DIS IS LOVE」を10月にリリースし、京都を皮切りに全国15箇所で行われたこのツアーは、初日の京都と最終日の東京はワンマン公演でそれ以外の各地13箇所はゲストアクトを迎えての公演でした。最終日の東京公演は、「TOUR FINAL -ONLY HOLY NIGHT 2017-」と題し彼らが2014年、20115年と大阪で行っていた「ONLY HOLY NIGHT」の初東京開催となりました。このツアーから刷新された登場SEのクリスマスソングにあわせて、メンバーがステージに登場。パフォーマーがセンターでフラッグを大きく振り客席を煽る。そして、少し遅れてVoの二人が登場、ギターのフィードバック音が鳴り「DIS IS LOVE TOURへようこそ メリークリスマス」とギターの一言から1曲目『Keep on A・B・C・ing』がスタート。
『Tell me all your lies』『Still a Liar』『Long Highway』と4曲をノンストップでたたみかける。最初のMCで、Vo右が「世界中が一番にぎやかな日のド平日月曜日にこんなにたくさんの人に集まってもらって本当にうれしいです。ありがとう」とコメント。シャウトして、メッセージの強いアルバムのリード曲『Candy Smile』へ。アルバム1曲目に収録されている モンストアニメ消えゆく宇宙主題歌の『Timer』、2017年4月にリリースした1stシングル『99.9』で会場一体となり拳を上げる。次のMCでは、Vo右がパフォーマーへトークの中心を譲ろうとするがパフォーマーが構えすぎてうまく流れないグダグダな笑いとなっていく。
ちょうどライブの中間地点で、このバンドならではの緊張が一気にほぐれていく。ロス出身(本人たち曰く設定)というトークなどライブで繰り出されるタイトでラウドな曲とは相反する仮面の下の表情がにじみ出るようなメンバーのトークも彼らのライブの魅力。
そして、ラウドだけどピースフルなシンガロングできる曲たちが続きフロアの一体感が増していき、『パーセンテージ』では、まさにこの彼らにしては大きなステージを選んだ意味がこの曲に込められているような大きな世界で客席を包み込んだ。
最後のMCでリーダーVo右は「4年前の今日、いままでやっていたユニットとバンドをなくしました。もう全部終わりにしようと思ったけど、最後にもう一度だけこのメンバーで音楽をやろうと、勝負しようと決めました。3年半でここに着たのが早いのか遅いのかわかりませんし、まだまだ満足していません。もっともっと突き進んでいきます。そして、僕らは誰よりもロックだと思っています!皆さん今日はまだまだ行きますよ!」
ラストセクションは、彼らがXmas Eileenを結成して最初にリリースしたミニアルバムに収録されている『No justice in this world』。レーザーとムービングライトが完璧にシンクロしたエンターテイメントロックショウがクライマックスへ。新旧織り交ぜた曲のなかでも攻撃力の高い選曲がこれでもかと攻め、Vo左の『皆さん、もっとバカになってくれますか!?』のシャウトで鉄板のクレイジーソングで会場全体のモンキーダンス。
あっという間の19曲大団円。明るくなったステージにメンバーが一列に並び本編を締めくくりました。そして、公園終了のアナウンスがあっても鳴り止まないコールへトレンチコートを脱いだメンバーが再登場。とどめの2曲で約2ヶ月、15箇所のツアーを打ち上げました。
すでに発表されている2018年1月から6ヶ月連続で開催されるXmas Eileen主催イベント「VILLAGEVANGUARD presents Before Christmas 2018」は、チケット発売になった1月公演は即時完売。
2月の東京公演は、1月27日からチケット一般発売となります。大晦日のCOUNTDOWN JAPAN 17/18、そして新年早々からも関西、関東でのライブが発表されており、今日のツアーファイナルを経てもまだまだ続いていきます。
セットリスト
01. Keep on A・B・C・ing02. Tell me all your lies
03. Still a Liar
04. Long Highway
05. Candy Smile
06. Zombie
07. Calling Rainy Days
08. Timer
09. 99.9
10. March
11. FATE
12.世界のすべて
13. パーセンテージ
14. No justice in this world
15. Escape to Paradise
16. Everybody goes
17. Before the Skyfall
18. Kiss me Kill me tonight
19. Walk the Talk
フォトグラファー:ハタ サトシ