“自分で空けた穴は、自分で責任を持って埋めます。”地元・名古屋の年越しライブで春ツアーも発表!
2017年12月31日にZepp Nagoyaで『lynch.COUNTDOWN LIVE「2017-2018」』が行われ、lynch.の元メンバーである明徳がバンドに復帰することが発表された。明徳のバンド活動は、2016年12月20日にlynch.を脱退して以来。
2018年3月11日(日)に幕張メッセ国際展示場で行われるワンマンライブ『13th ANNIVERSARY -XⅢ GALLOWS-[THE FIVE BLACKEST CROWS]』のステージにて、lynch.のベース担当として正式メンバーとなる。また、昨年2017年に中止となったツアー『「THE NITES OF AVANTGARDE #2」"A BLØODY REVENGE"』の開催も発表された。
こちらは2018年4月30日(月)NAMBA Hatchを皮切りに5月2日(水)Zepp Nagoya、5月11日(金)Zepp Tokyoを廻る、東名阪ツアーとなる。
定刻を過ぎ、オープニングアクト・とにかく明るい土屋が登場。“普段は物販スタッフやってるんですけど…”と素性を明かしながらも“今日は会場を盛り上げないと!”と言って堂々とカラオケ歌唱した。“pynch.です。よろしくお願いします!”と、lynch.メンバー風の衣装で登場したpynch.は1曲目を終えたところで“lynch.をこよなく愛する皆さん、ラスト行くぞー!”と、全2曲を披露。会場が温まったところで、ライブ本編がスタート。メンバー全員が黒いスーツ姿で登場し「LAST NITE」が始まった。中盤では今年を振り返るインタビュー映像が流れ、今度は紋付袴の衣装で登場したメンバー。年越しのカウントダウン後は、めでたく鏡開きをお披露目した。悠介(Gt.)は“皆さんが笑顔でいられるように頑張ります。”玲央(Gt.)は“最後まで楽しんで行ってください!”晁直(Dr.)は“去年できなかったカウントダウンライブができたことを嬉しく思います。”葉月は“こんなに素敵な景色を見ながら2018年を迎えられて最高です!”とそれぞれ感謝や抱負を話した。アンコールでは、昨年行われた葉月単独公演『装艶』を再現した葉月とピアニスト堀田健志によるステージや、晁直とサポートベース・人時によるリズムセッションの他、Jの「Die for you」カバーを悠介がボーカルを担当するなど、この日だけのスペシャルなライブを見せた。
鳴り止まない声援の中、映像が流れた。
終演後には、春に行われる東名阪ツアー『TOUR'18「THE NITES OF AVANTGARDE #2」"A BLØODY REVENGE"』のトレーラー映像が公開された。
この度はご迷惑とご心配をお掛けして本当に申し訳ございませんでした。
自分の無責任な行為のせいで、lynch.と、lynch.の周りの全ての人、lynch.のためにこうやって集まってくれる人、そして、自分の周りの全ての人をいとも簡単に裏切ってしまった自分に対して本当にムカついたし、悔やんでも悔やんでも、悔やみきれない気持ちでいっぱいでした。みんなのことを裏切ってしまって、本当にすみませんでした。
8月にこの事件以降、初めてlynch.のライブを見に行きました。名古屋ダイアモンドホール、ソールドアウトしてました。本当だったら自分が立っているはずのステージを、誰にも気づかれないように関係者席の隅から見てました。ライブが終わってマネージャーから「今のlynch.すげぇだろ。すごい盛り上がってて、良いライブをしてるんだぞ」と言われました。確かに、すごいライブをしてました。でも僕は正直、感じ方が違って。ステージに立っているメンバーが「この状況をなんとかしなくちゃ」という気持ちを背負って必死にやっている姿と、それ以上に「このバンドのために自分らが盛り上げなくちゃ」というお客さんの気持ちが痛いほど見えて、見てるとめちゃくちゃ苦しくなるライブでした。一生あの光景は忘れないと思います。
僕は、このバンドが大好きです。今日まで「お前はlynch.をやるのか、やらないのか」という問いかけに対して「やります」という答えだけしてきたので、この場を借りてきっちり言いたいと思います。自分で空けた穴は、自分で責任を持って埋めます。lynch.のベースは、俺がやります!