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話題のURCアナログ復刻シリーズ第4弾、斉藤哲夫デビュー盤「君は英雄なんかじゃない」・休みの国「休みの国」発売。


海外販売もスタート!

”若き哲学者””歌う哲学者”として大きな注目を集めた斉藤哲夫のデビューアルバム「君は英雄なんかじゃない」と、ジャックスのメンバーが全面バックアップし人気を集めた高橋照幸のユニット、休みの国の「休みの国」の2タイトルが1月17日(水)に発売となった。

今回の発売は、オリジナル仕様を完全復刻したLPレコードとカセットテープでも発売され話題となっている、URCアナログ復刻シリーズの第4弾だ。

斉藤哲夫のアルバム「君は英雄なんかじゃない」は1972年に発売となった、斎藤哲夫のデビューアルバム。稀代のメロディーメイカーとしても知られ、熱烈なファンをかかえ現在も活動を続ける、唯一無二のスタイルが既に完成している点にも注目だ。親交の深い鈴木慶一、渡辺勝をはじめ変名で柳田ヒロらがサポートで参加、アレンジは瀬尾一三が担当している。「悩み多き者よ」をはじめとする表題曲や、「6/8無題(素晴らしい人生)」などを収録した名盤だ。



ジャックスの兄弟分ともいえる存在だったカイゾクこと高橋照幸のソロ・プロジェクト、休みの国。初のフルアルバム「休みの国」は1972年の発売で、長らくレコードは高値で取引されてきた人気作品だ。「第5氷河期」「追放の歌」「悪魔巣取金愚」「マリー・ジェーン」ほか、シンプルで独特の空気感を湛えた独特な世界観が、今聞いてもとても新鮮な作品である。

木田高介のフルート、サックス、ヴィヴラフォンや、角田ヒロのドラムなどサポートも秀逸な名盤だ。


今回のURCアナログ復刻シリーズは、米シアトルの人気復刻レーベル、Light in the Atticへ日本からLPレコードが輸出され、海外での販売も2017年末よりスタートしている。

Light in the Atticは日本の過去の名作のリリースを新たにスタートし、その第1弾として1969年~1973年に発表された日本のフォークとロックのコンピレーション『Even A Tree Can Shed Tears: Japanese Folk & Rock 1969-1973』2枚組をLPとCDでリリースした。はっぴいえんどや細野晴臣、遠藤賢司、斉藤哲夫、加川良、ディランⅡ、金延幸子、はちみつぱい、西岡たかし、赤い鳥、浅川マキなど、70年代の日本の音楽史を彩ってきた面々の名曲を収録。詳細なアーティスト紹介テキスト、歌詞英訳までつけた仕様となっており、日本のJ-POPの礎となったURCをはじめとするこの時代の音楽シーンを、初めて本格的に海外へ紹介する作品として海外でも話題を呼んでいる。

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