People In The Box、EX THEATERワンマンでデビュー10周年を締めくくる
People In The Boxのデビュー10周年の締め括りとして、1月21日、EX THEATER ROPPONGIにて10th Anniversary「The Final」と題したワンマンライブが開催された。10周年の節目となるライブを楽しみに集まった超満員のファンを前に、この日のライブは「汽笛」からスタート。
「2017年はPeople In The Box、デビュー10周年という年でした。その10周年を締めくくるという10th Anniversary「The Final」です。これまでの10年の中からの曲をやっていきたいと思います。ではその10年の幕開けの曲から演奏を続けます、最後まで楽しんで行って下さい。」という波多野のMCに続いて、初期代表曲「She Hates December」を披露。
3年半ぶりのアルバム「Kodomo Rengou」(1月24日発売)について、波多野は、「やっていることはいつもと変わらないんですが、なにせアルバムなんでパンチがあるし、相当攻撃力が高いです。 その攻撃力の高いアルバムから、攻撃力の高い曲を聴いて下さい。」と話し、アルバムからの新曲「無限会社」、「デヴィルズ & モンキーズ」を立て続けに披露した。
途中、波多野がキーボードを担当し「マルタ」、「技法」をいつもとは違うピアノアレンジで演奏。「月」では、しっかりとバラード曲を歌い上げ、ファンを楽しませた。
終盤では、代表曲「ニムロッド」、「旧市街」、「木洩れ陽、果物、機関車」に続いて、本編の最後にはニューアルバムのリード曲「かみさま」が披露された。
鳴り止まない拍手に応えて、「これからも末長く、よろしくお願いします。」と挨拶し、「ヨーロッパ」を熱演。この日一番の拍手が沸き起こる中、10周年のライブを締めくくった。
なお、People In The Boxは、全国16都市を巡る、6th ALBUM「Kodomo Rengou」リリースツアーの開催が決定した。
People In The Box
10th Anniversary 『The Final』@EX THEATER ROPPONGI 2018.01.21
セットリスト
1.汽笛
2.火曜日 / 空室
3.聖者たち
4.She Hates December
5.犬猫芝居
6.空は機械仕掛け
7.無限会社
8.デヴィルズ & モンキーズ
9.翻訳機
10.マルタ
11.月
12.技法
13.レテビーチ
14.大砂漠
15.ニムロッド
16.旧市街
17.木洩れ陽、果物、機関車
18.かみさま
EN.ヨーロッパ
写真:takeshi yao