東北出身の女性シンガー 佐々木李子、卒園児・保護者・先生の皆様と一緒にニューシングル「明日への風」を合唱
秋田生まれ、仙台で高校時代を過ごした、声優としても活躍する女性シンガー“佐々木李子(ささき・りこ)”が、3月8日(木)に名取市文化会館にて行われる、仙台市太白区の保育園「学校法人清泉学園 ゆりかご認定こども園」の卒園音楽会に招待され、ニューシングル「明日への風」(テレビ東京系アニメ「デュエル・マスターズ」エンディングテーマ)を、卒園児・保護者・先生の皆様と一緒に合唱しました。カーラジオから流れた佐々木李子が歌う「明日への風」の中の、“夢の方へ 風を受け 今 飛び出せ 迷い 悩み 濡れた頬乾かなくても“ というフレーズを聞き、「震災の年に産まれた子供達。
人一倍優しく、人一倍頑張り屋さんでキラキラしている子供達の為に李子さんに歌って頂きたい。力強い透明な歌声で是非卒園していく子供達にエールをおくって頂きたい。そして震災から7年、被災された方々に子供達の歌声で元気になって頂きたい。きっと何か迷った時、何かに立ち止まった時この子供達の背中を「明日への風」が背中を押してくれる……。」と強く感じた佐藤緯久美園長から、卒園音楽会への参加を要請された佐々木李子が、その趣旨と佐藤園長の熱い思いに賛同したことにより、今回の出演が実現しました。
当日は、卒園音楽会の終盤、保護者の皆様が登壇している中で、この日出演することが伏せられていた佐々木李子がサプライズで登場、佐々木李子がステージのセンターに立ち、夢に向かう応援歌である自身の新曲「明日への風」を保護者の皆様と一緒に合唱しました。ステージで一生懸命歌う保護者の皆様と、それを客席からじっと見守る卒園児童の姿に感極まった佐々木李子が必死に涙をこらえる一幕もありました。そして保護者の皆様が降壇した後もそのままステージに残り、NHK震災復興アニメ「想いのかけら」の佐々木李子が歌う同名の主題歌のバラード「想いのかけら」をしっとりと歌い上げ、会場は卒園・在園児童、保護者・先生の皆様、約200名の大きな拍手に包まれました。
さらに急遽行われたアンコールでも、震災年生まれの卒園児童43名が登壇している中、再度佐々木李子が登場し、かわいらしい元気一杯の歌声と一緒に、再び「明日への風」を合唱し、再び会場は割れんばかりの拍手に包まれました。
卒園児童にとって、保護者・先生の皆様、そして佐々木李子と一緒に「明日への風」を合唱したことは、卒園園児の心に素晴らしい思い出として一生刻まれるであろうことは間違いありません。
【「明日への風」ミュージックビデオ ショートバージョン YouTube視聴URL】
佐々木李子のコメント
未来を担う子供たちの懸命な姿に感動し、思わず涙があふれてしまいそうになりました。「明日への風」は今までレコーディングした曲の中で一番難しいと感じた曲でしたが、子供たちや保護者の皆様は歌詞のひとつひとつの言葉を大事にしながら精一杯の声で歌ってくださり、とても勇気あふれるステージになったと思います。
みなさまと心をひとつにして歌った「明日への風」、そして子供たちも真剣に聴いてくれた「想いのかけら」。
このステージで感じたたくさんの想いを胸に、子供のころから大好きな音楽を、これからもずっと歌い続けようと強く思いました。
そして子供たちには遊びも勉強も、たくさん楽しみながら、自分の道を見つけていってほしいなと思います。
ご卒園、おめでとうございます!本当にありがとうございました!
ゆりかご認定こども園・佐藤緯久美園長のコメント
ある日の朝、出勤途中の車の中で聞いていたラジオから流れた曲「明日への風」を聞いた時に鳥肌がたち、自分の迷いをかき消し思い切り背中を押してもらったような気がしました。毎年子供達と沢山の歌を歌い、歌と共に思い出がよみがえってくる……。
子供たちも大きくなってからもその当時を振り返り、歌を口ずさんでくれると言った話を聞く度に嬉しく共に歌う時間を大切にしてきました。
色々な舞台経験もさせたいという思いから様々なジャンルの曲にふれられる機会を設け大舞台も毎年何度か踏んできた子供達。
しかしながら今年卒園する年長の子ども達にはあることが原因でさせてあげられないで来てしましました。
卒園音楽会は絶対にさせてあげたい。
何かこの子達の思い出に残る曲をと探している時に佐々木李子さんの「明日への風」に出会いました。
震災の年に産まれた子供達。人一倍優しく、人一倍頑張り屋さんでキラキラしている子供達の為に李子さんに歌って頂きたい。その一心で出演をお願いさせて頂きました。
「夢の方へ 風をうけ 今 飛び出せ
迷い 悩み 濡れた頬乾かなくても」
何事にも負けない強い心をもって前進してほしい。
李子さんの力強い透明な歌声で是非卒園していく子供達にエールをおくって頂きたい。
そして震災から7年、被災された方々に子供達の歌声で元気になって頂きたい。きっと何か迷った時、何かに立ち止まった時この子供達の背中を「明日への風」が背中を押してくれる……。と思っております。