MOROHA 全曲再録のベストアルバムより、第一弾のMUSIC VIDEO「奮い立つCDショップにて」公開
結成10周年を迎えるMOROHAの「MOROHA BEST〜十年再録〜」より、第一弾のMUSIC VIDEO「奮い立つCDショップにて」がフルサイズ公開となった。これは6月6日(水)に彼らが発表するベストアルバムが全曲再録であることにちなんで、2011年に撮影された同曲のMVを2018年のMOROHAの熱量で完全再現し、場所やカット割りなども全く同じものにこだわって「再録」した映像作品となる。監督はMOROHAやBiSHらのドキュメンタリー作品で注目を浴びる鬼才・エリザベス宮地。これまでの音源が再録されて新しくリリースされるものはあれど、そのMUSIC VIDEOまで同じように再現され撮影されるのは非常に稀有である。
奇しくも同曲のMVがかつて撮影されたのは、東日本大震災の前日の2011年3月10日。そこから7年の歳月を経ての今のMOROHAの熱量と、映像監督・エリザベス宮地の気迫をその目で確かめて欲しい。
<エリザベス宮地監督 コメント>
2011年3月10日。MOROHA「奮い立つCDショップにて」のMV撮影を新宿で行いました。深夜にタワーレコード新宿店での撮影を終えて外に出ると、空はもう明るくなっていました。そして、その日の夜から、新宿は真っ暗になりました。
生きるっていうことは、きっと変わり続けることだと思います。全く同じことをしたって、全く同じにはなりません。何度も聴いた同じ歌が、ライブの度に違って聴こえるように。
7年前と全く同じように撮影した「奮い立つCDショップにて」MV。この映像の中で変わらないことは、MOROHAがいまも歌い続けていること、そしてMVを見ているあなたが生きていることだけです。
奮い立つCDショップにて(2018)
■エリザベス宮地
映像作家。高知県出身。
ドキュメンタリーをベースに様々なミュージシャンのMV、ドキュメント作品を手掛ける。
2016年に発表した、元カノとの2年間の日々を写真と映像で生々しく綴ったMOROHA「バラ色の日々」MVが話題を集める。2017年2月、BiSのライバル“SiS”が消滅する様子を追ったドキュメンタリー映画『WHO KiLLED IDOL ? –SiS消滅の詩–』で商業デビュー。今年6月にMOROHAのツアーに同行しながらお客さんや家族の人生をMOROHAの音楽と照らし合わせたDVD『其ノ灯、暮ラシ』を発表。BiSHのドキュメンタリー映画『ALL YOU NEED is PUNK and LOVE』も各方面で大きな反響を呼んだ。
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