レコードデビュー45周年!さだまさし
今年10月25日にレコードデビュー45周年を迎えるさだまさしが、7月4日(水)に45作目となるニュー・アルバム「Reborn ~生まれたてのさだまさし~」をリリースし、週末にあたる7日に”さだまさし ニュー・アルバム「Reborn ~生まれたてのさだまさし~」発売記念 七夕スペシャル・トーク&ライブ”をラゾーナ川崎プラザ ルーファ広場グランドステージで開催した。現在開催中の45周年全国コンサートツアー”Reborn”の大阪公演(2018.6.21)をもってソロ・コンサート4,300回を数えたさだにとって、同イベントは初となるアルバム発売記念リリース・イベント。
この日、さだは幕張から放送された日本テレビ系「THE MUSIC DAY 伝えたい歌」の14時台に生出演したその足で川崎の同ステージへ登場という怒涛の大移動を敢行した。
イベントスタート前から多くのファンで賑わいを見せる中、ラジオ・アナウンサー寺島尚正氏のMCでイベントはスタート。17時をまわるとステージにさだ本人が登場し、「こんにちは!なんだか恥ずかしいなあ俺、今日。みんな買い物に来たついでに来たわけ??ありがとう!4階までびっしり!」とまずは感想を一言。
初めてのリリース・イベントについて聞かれると、「キャンペーンってこんなにたくさんの人が集まってくれるなら、前からやっとけばよかった!」とコメントし、「45年振り返ってみて、やっぱりね45年くらいありましたね、そのうちのおそらく40年は借金を返す日々ですから。長かったですよ~。でもみなさんのおかげです。だから今日はすごく余裕で来た感じ。」と会場を和ませる場面も。
そして、「さだまさしを知ってる人も知らない人もこの中にはたくさんいると思うから、この曲をみんなで大合唱したいと思います!ご一緒にどうぞ!」と話すと、「北の国から~遥かなる大地より~」(1982年発売)を披露。さだがバイオリンの弦を左右に振ると、会場のお客さんも左右に手を振り大合唱が巻き起こった。
その後、7月4日にリリースしたアルバムについて、「45枚目のアルバムです、よく45枚も出しましたね。Reborn、生き直す。自分の心ひとつで、考え方ひとつで、また次の一歩、新しい一歩になりますから。10年間違えてたら、10年取り戻すためにあと20年頑張ればいいですから。」と締めくくると、「(新しい)アルバムの中からこの時期にぴったりの曲をお届けします」とコメントし、ニュー・アルバムより「茅蜩」(読:かなかな)を披露、約30分のトーク&ライブは終了となった。
その後CD購入者対象に行われたハイタッチ会には大勢のファンが列をなし、さだもファンとの交流を楽しむ姿も。そうして初めてのリリース・イベントは大盛況のうちに終了した。
次回の公演は7月12日(木)熊本県・市民会館シアーズホーム夢ホールにて。先日発表された追加公演6公演を含む33本のコンサートが今後予定されている。
撮影:高村裕介