6人での関ジャニ∞が始動
関ジャニ∞の全国5大ドームツアー「関ジャニ∞’sエイターテインメント GR8EST」がスタート。7月15日(日)にツアー初日となる札幌ドーム公演が行われた。6人での関ジャニ∞が人前に立つ初めての場という事もあり、札幌ドームには、メンバーの新たな決意と抱負を受け止め、今後のより一層の活躍を期待するファン約45,000人が集まった。
5月30日にリリースされたベストアルバム『GR8EST』を引っ提げた今回のツアーでは、東京スカパラダイスオーケストラとの競演でも話題となったバンドアレンジの『無責任ヒーロー』をはじめ、『オモイダマ』『あおっぱな』などを披露。
ツアーに向けて今までの倍以上の時間をかけてリハを重ね、今できる最大限のパフォーマンスで思いを伝えようとステージに立った6人。
冒頭の挨拶で錦戸は、「正直、見慣れない景色でしょ? 僕らもそうです。でも、それは彼がいた証でもあるし」とファンの思いを受け止めるように話し始めた。そして、「この公演が終わるころには、皆さんが少しでもなじめるような関ジャニ∞でいられればいいなと思います。ここからの関ジャニ∞はこの6人で、皆さんが見ているこの景色でやっていくので、これからもよろしくお願いします。今まで以上に、期待してもらえるグループになれるよう頑張ります」と思いを伝えた。
約2時間45分にわたる公演では、新曲「ここに」を初披露。6人体制初となるこの曲を「WANIAMAさんが作ってくれました。楽曲提供をするのは初めてだそうです」と安田が紹介すると、会場からは大歓声が起こる。全身全霊の歌声に応えるように、ドーム中が拳を突き上げた。
関ジャニ∞の新曲「ここに」の歌詞を見る
今の関ジャニ∞の思いと熱を感じる力強いパフォーマンスには、6人の背中を押しにきてくれたファンへの感謝と、覚悟が込められていた。ライブ前に村上が話していた、「ファンの皆さんの反応に不安がないわけじゃない。6人の関ジャニ∞を受け入れてもらえるか心配」という言葉を吹き飛ばすように、最後はファンたちの温かい拍手と、幸せそうな笑顔に会場が包まれた。