高橋ユキヒロ 「Saravah! 40th Anniversary Live」も東京・国際フォーラムCで開催!
今年ソロ活動40周年を迎えた高橋幸宏が、40年前にリリースしたソロデビュー・アルバム「Saravah!」のヴォーカルパートを全編新録し、新たにミックスダウンとマスタリングを施した「Saravah Saravah!」をリリースすることが発表された。1978年にキングレコードから発売された「Saravah!」は、当時26歳だった高橋ユキヒロがYMO前夜にソロアルバムとして初めてリリース。サディスティック・ミカ・バンドのメンバーである加藤和彦、高中正義のほか、細野晴臣、山下達郎らが参加し、さらに坂本龍一が共同プロデュース・編曲を行ったことでも知られ、今なお色あせぬ名盤として知られている。
当時のマルチ・トラックが良好な状態で保管されているのが発見されたのを機に、オケパートはそのままに、ヴォーカルパートを現在の高橋幸宏の声で再録したのが今回のアルバムだ。高橋は「40年前の作品が、まさに、”今の自分”の作品になったと思う」とコメントを寄せている。一流ミュージシャンが結集したジャパニーズ・シティ・ポップスを代表する名盤「Saravah!」を今の高橋幸宏が歌いあげたファン必聴の新作となる。
なお、11月24日には、旧知の仲間たちと「Saravah!」の楽曲を全曲再現する40周年記念ライヴ「Saravah! 40th Anniversary Live」が東京・国際フォーラムCで行われる。
高橋幸宏 コメント
まだ僕が26歳だった時のソロデビュー・アルバム『Saravah!』。当時のマルチ・テープが奇跡的に綺麗なまま残っていたおかげで、本当にかねてからの念願だったヴォーカルを全曲いまの僕の声で録り直すことができました。もちろん、オケの全てのバッキング・トラックは当時のままで。今更ながら、レコーディングに参加してくれた皆さんの演奏の巧さ(楽器、コーラス、その表現力)、教授のアレンジ等々、もう全てが素晴らしく、近年のハードディスクでのレコーディングにすっかり慣れてしまっていた自分にとって、40年前の同時録音の演奏は目からウロコでした。
ミックスダウン、マスタリングもきっちりやり直して、40年前の作品が、まさに、”今の自分”の作品になったと思う。
皆さん、是非聴いてやってください。
高橋幸宏