2010年代アルバム5作品が全米1位を獲得
レディー・ガガ初主演xブラッドリー・クーパー初監督&主演の映画「アリー/ スター誕生」は、アメリカを含め世界中で大ヒットしていることは既知の事実だが、その公式サウンドトラックも異例の大ヒットを記録していることが話題となっている。映画は、アメリカを筆頭に世界の多くの国で10月5日に公開。サウンドトラックも、同日に世界同時発売となったが(日本盤CDは、11月7日(水)発売予定)、それが異例の爆発的ヒットを記録しているのだ。
まず、サウンドトラックは全米アルバム・チャートで2週連続1位を獲得。レディー・ガガのアルバムは、これまで4作品全米アルバム・チャートで1位を獲得しているが、同チャートで2週連続1位を獲得したのは、実は、2011年発表のアルバム『ボーン・ディス・ウェイ』のみ。
以来、約7年ぶりに、『アリー/ スター誕生 サウンドトラック』で2週連続1位を達成し、アメリカでは「ガガ様、完全復活!」「ガガのキャリアのピークは、実は今だ」「今までのガガで今が最高峰」などという声が多数挙がっている。
【動画を見る】インパクト絶大のボーン・ディス・ウェイ
「アリー/ スター誕生」 サウンドトラック爆発的ヒット中
また、今作のサウンドトラックの1位を持って、レディー・ガガのアルバムが2010年代に発表したアルバム5作品が全米1位を獲得。同じ2010年代で5つのアルバムの全米1位を獲った女性アーティストは他にいなく、全女性アーティストのトップに君臨した。更に、「映画サウンドトラック」の視点で言うと、『アリー/ スター誕生 サウンドトラック』は、2015年公開&サウンドトラック同年発売の「フィフティー・シェイズ・オブ・グレイ」(2015/2/28付の全米チャート)以来、3年半以上ぶりに、「1週間で最も高い売上枚数を誇ったサウンドトラック」となった。
この数年、ミュージカル映画のサウンドトラックが世界中で大ヒットとなったが、『アリー/ スター誕生 サウンドトラック』は、それをも越えてアメリカで爆発的ヒット中ということだ。