新曲や『Perfect Doll』から多数披露!
東京パフォーマンスドール(通称TPD)のメンバー上西星来と脇あかりの二人組デュオユニット「赤の流星」が、11月2日に東京・恵比寿CreAtoにて定期公演ワンマンライブの「金曜日の流星 vol.3」を開催し、新曲「Into The Night」や1stアルバム『Perfect Doll』(2018年11月21日配信リリース)収録曲を多数披露した。【歌詞をみる】赤い流星の人気ランキング
vol.2が7月27日に行なわれて以来、3か月以上の間をおいての単独公演となったが、ステージングはいっそう充実し、さらに豊かな伸びを身につけた歌声、しなやかさを増したダンスでファンの耳と目を奪った。
19時45分という、ガール・ポップス系には少し遅めの時間から始まるためか、客席には仕事帰りや学校帰りとおぼしきファンの姿も多い。
“原宿ジェンヌ”の楽曲をリアレンジ
黒を基調とした衣装で登場したふたりは、オープニングの「これが愛?!」から、見事にシンクロしたパフォーマンスを披露。続いて「千夜一夜」「夜の旅人」と、先代TPDのデュオ・ユニット“原宿ジェンヌ”の楽曲をリアレンジ・ヴァージョンで現代によみがえらせた。「エデンの雨」は6月に開催されたvol.1「金曜日の流星」で初公開されたナンバーだが、それから5か月を経て、歌もダンスも余裕さえ感じさせるほどに。このエキゾチックな、クセのある曲調を、ふたりは完全に自分たちのものにしていた。
隙のない音楽世界と、かなりゆるめのMCの対比も彼女たちの魅力だ。今年の夏を振り返った愉快なトークのあとは、この日初披露の躍動的な新曲「Into The Night」をコンテンポラリーダンスを交えてパフォーマンス。
英国のレーベル“トーキング・ラウド”の音作りを思い起こさせる「Perfect Doll」、ハーモニーの美しさ+ダンスというより“舞”と呼びたくなるしなやかな動きが一体化した「cocolo」(脇あかりが、素晴らしくクリアーな低音パートを聴かせた)で会場の熱気を高め、久しぶりの歌唱となる「果実」では林檎の小道具を用いながら妖艶さすら感じさせる絡みを演じた。
「紅 〜beni〜」では真っ赤な照明とファンの掲げる“流星ペンライト”が一体となって赤一面の世界を演出。どこか昭和40年代後半の歌謡曲を思わせる「勝手にしないで!」ではふたりが対立し、争いながらキュートな魅力を発散する。その後、ジェット気流に乗っているかのように力強い「Move On!」、ふたりが作詞したミディアム・テンポの「to you」を披露し、ライブ本編は終了。
満面の笑顔でステージ終了
当然アンコールを求める拍手はやまず、「赤の流星」というグループ名が決まる前から歌っていた「純愛90's」(原宿ジェンヌ曲のリアレンジ)、続いてユニットのテーマ・ソングというべき「あなたに逢いましょう」を熱唱して、上西星来と脇あかりは満面の笑顔でステージから去った。「2回目より、もっとお客さんが増えた」と大喜びのふたり。11月21日には待望のファースト・アルバム『Perfect Doll』の配信リリースも決定。なんと今作はノンストップMIX仕様とのこと。
11月14日先行配信スタート
11月14日から各音楽配信サイトにてリード曲「Perfect Doll」が先行配信されるので、ぜひチェックしてほしい。そしてTPD本体も同日発売のセカンド・フル・アルバム『Hey, Girls!』関連の全国イベント(初回盤Cには『Perfect Doll』も収録)、好評ワンマンライブシリーズ「渋谷 LIVE CIRCUIT」の開催などで充実した日々を送っている。ぜひオフィシャル・ホームページをチェックし、現場に足を運んでいただいて、現在のTPD、そして赤の流星の勢いを体感してほしい。
■セットリスト
01. これが愛?!
02. 千夜一夜 -Rearranged ver.-
03. 夜の旅人 -Rearranged ver.-
04. エデンの雨
05. Into The Night
06. Perfect Doll
07. Cocolo
08. 果実
09. 紅~beni~
10. 勝手にしないで!
11. Move On!
12. to you
EN1. 純愛90’s -Rearranged ver.-
EN2. あなたに逢いましょう