リリース以降初リマスタリング、デジタル配信決定!
スキッド・ロウがその衝撃的なデビュー・アルバム『スキッド・ロウ』と共に世界に解き放たれたのは、1989年1月のことだった。その年、彼らのデビュー・アルバムは全米チャートを駆け上がり、最高位6位を記録、Top 5シングルとなった「エイティーン・アンド・ライフ」を始め、「ユース・ゴーン・ワイルド」や「アイ・リメンバー・ユー」といったヒット曲で、バンドは世界中でその名を馳せるロック・アクトとなったのだ。マルチ・プラチナム・ディスクを獲得する彼らのデビュー・アルバムの発売から30周年という記念すべき年を迎える2019年、この作品がデジタルのみでデラックス・エディションとなって配信されることが決定した。このデジタル・デラックス・エディションには、リリース以降初めてリマスタリングを施したアルバム全曲に加え、ボーナス・トラック「フォーエヴァー」や、フル・ライヴ・ショウとしては今回初めて世に出ることとなる、1989年4月に行われたライヴの模様を収録した未発表ライヴ音源10曲を収録。『スキッド・ロウ:30周年記念デラックス・エディション』は、1月18日よりデジタル・ダウンロード並びにストリーミングでの配信が開始している。
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日本でも絶大な人気を誇るバンド
スキッド・ロウは、1986年にニュージャージー州トムズ・リヴァーで結成。その2年後、ギタリストのデイヴ・セイボとスコッティ・ヒル、ベーシストのレイチェル・ボラン、ドラマーのロブ・アフューソ、そしてシンガーのセバスチャン・バックからなる5人組はアトランティック・レコードと契約する。デビュー・アルバムをレコーディングするために、彼らはウィスコンシン州のレイク・ジェニーヴァにあるRoyal Recordersに行き、そこでドッケンやグレイト・ホワイトなどを手掛けるプロデューサー、マイケル・ワグナーと共に作業をスタートさせた。
その後1989年1月24日にデビュー・アルバム『スキッド・ロウ』がリリースされたのだが、すぐにこのアルバムはプラチナム・ディスクを獲得、ボン・ジョヴィのNew Jersey Syndicate Tourや、エアロスミスのツアーに帯同、ヘッドラインとしても世界各地をツアーで周り、その絶え間ないツアーと、MTVでのヘヴィ・ローテーションが相乗効果を生み、デビュー・アルバムは非常に大きな人気を博し、彼らは世界的なロック・バンドとして知られる存在になっていく。
アルバム発売年となる1989年の7月には初来日公演を行い、翌年の大みそかに開催された「FINAL COUNTDOWN ‘90」にも出演するなど、ここ日本でも絶大な人気を誇るバンドとなった。
ボーナス・トラック収録
アルバムからのファースト・シングルとしてリリースされた「ユース・ゴーン・ワイルド」や、その後全米Top 10入りを果たす「エイティーン・アンド・ライフ」と「アイ・リメンバー・ユー」といったヒット曲を収録した今作『スキッド・ロウ』は、その後3ヶ月もの間全米アルバム・チャートTop 10にランク・インし続け、5xプラチナム・ディスクを獲得。今回デジタル・リリースされる『スキッド・ロウ:30周年記念デラックス・エディション』には、このオリジナル・アルバムの初リマスター音源に加え、「フォーエヴァー」というボーナス・トラックを収録。この曲はもともと1988年のデビュー・アルバム・レコーディング・セッション時にレコーディングされていた楽曲で、1998年にリリースされたベスト・アルバム『フォーティ・シーズンズ ─ ザ・ベスト・オブ・スキッド・ロウ』に収録されるまで未発表となっていた楽曲だ。