若手クリエイターを監督に起用
10月2日に10作目となるオリジナルアルバム「スターシャンク」をリリースするCocco。この記念すべき10作目のオリジナルアルバムより、ポップなサウンドが印象的で若い世代へのエールともいえる「願い叶えば」のミュージックビデオが本日より公開となり、先行配信も開始となった。
先日公開となった「海辺に咲くばらのお話」のミュージックビデオでは、ロンドンで服飾を専攻する20歳の大学生TON TON GARNETが監督を務め、大胆かつアヴァンギャルドな映像が話題となっている。
そんな中、今作でも同様に若いクリエイターを起用。美術大学に通う19歳のYuzukiが監督を務め、軽快なリズムに合わせてカラフルに移り変わるイラストを背景に、若者たちを見守るかのように優しい表情で歌いかけてくるCoccoを映し出した作品が完成。
なお「海辺に咲くばらのお話」と「願い叶えば」のミュージックビデオは、両曲ともにアルバム「スターシャンク」の初回限定盤Bに付属のDVDに収録となる。
3年ぶりとなるニューアルバムより、2曲のミュージックビデオでともに若いクリエイターを起用し、新たな展開を見せたCocco。
音楽以外でも活躍を見せるCoccoの世界観
15年ぶりとなる絵本「みなみのしまのはなのいろ」を出版し、自身のアパレルブランド<Composition-a>も手掛けるなど、とどまることのない彼女のクリエイティビティーに今後も注目である。また、東京 表参道・山陽堂書店では絵本「みなみのしまのはなのいろ」の原画展を10月6日(日)まで開催しており、Cocco自身が描いた繊細かつ鮮やかなタッチの原画を見ることのできる貴重な機会となっている。
さらに同会場では、「海辺に咲くばらのお話」ミュージックビデオ撮影時に使用した衣装やオブジェなどの展示も行っており、Coccoの独特の世界観を感じられる空間となっている。