今月5日に2ndシングル「白幻(読み:ハクゲン)」をリリースした男装ユニットael-アエル-が、2月11日(火・祝)に、ael-アエル-単独による初ワンマンライブを開催。
同公演の第2部はメンバーの花園千知・祈夜星波・奏未来の卒業ライブとして開催し「7人のael-アエル-」としての最後のステージになった。
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ael-アエル-は、総合男装エンタメプロジェクトdreamBoat (ドリームボート)の第二弾アーティストで、有光陽稀(ありみつはるき)・奏未来(かなでみらい)・祈夜星波(いりやせな)・花園千知(はなぞのせしる)・日和乃愛(ひよりのあ)・雫月LEE(しずきりー)・綾目夏向(あやめかなた)による7人組男装アイドルユニットとして、昨年7月にシングル「終わりなきラプソディ」でデビュー。
今月5日にリリースされたセカンドシングル「白幻」は、2/4付オリコンデイリーシングルランキングで1位を獲得。また2/17付のオリコン週間シングルランキングでは堂々の3位を記録するなど話題となっている。
昨日、東京・渋谷ストリームホールで行われたael-アエル-初のワンマンライブは昼夜2回公演で開催された。1部はael-アエル-の初ワンマンとして行われ、ファンから好評の「Dreamer」と2nd Singleカップリングの「Listen!」からスタート。
この日のために新たに仕立てた黒のスーツ衣装で登場、激しく歌い踊るメンバーと、呼応するファンの熱気で、初のワンマンライブは100パーセントのテンションで開演した。
デビュー曲「終わりなきラプソディ」や「妄想感傷代償連盟」などカバー曲を歌唱した後、今月5日に発売したばかりの最新曲の「白幻」でメンバーの歌わりを即興でシャッフルして披露するチャレンジ企画や、1000円ぴったりのお買い物チャレンジ企画のVTRや、居酒屋での新年会映像を披露するなど、多彩な内容でステージを展開。
ヴォーカルやダンスパフォーマンスのみならず、趣向を凝らした演出と自由自在なステージを繰り広げるael-アエル-の底なしの魅力で会場を埋め尽くした観客を沸かせた。
アンコールでは、祈夜が「我々がこうして初ワンマンを開催することができたのも、ここにいる皆さんがずっと応援してくれたからです。みなさんに僕たちの気持ちを贈ります」と話し、未発表の新曲「君がいたから」を初披露。
『何度も君が勇気をくれたから、今の僕らはここにいられる』『この思いがもしも君に届いたなら、それは僕らが生きた証になる』と、ファンとメンバー、グループに関わる全ての人への感謝を込めた。
2部は、花園千知、祈夜星波、奏 未来の卒業公演として行われたが、別れを惜しむファンのボルテージは序盤から最高潮に達し、アンコールでは、この日をもって卒業する花園千知がファンとメンバー一人一人に宛てたメッセージを読み上げ、何度も何度も「大好き」と「ありがとう」を繰り返した。
また祈夜星波は涙を堪えながらも「役者になる夢を追い、自らの作品の主題歌をael-アエル-に歌ってもらうのが夢」と意気込みを語り、青春時代をともに過ごしたファンとメンバーに感謝を述べた。
またライヴには参加できずに卒業を迎えた奏未来からのメッセージが有光陽稀によって読み上げられ、ael-アエル-という男装アイドルユニットの深い絆と、家族のように温かい思いが会場を包んでフィナーレを迎えた。
最後に祈夜は、「この7人としてのael-アエル-第1章はここで一旦終了となりますが、これからもael-アエル-は走り続けます。4人がさらに高みに向かっていくael-アエル-を応援して」と、これからのael-アエル-を担うメンバーにエールを送った。
なお、本公演のDVD化とセカンドワンマンLIVEが5月23日に渋谷で開催されること、さらに初夏には最新のCDアイテムもリリースされることが発表された。