77歳の誕生日にコンサート生配信
2020年12月27日、加藤登紀子が77歳を迎えるこの日のコンサートを生配信する。テーマは「Never Give Up Tomorrow」~明日をあきらめない~。
人生四幕目への前奏曲、クライマックスはここから始まる。2020年にリリースした「未来への詩(うた)」「この手に抱きしめたい」を含む、歌手として55年分の歌をたっぷり90分お届けする。
■加藤登紀子からのメッセージ
Never Give Up Tomorrow !!「明日を諦めない」がテーマです。
今を素晴らしく生きるために、過去も未来も見渡して、この困難さを乗り切っていきましょう!
今夜ここで会えた嬉しさに、乾杯!
全国を駆け巡るほろ酔いコンサート
11月29日の大阪公演からスタートした恒例の「ほろ酔いコンサート」。
新型コロナ感染対策から恒例の振る舞い酒はお預けだが、安心して楽しんでいただけるように、各会場ともに入館時の検温や手指消毒、マスクの着用、客席数も半分減らし万全な対策で臨んでいる。
■加藤登紀子からのメッセージ
「未来への詩」「この手に抱きしめたい」…。
新しい歌が生まれ、素晴らしい繋がりの生まれた年でもありました。
今年の「ほろ酔いコンサート」こそ、大切に命を見つめ、繋がりを感じる熱い時間にしたいと思っています。
いろんな制約の中での開催ですが、どうぞ、リラックスして、のびのびと歌を楽しんでください。
しっかり心を紡ぎ、新しい年に向かいましょう!今年も乾杯!
▼全国を駆け巡る毎年恒例の「加藤登紀子ほろ酔いコンサート」
本文朗読が聞ける自伝発売
11月29日に「登紀子 自伝〜人生四幕目への前奏曲」が発売。
生まれてから75年。歌手として55年の歴史を詳述した加藤登紀子渾身の自伝。登紀子本人の4時間50分の本文朗読がスマホやタブレットの端末で聴けるQRコード付きで発売されている。
加藤登紀子プロフィール 1943年、満州・ハルビン生まれ。1965年、東京大学在学中に第2回日本アマチュアシャンソンコンクールに優勝し歌手デビュー。1966年「赤い風船」で日本レコード大賞新人賞。「ひとり寝の子守唄」「知床旅情」「百万本のバラ」等多くのヒット曲と80枚以上のアルバムを発表。映···
ライブ情報
●加藤登紀子ほろ酔いコンサートツアー202012月19日(土)
東ソーアリーナ(山形県)
12月22日(火)
ロームシアター京都 メインホール(京都)
12月26日(土)27日(日)
ヒューリックホール東京(有楽町)
12月29日(火)
御園座(愛知)
お問い合わせ先/トキコ・プランニング tel.03-3352-3875
商品情報
●登紀子 自伝~人生四幕目への前奏曲2020年11月29日発売
定価:2,000円(税込)
お求めは
公式オンラインショップ<TOKIKO’S ONLINE SHOP>
コンサート会場ほか、Amazonからもお買い求めいただけます。
【本の内容】
プロローグ
人生四幕目 ハルビンは零下二〇度
第一章 人生序曲ーーーーー
ハルビンの詩 父と母の青春
1943 登紀子誕生
遠い祖国 引き揚げの旅
知床旅情 森繁久彌さんとの縁
地の涯に生きるもの 彦市の悲しみ
父のこと 軍服のディレクター
京都時代 バレエを習った私
少年は街をでる 東京への船出
ロシアレストラン 店の名前は「スンガリー」
60年安保 十五の春
上を向いて歩こう 永六輔さんとの出会い
女子ボート部 東大には受かったけれど
東大劇研 もしかしたら女優に?
第二章 歌手誕生へーーーーー
美しき20歳 恋をした私
コンクール ピアフを歌って4位
初めてのパリ ギター教室へ
赤い風船 新人賞受賞
ギターをひこう 小林亜星さんの策略
卒業式 学生の座り込みに参加
運命の出会い 藤本敏夫という男
1968 新しい世界を夢見た時代
ソ連旅行 「百万本のバラ」への伏線
悲しき天使 チェコ侵入の夏
浅川マキさん 寺山修司演出の「蠍座」
ひとり寝の子守唄 69年3月、雪の日に
平戸への旅 人間は地球の居候だ
帰りたい帰れない 故郷はふっくらと生きていた
日本哀歌集 誰もが酒場で歌う唄
NHK紅白 知床での大歓迎
酒は大関 日劇ミュージックホール
愛のくらし アルフレッド・ハウゼの曲
中東ひとり旅 命いっぱいに生きたい
第三章 結婚という旅立ちーーーーー
獄中結婚 世界で一番幸せな私
日比谷野音 さよならコンサート
長女誕生 赤ん坊は泣くのが仕事だ
花ひらく三十歳 やっと自分の船を漕ぎ出す
灰色の瞳 長谷川きよしとのデュエット
中南米ひとり旅 語りきれない豊饒の旅
初めての沖縄公演 本土復帰の傷痕
黒の舟唄 野坂昭如さんの暗い優しさ
かもめ挽歌 倉本聡さんからの電話
夫の帰還 三十歳からのコブ付き生活
土に帰る アルバム「回帰船」
リラ亭 鶴見俊輔先生の存在
時代おくれの酒場 高倉健さんの妻役
この空を飛べたら 中島みゆきさんとの出会い
ANAK息子 貧民街のヒーロー
生きてりゃいいさ 河島英五さんの傑作
モンゴル旅行 ゴビ砂漠の空の下で
帆を上げて 三女誕生からの葛藤
第四章 歌は国境を超えてーーーーー
離婚からの脱出 初めての中国公演
今日は帰れない 坂本龍一さんのピアノ
難破船 芝居じかけの音楽会
20年祭 十二時間コンサート
百万本のバラ 結婚15周年の野外結婚式
わが人生に悔いなし なかにし礼さんとの運命的な縁
今あなたに歌いたい 和田アキ子さんのお祝いに
ソニーへの移籍 横尾忠則さんのイラスト
カーネギーホール 日系アメリカ人へのチャリティー
ピアフの墓 フランス革命二〇〇年
ポーランドの歌姫 アンナ・プリュクナル
鳳仙花 波乱の韓国コンサート
シパンゴ 全曲フランス語のアルバム
尾崎豊さんの死 命がけのパリ公演
紅の豚 宮崎駿さんの魔術
時には昔の話を 父、加藤幸四郎の死
島唄 アルバム「モンスーン」
ハイジャック 歌手三〇周年という年
東欧への旅 ウイーン、ソフィア、プラハ公演
蒼空 アルバム「晴れ上がる空のように」
原発ジプシー 「さよなら私の愛した20世紀たち」
南アフリカ アルバム「TOKIKO・SKY」
UNEP 国連環境計画親善大使
第五章 命を見つめるーーーーー
青い月のバラード 藤本敏夫、最後の日々
花筐 ゴスペラーズとの奇遇
沖縄情歌 沖縄の風に癒されて
檸檬 鴨川自然王国の夏に
愛の讃歌 永訣によってまた愛は始まる
広島愛の川 「はだしのゲン」の作者、中沢啓治さん
今どこにいますか 東日本大震災の悲しみの中で
命結|ぬちゆい 飯館村で歌詞が出来た
青いこいのぼり 父を亡くした少年の作文
幸せの国 ブータンでコンサート
愛はあなたの胸に 松本零士さんの見ている地球
愛を耕すもの 未来に向かって土を耕す
百万本のバラ物語 ラトビアの子守唄から始まった
百歌百会 アルバム「百歌百会」
ひばりとピアフ 人生の始まりと終わり
花はどこへ行った コサックの子守唄だった反戦歌
サハリン公演 残留邦人の人生と向き合う
チン・コン・ソンさん 没後十八年の音楽祭
あなたに捧げる歌 みんな逝ってしまうけれど生きているね!
エピローグ
「加藤登紀子は出会いの天才である」中川右介
加藤登紀子 年表