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石月努と野村義男が創る大人の遊び場。 ジャパニーズ・ポップスをカバーするアコースティック・ライヴをレポート。



元FANATIC◇CRISISのヴォーカリストであり、2012年からはソロアーティストとして活動をしている石月努と、ギタリスト野村義男とのコラボライヴ「Acoustic Live 2015夜会&茶会[巡業]」が8月8日、東京duo music exchangeにて行われた。バンドサウンドを基本として活動している石月の通常のライヴとは異なり、J-POP、歌謡曲のカバーを野村が爪弾くアコースティックギターをお供に披露するというちょっと贅沢な大人の空間。そこは石月と野村の音楽に対する愛情が伝ってくる優しい場所であった。

TEXT:ぽっくん

昨年に引き続き今年も開催された「夜会&茶会」。去年は東京公演のみであったが、今年は仙台、大阪、東京と3都市、各地昼夜一日2公演、合計6公演と大幅にヴォリュームアップ。こんなことからも石月と野村のこの“大人の遊び”への本気度が伺える。

[茶会]
 14時02分。場内のミラーボールが回転し、ラウンジミュージックが流れるなか、石月がこの日のためにデザインしたというお揃いのハッピを着て2人は登場。野村は登場していきなり石月のイスに座るという古典的なボケをかました後、おもむろにギターを抱え、力強くコードストロークをする。オープニングナンバーは真心ブラザーズの「サマーヌード」。まさに旬な選曲ではあるが、これまでの石月のキャリアをフォローしているファンからすると少し意外な選曲である。この「サマーヌード」は疾走感溢れるリズムに牽引される真夏仕様のアッパーチューンであるが、どこか憂いを含んだメロディが石月に声のトーンと相性がいい。

 中盤に披露された大橋純子の「シルエット・ロマンス」は曲のテンポがリット(徐々に遅くなる)したり、オンタイムになったりと、リズム楽器のないアンサンブルでプレイするのは難度が高い楽曲。しかし2人は大げさなアイコンタクトしてタイミングを合わせることはしない。どちらかがコンダクターになることなく、互いの体内のテンポ感が自然にリンクして表現し聴かせる。2人がミュージシャンとしての先天的な相性の良さを感じさた。

 後半は「星に願いを」、「[キミノイルセイカイ]」、「ONE -You are the one-」とFANATIC◇CRISISのナンバーを続けて披露。聴き慣れた石月の歌声も野村のギターにのせて聴くと、それまでとはまた違って聴こえる。言うまでもなく、音楽とは表現者同士の化学反応によってアウトプットされるものなのだ。

 アンコールは坂本九の「上を向いて歩こう」。この珠玉のメロディを石月は容赦なくブルーノートを入れてファイク。自由な解釈で表現する。
 時に楽しく、時にちぐはぐな石月と野村のトークを含め、たっぷり2時間パフォーマンス。ここで一旦ステージの幕は降りた。

[夜会]
 夜会は石月努のナンバー「DANCE DANCE DANCE」からスタート。石月のライヴでは後半の煽り曲として、バンドの各パート同士がバトルする楽曲。今回は野村のアコースティックギター1本でこの曲を表現するわけだが、このプレイがまさに野村の真骨頂。メインリフはツェペリン風に改造され、中間部では一瞬ジミヘンコードを織り交ぜたりと聴いていて思わずニヤリとしてしまう。

続いてプレイされたのはFANATIC◇CRISISの「night shadow」。オープニングから立て続けに石月の作品が披露され会場も大いに盛り上がる。このまま「夜会」は押していくのかと思いきや、続くパートでは「セカンド・ラヴ」、「ハナミズキ」、「みずいろの雨」と女性アーティストの楽曲をしっとり聴かせる。こういったジェットコースターのような構成も、数曲ごとに石月と野村の楽しいMCが入ることにより、セットリストの組み立て方の自由度が高い。

 6曲目にプレイしたB'zの「もう一度キスしたかった」では、野村が丁寧に奏でるコードの上に石月の伸びやかで色っぽいヴォーカルが重なる。B'zという超個性的なアーティストの楽曲ではありながらも、オリジナルに引っ張られることなく石月らしい表現で聴かせる。派手さはないが、この日の1つのハイライトであったに違いない。

 後半はFANATIC◇CRISISの「THE NEVER.INNOCENT」からアンコールラストの「LIFE」まで石月の作品でたたみかける。今日はアコースティック・ライヴということで、全曲アコースティックギターでプレイした野村だが、自らを“エレキマン”というだけあって、FANATIC◇CRISISのバンド曲で派手にパワーコードをプレイする野村はアコギを抱えていても、正真正銘の“エレキマン”だった。

この日披露された曲は「茶会」、「夜会」合わせて全27曲。2公演のセットリストは完全に異なるもので一曲のダブリもない。さぞかしリハーサルが大変だったであろうと余計な心配をしてしまうが、今回用意されたカバー曲は、予めファンからのリクエストを参考に選曲されたとはいえ、まずは石月本人が歌ってみたいと思っていた曲ばかり。

準備までに時間的な制約があったであろうが、そこは天性の歌い手である石月のこと。楽しみながらこの日の準備をしたに違いない。また、来年もこの2人でステージに立つと約束してくれた石月と野村。2人の音楽的なポテンシャルが体現できるこの企画。今から来年の公演が楽しみだ。

【セットリスト】
[茶会]
01.サマーヌード(真心ブラザーズ)
02.少年時代(井上陽水)
03.One more time, One more chance(山崎まさよし)
04.やさしいキスをして(DREAMES COME TRUE)
05.熱視線(安全地帯)
06.名もなき詩(Mr.Children)
07.シルエット・ロマンス(大橋純子)
08.木蘭の涙〜acoustic〜(スターダスト・レビュー)
09.星に願いを(FANATIC◇CRISIS)
10.[キミガイルセカイ](FANATIC◇CRISIS)
11.ONE-Your are the one-(FANATIC◇CRISIS)
12.向日葵(石月努)
encore
13.上を向いて歩こう(坂本九)

[夜会]
01.DANCE DANCE DANCE(石月努)
02.night shadow(FANATIC◇CRISIS)
03.セカンド・ラヴ(中森明菜)
04.ハナミズキ(一青窈)
05.みずいろの雨(八神純子)
06.もう一度キスしたかった(B'z)
07.You're My Only Shinin' Star(角松敏生)
08.思いがかさなるその前に…(平井堅)
09.糸(中島みゆき)
10.THE NEVER.INNOCENT(FANATIC◇CRISIS)
11.ゆらぎ(FANATIC◇CRISIS)
12.your song(石月努)
encore
13.秋桜(石月努)
14.LIFE(FANATIC◇CRISIS)


【石月 努 2015ツアー開催決定!】
サポートメンバーには、盟友のkazuyaを迎えての約一年ぶりとなるライヴツアーとなります!

TSUTOMU ISHIZUKI LIVE TOUR 2015 “RUNWAY to the Episode2” -ミライへ-

10月11日(日)埼玉:HEAVEN'S ROCKさいたま新都心VJ-3
[時間]OPEN 17:30 START 18:00
10月12日(月・祝)神奈川:横浜BAYSIS
[時間]OPEN 17:30 START 18:00
10月17日(土)北海道:札幌COLONY
[時間]OPEN 17:30 START 18:00
10月25日(日)愛知:名古屋ell Fits ALL
[時間]OPEN 17:30 START 18:00
10月26日(月)大阪:梅田Shangri-La
[時間]OPEN 18:00 START 18:30
11月3日(火・祝)東京:渋谷WWW
[時間]OPEN 17:00 START 18:00

【 Support Member 】
Guitar / kazuya(THE MICRO HEAD 4N'S)
Guitar / 夢時(HOLLOWGRAM、eStrial)
Bass / 二村学
Drums / LEVIN(La'cryma Christi)

前売5,000円(税込・D別)スタンディング
2015/9/19(土) AM10:00~ 一般発売開始!!
[問]SOGO TOKYO/TEL03-3405-9999

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