新曲「JAPAN AND KOREA」現代に根付いた「ボーダー」に一石を投じる作品。
韓国産まれ、東京育ち、東大卒のシンガー/トラックメイカーとして注目を集めるkim taehoonが、新曲「JAPAN AND KOREA」を7月23日(金)に配信リリースすることが決定した。5月にデジタルリリースした「DRIP DRIP DRIP feat. Gokou Kuyt」に続く、2021年第2作目は「JAPAN AND KOREA」という、どストレートなタイトルからも分かるように、日本と韓国の両方をルーツに持つkim taehoonならではの視点から、現代に根付いた「ボーダー」という概念に一石を投じる作品となった。
皮肉の効いたリリックと臨場感溢れるサウンドからは作品に込められたテーマの壮大さが強く感じられる。
kim taehoonらしいどこか耳につくサウンドやキャッチーなメロディは相変わらず印象的だが、作品の随所にこれまでにはなかったアプローチが垣間見られ、kim taehoonの新しい可能性が感じられてつくづくおもしろい。
また、旧作「ICE CREAM」や「PARADE」にも見られたように、今作もピアノとしてNAKADAI (Chapman)が参加しており、実験的なアプローチによって楽曲の壮大さや浮遊感を際立たせている。
作品に込められた意図や本質はどこにあるのか、各々の視点から考えてみるとよりおもしろいだろう。
アートワークはsanuchida、Mix&MasteringはNEMOTO STUDIOがこれまで通り担当している。
7月23日(金)の配信スタートを心待ちにしていてほしい。