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DISH//が約2年ぶりの有観客野外ワンマンライブ開催!「沈丁花」を初披露!


有観客野外ワンマンライブリポート到着!!

DISH//が10月17日(日)富士急ハイランド・コニファーフォレストにて、野外ワンマンライブ「DISH// SUMMER AMUSEMENT ’21 -森羅万象-」を行なった。


DISH//は、2019年8月18日(日)に富士急ハイランド・コニファーフォレストでキャリア史上最大規模を動員した野外ワンマンライブ「DISH// SUMMER AMUSEMENT’19 “Junkfood Junction”」を開催。



雨が降りしきる中で大勢のスラッシャー(ファンの呼称)を熱狂させた“伝説のライブ”を経て、翌年の2020年8月29日(土)にも同箇所での野外ワンマンライブを予定していたが、新型コロナウィルスの影響で中止になり、代替公演として無観客の生配信ライブを開催。

そして、本公演は、当初は2021年8月28日(土)に開催を予定していたが、5度目の緊急事態宣言の延長を受けて延期となった振替公演。

季節は秋となったが、メンバーの意向であえて夏に予定していたセットリストを残し、雨上がりの冷たい風が吹く中、豊かな森に囲まれたステージでアンコールを含む全24曲を熱くパワフルに演奏した。

約2年ぶり2回目にして、「ありとあらゆる物事や現象」という意味の四字熟語「森羅万象」というタイトルが付けられた野外ワンマンライブは、ケンモチヒデフミ(水曜日のカンパネラ)による軽快なビートのヒップホップナンバー「星をつかむ者達へ」で幕を開けた。



打ち込みだった原曲をバンドの生演奏にリアレンジしたメンバーは、<ジャンルや形にとらわれない、DISH//だからこそ巻き起こせるエンターテイメント>を届けるという姿勢を示すかのように、ユニークなリリックをマイクリレーで繋いでみせ、会場のテンションを一気に上げた。

その勢いをさらに増加せるべく、GLIM SPANKYと泉大智(Dr)によるコラボ曲「未完成なドラマ」へ。

北村匠海(Vo/Gt)がシャウトし、矢部昌暉(Gt/Cho)のギターリフが炸裂するエッジーなロックナンバーに続き、「Rock Your Body Rock」では、橘柊生(Key/DJ)がお立ち台に飛び乗って観客を盛り上げ、2年前のコニファー公演のために作られた「NOT FLUNKY」では、矢部が突如、笑顔で走り出したかと思えば、ギターを置き、ステージ上で激しいブレイクダンスを繰り出して大暴れ。

会場に集まった大勢の観客の笑顔を引き出し、場内を大いに沸かせた。



最初のMCでは、北村が濃い霧が出ている場内を見渡して、「山の上なので、雲の中でライブをしてると思ってください。この世で一番楽しい空間にします」とあいさつし、会場全体でペンライトが揺れた「イェーイ!!夏休み」からは、夏や海、水をテーマにした曲を続けた。

「I’m FISH//」では橘が観客と一緒に盛り上がり、「Seagull」では銀煙弾に合わせて、「夏が来た!バカになれ!」と絶叫。

今年最後の夏モードはここで終了し、雰囲気はガラリと変化。
北村が「自粛期間中に大智と作った第1弾で、大好きな曲です」と語り、泉が作曲し、北村が作詞したメロウなシティポップ「宇宙船」では、会場をスペーシーでファンタジックなムードに染め上げた。

さらに、北村がステージ上で缶ビールのプルタブを開ける音がSEとして使われた「缶ビール」は、メンバーの橘が作詞作曲を手掛けたアーバンなR&Bナンバー。



北村が女性目線の歌詞を歌い、橘が男目線でジャジーなラップを重ねた。
北村がさかいゆうと共作した、繊細かつ力強いダイナミックなピアノバラード「Shape of Love」を含め、メンバー一人一人のミュージシャンとしての成長と進化、多彩なクリエイティヴィティが光るブロックとなった。

「地球ってすごく大きくて、世界中の全員とは会えないじゃないですか。人生で会える人は限られていると思うんですよ。そんな中で、今日、こうしてみんなで集まれた。こんなに奇跡的なことってないな、こんなに美しい出会いってないなと思うんです。今日、皆さんに会えたことを、皆さんと僕らに明日があることを、全部全部感謝してます」

北村の真摯なMCを経て、松明の火が掲げられた「This Wonderful World」では<特別な1日にしよう>という呼びかけに、観客が一斉にペンライトを上げて呼応。

「KICK-START」では、北村と矢部に、橘もショルダーキーボードを抱えて加わって、続く「HIGH-VOLTAGE DANCER」でも花道やセンターステージで楽器を弾きながらダンス。

そして、「ビリビリ☆ルールブック」では楽しく自由に動き回るメンバーと一緒に観客も踊り、ライブならではのオーディエンスとの一体感が生み出された。



“雷”に撃たれたかのような刺激を与えてくれた中盤から、情熱の“火”が燃えあがる終盤へ。

北村が「18歳の時に初めて作詞作曲した曲です。僕のルーツが詰まってます」と解説した「モノクロ」では、メインステージで椅子に座ってアコギを弾きながら、人との出会いへの感謝を切々と歌い、最後にそっと「ありがとう」と呟いた。

「DAWN」は、揺れる火柱が立ち上る中で<誰も一人ぼっちじゃない!>と歌詞にないフレーズをシャウト。
エモーショナルな空間が会場を包みこんだ。

TVアニメ「僕のヒーローアカデミア」の第5期OP主題歌として制作されたロックナンバー「No.1」では、北村は花道に飛び出し、人差し指を突き上げた右手を空に高々と掲げ、ブリッジとなるインタールードへ突入。



泉がドラムセットから立ち上がり、カウントを刻みながらセンターステージへと進むと、場内の熱気はさらに上昇。

ライブでは恒例となっている「東京VIBRATION、メンバー作のハードロック「rock’n’roller」とメロディアスなハードコアパンク「Newフェイス」のマッシュアップでは、大きな炎が四方八方に放射される中、4人はセンターステージで向き合い、激しいヘッドバンギングを展開。

このあと、再びメインステージへと戻り、「愛の導火線」はステージ上部から強烈な音玉が発射。
ニューノーマルで自由には動けない状況ながらも会場が一丸となって大きな盛り上がりを見せた。



最後に「実はさっき、倒れる寸前までいってました。でも、目の前にいるみんなの表情やメンバーに助けられました。生きるのは辛いこともあるし、大変だけど、やっぱり生きるって最高ですよ。明日があるって最高です。生きるって素敵なことだと思います。」という実感のこもった言葉で語り、コロナ禍の同時代を生きる全ての人たちに送る応援歌「僕らが強く。」では、熱のこもったエモーショナルな歌声を会場中に染み渡らせ、<笑い合っていたい>というメッセージを全身全霊で届けて本編を締めくくった。

アンコールでは、前日にオンエアがスタートした日本テレビ系土曜ドラマ『二月の勝者 ー絶対合格の教室ー』の主題歌として、北村がはっとり(マカロニえんぴつ)と共作で書き下ろした新曲「沈丁花」をリリースに先駆けて初披露。



受験をテーマに制作したこの楽曲について、「今、頑張ってる受験生、それを支える家族や友人、恋人の皆さん。僕らがそっと背中を押す曲を歌いたいと思います。」と語り、“栄光”や“勝利”といった花言葉を持つ「沈丁花」をタイトルに掲げたこの楽曲を4人で声を合わせて力強く歌い上げた。

そして、大ヒット楽曲「猫」をじっくりと聴かせたあと、DISH//というバンドについてメンバー全員で書いた「乾杯」をリラックスした表情で楽しそうに演奏し、舞台は大団円を迎えた。



終演後、真っ暗な秋の夜空に花火が上がり、大きな拍手が会場に鳴り響く中でメンバーは、何度も感謝の気持ちを伝えながらステージを後にし、コロナ禍による中止や延期といった試練と困難を乗り越えた野外ワンマンライブは幕を下ろした。

なお、本公演はU-NEXTで生配信され、配信チケットは10月24日(日)23:59まで販売中。

見逃し配信は10月24日(日)23:59まで視聴が可能となっている。
また、この日、披露した新曲「沈丁花」は10月24日(日)より先行配信され、11月17日(水)に通算14枚目のシングルとしてCDリリースされる。

【SET LIST】
M1.星をつかむ者達へ
M2.未完成なドラマ
M3.Rock Your Body Rock
M4.NOT FLUNKY
M5.イェーイ!!夏休み
M6.I’m FISH//
M7.Seagull
M8.宇宙船
M9.缶ビール
M10.Shape of Love
M11.This Wonderful World
M12.KICK-START
M13.HIGH-VOLTAGE DANCER
M14.ビリビリ☆ルールブック
M15.モノクロ
M16.DAWN
M17.No.1
M18.東京VIBRATION
M19.Newフェイス × rock’n’roller
M20.愛の導火線
M21.僕らが強く。

EN1.沈丁花
EN2.猫
EN3.乾杯

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