日本のロックを牽引するライブバンド、エレファントカシマシ。1990年以来続いているエレカシのライフワークともいえる26年連続公演となる日比谷野外大音楽堂ライブを開催した。
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ここ日比谷野音はライブ活動休止発表後「少しだけ歌わせてくれ」とステージに立ち伝説を作ったり、復活ライブの舞台になるなどまさに聖地と呼ぶに相応しい会場。
9月27日は中秋の名月。月にまつわる名曲も多数持つエレカシにとってはうってつけの日のライブとなった。
「おはようこんにちは」でスタートしたライブ。会場の外には、チケットを取れなかった人たちが“音漏れ”を聴くために熱心な人たちが多数集まっている毎年恒例の野音ライブ。「マニアックな曲っていうか好きな曲を沢山歌いますので」と言って、「ああ流浪の民よ」や「星の砂」など数々のデビュー当時の楽曲を数々披露する。
それもそのはず、今日はキーボードに初期エレカシサウンドを一緒に奏でていた細海魚(読み:ほそみ さかな)を迎えてのパフォーマンス。
「野音の練習をしなければとレコーディングの合間にリハーサルをしていたんだけど、3時間のリハーサルのつもりが8時間・9時間になってしまって。。。こんな話面白くないですよね?いや、面白いはずなんですけど。」と会場の笑いを誘う。
一番新しい曲ですと、発売されたばかりのシングルに収録されているTEKUMAKUMAYAKONを初披露。
「今日は月は出てますか?みんな好きだよね?中秋の名月とか?そんな日に来てくれてありがとう!」と中秋の名月の下で、月を歌った名曲「今宵の月のように」を披露。会場は大歓声に包まれる。
そして、本編の最後にはなんとサプライズ発表。
「今日は本当にありがとう。もうすぐアルバムが発売できることになりました。11月17日?18日?18日ですね?11月18日にアルバムを発売します。『RAINBOW』というタイトルのアルバムにしました。俺が考えたんだぜ。どうだかっこいいだろう?もう少しだけ待っててください。」と宮本の口からオリジナルアルバムのリリースが宣言された。
そして、その後にはアルバムに収録される新曲「RAINBOW」を初披露。その後、アンコールでゲストキーボードとして、盟友蔦谷好位置が登場。
発売されたばかりのニューシングル「愛すべき今日」を披露。会場は待っていましたとばかりに大歓声。最後に、「ローリングストーンズみたいに並んで挨拶しよう」とステージにメンバーが並んで挨拶し、今日一番の盛り上がりを見せ26年目の野音は幕を閉じた。
伝説を生み出してきた場所で、復帰後初となるオリジナルアルバムのリリースと新曲を披露。3,000人のファンでうまった会場は興奮と熱狂につつまれた!
【セットリスト】
2015/9/27(日)@日比谷野外大音楽堂
M1. おはようこんにちは
M2. ドビッシャー男
M3. 悲しみの果て
M4. ああ流浪の民よ
M5. 誰かのささやき
M6. 暮れゆく夕べの空
M7. 夢のかけら
M8. 月の夜
M9. 自宅にて
M10. 待つ男
M11. TEKUMAKUMAYAKON
M12. 星の砂
M13. 珍奇男
M14. 極楽大将生活賛歌
M15. 四月の風
M16. 生きている証
M17. ワインディングロード
M18. 月夜の散歩
M19. 今宵の月のように
M20. めんどくせい
M21. 化ケモノ青年
M22. ズレてる方がいい
M23. ガストロンジャー
M24. RAINBOW 【新曲】
M25. 生命賛歌
アンコール
星の降るような夜に
友達がいるのさ
俺たちの明日
花男
W アンコール
愛すべき今日
ファイティングマン
MC
~今日は月は出てますか?~みんな好きだよね?中秋の名月とか。そんな日に来てくれてありがとう~
♪ 今宵の月のように(1 コーラス)
MC
~今日は本当にどうもありがとう。もうすぐアルバムが発売できることになりました。「RAINBOW」という名前のタイトル
のアルバムにしました。もう少し待っててください。~
♪ RAINBOW(サビ)
♪ 愛すべき今日(サビ)
MC
~ローリングストーンズみたいに挨拶しよう!ありがとうございました!~
【月夜の散歩】の歌詞ページ
【今宵の月のように】の歌詞ページ
【TEKUMAKUMAYAKON】の歌詞ページ
≪エレファントカシマシ・プロフィール≫
エレファントカシマシ:宮本浩次(Vo&G)、石森敏行(G)、高緑成治(B)、冨永義之(Dr)
1981 年 北区赤羽にて中学の同級生で結成。1986 年 高緑が加入し現在のメンバー編成となる。
同年 CBS SONY SD オーディション入賞。1988 年 3 月 EPIC SONY より 1st シングル「デーデ」と 1st アルバム「THE ELEPHANT KASHIMASHI」を同時発売、衝撃デビュー!圧倒的なヴォーカル宮本浩次を擁する日本の 4 人組ロックバンド。
普遍性と独自性をもった文学的詞世界と、デビュー以来不動の 4 人が繰り出す激烈かつ叙情的なバンドグルーヴは比類無きもので圧巻。1990 年より日比谷野外大音楽堂にて毎年ワンマンライブを 25 年連続)開催。
「ファイティングマン」「悲しみの果て」「今宵の月のように」「ガストロンジャー」「俺たちの明日」ほか、数多の名曲を生み出し続け、オリジナルアルバム 21 枚をリリース。2012 年 10 月、宮本の左耳の病気でライブ活動休止。バンド最大の危機を乗り越え、2013 年秋の野音で 1 年振りに復活!昨年 1 月 11 日バンド史上最大規模のデビュー25年記念さいたまスーパーアリーナ単独公演を敢行。多くの春フェス&イベントの出演を経て、6 月 11 日には待望の最新シングル「Destiny」をリリース。
2015 年 1 月 3 日・4 日 新春日本武道館公演 2Days を最大動員を記録し成功を収める。
今年の夏も全国各地のフェスティバルに出演!9 月 23 日にはニューシングル「愛すべき今日」がリリース!
エレファントカシマシ、1991 年より 26 年続く恒例の“聖地”日比谷野外大音楽堂でのライブ!!