11月22日(日)22:00から放送開始となるWOWOWドラマ「連続ドラマW 誤断」の主題歌をB'zの稲葉浩志が担当することが決定した。
B'zが結成25周年を迎えた際、『B'z 25th Anniversary Special 全米ツアー密着ドキュメント「Only Two」』をWOWOWが独占放送した親交もある中で、今回はB'zとはまた異なる独自の世界観で魅了するソロ活動中の稲葉浩志にオファーし主題歌の書き下ろしが実現。WOWOWドラマと稲葉浩志の初のタイアップとなる。
ドラマはNHK連続テレビ小説「マッサン」以降 連続ドラマ初単独主演となる玉山鉄二と、同作の脚本を手掛けた羽原大介の再タッグ作品となる、社会派ヒューマンサスペンス。初回は無料放送とのことなので、ファンは要チェック。
以下、稲葉浩志・玉山鉄二・WOWOWプロデューサー堤口敬太のコメントを掲載。
◆コメント 【稲葉浩志】
「流れる時間と積み重なる時間というふたつの軸のなかで、過去を後悔し失うことを恐れ、明日への希望を持ち今を生きようとする主人公を描きました。ドラマの中で流れるのが楽しみです。」
◆コメント 【主演・玉山鉄二】
「稲葉さんがこの作品に参加して頂ける事、大変心強いです。自分自身が多感な時期に、B'zに多くの影響を受け、まさにバイブル。確実に今の僕の感性の一部になっています。この作品にある様々な角度の正義、その狭間にある、世の中の違和感に溺れる人間、不鮮明な光…この作品により重厚感を持たせて頂けました。
撮影はまだ中盤ですが、この曲を胸に精進して行きたいと思います。」
◆コメント 【堤口敬太〈WOWOWプロデューサー〉】
「本作は製薬会社の隠蔽事件を題材にした社会派作品ですが、社会正義と会社の利益との間で揺れる主人公の葛藤や苦悩、そして登場人物それぞれの正義を描いたヒューマンドラマです。
数々の音楽とともに人の心に残る詩を生み出されてきた稲葉さんであれば、主人公の複雑な感情に寄り添いながら、暗闇から前に進むための微かな希望を与えてくれる、そんな音楽を作ってくださると思いオファーをさせていただきました。」
◆日曜オリジナルドラマ「連続ドラマW 誤断」
【番組概要】
作家・堂場瞬一による社会派ヒューマンサスペンス小説をドラマ化する。
舞台は薬害事件を抱える大手製薬会社。法の網をかいくぐってでも会社の繁栄と存続を優先する昭和を生きた企業人、巨大企業の利益のために犠牲となった被害者たち、そして、上司の命令に従いながらも会社と被害者との狭間で揺れる平成を生きる会社員。さまざまな人々の思惑が交錯する群像劇の中で、隠蔽工作を指示された若手社員が企業の闇に飲み込まれていく様を描く。
実社会でも粉飾決算や食品偽装など企業が起こす事件は絶えない。本作は、問題が巣くう企業とその関係者に焦点を当てることで“昭和と平成”、新旧の異なった価値観が同居する「現代」という時代の構造を浮き彫りにする。