この日のライブで、日日是好日より“ヒビコレ”と改名し、新衣装、新メンバーカラー、新ロゴを発表するなど、まさに「新」づくしの再スタートをきった。
また、ファンのお目当てでもあった、新メンバー登場も合間って、オーディエンスのボルテージも最高潮に達した。
ヒビコレの「新」を魅せきります!
この1年、不安定な情勢の中でメンバーが相次ぎ脱退を表明したヒビコレ。
リーダー 双葉結愛も自身の進退について悩んだ時期があったと話してくれた。
そんな中、「ファンの方から結愛ちゃん、辞めないで!」というたくさんの応援メッセージをもらい継続の道を選び臨んだ、今回のライブ『IDOL 令和華祭』。
ヒビコレの「新」が詰まったまさに再スタートに相応しいパフォーマンスにオーディエンスも熱狂した。
まずは、SEから勢いよく登場したヒビコレのステージは1曲目に『夏色の恋』を熱演!
双葉結愛がセンターに立ち、ファンを先導するように踊り&ジャンプを魅せると、最前列からもソレに応えるように、熱烈な声援が飛び交い、遅れてきた夏の思い出たちが会場を包んでいるかのようだった。
みんなのコールがあって曲は完成します。
『夏色の恋』で会場を温めたあとは、ヒビコレのデビュー曲でもある『だから僕はいくんだ』をチョイス。
アップテンポな1曲目から、メロディアスに聞かせる2曲目は「初期から応援してくれてるファン、最近、ファンになってくれた方、ヒビコレに関わる全ての人にとって一番思い入れのある曲だ」と双葉結愛は語る。
そんな心打つ『だから僕はいくんだ』のセンターは山下倖和が担当。
サビの「大切な人と歩んでいきたい」というフレーズに差し掛かかる頃には、先ほど(1曲目)までの上りようはなく、うっとりとした濃厚な時間を楽しむファンの表情が見て取れた。
「ライブができない時期、配信ではみんなと会えたけど、やっぱりコールがないと寂しいし、皆がいないとライブは完成しない。
いろんなことがあった1年だからこそ、気持ちや想いが大きくなって、歌を届けやすくなった」と山下倖和はライブ後に話してくれた。
この想い、キミに届けっ!
3曲目は、さらにディープな感情を揺さぶる『愛しています』を熱唱!
「初見の方からも人気のある曲です。だけ見ると少し切ないフレーズですが、パフォーマンスと一緒に観てもらうと、すごくポジティブな感覚になります!この想い、キミに届け!」と榎本紗弥。
メンバーだけでなく、会えない時間は過ごしたファンも同じで、この日、すべてを吹き飛ばすように踊り、歌い、2020年を締め括っているように感じた。
また、MCでは新衣装や新カラーに触れ「カボチャのスカート×フリフリがアイドルらしくなりました♡」 と双葉結愛が語り、ファンを沸かせる一面も。
ヒビコレの新たな「神」話に今後も要注目
良い意味でも「ヒビコレっぽくない!超アップテンポなナンバーです。激しいフリがあったり、途中で寝ちゃったり、ちょっとふざけているようなパフォーマンスもあるけど、この曲はファンからのコールが入らないと完成しないんです。」と最後のワンピースが、ステージ前にいるファンだとし、その一体感を引き出す前座ともいえる彼女たちのパフォーマンスは、今までのヒビコレの常識を壊すようなアッパーなダンスにつられて、ファンの声援も踊りもこの日、1番の盛り上がりとなった。
最後に、6月から研究生として活動していた夏目莉乃、湊川みるは「練習の成果が思うように出なくて、正規メンバーへの昇格が遅くなってしまってごめんなさい。でも、ずっと見捨てないで応援してくれて、ありがとう!」と感謝を伝えた。
全てが「新」しくなり再スタートしたヒビコレの新たな「神」話に今後も要注目です!
セットリスト
01.「夏色の恋」02.「だから僕はいくんだ」
03.「愛してます」
04.「パラレルワールド」
TEXT KRAY-G Monkey