待望の大型イベント開幕!
タレントのりゅうちぇると高見奈央が司会を務めるラジオ番組「りゅうちぇると高見奈央のiDOL on-line」が、ラジオの枠を飛び越え、7月22日(木・祝)にZepp Haneda Tokyoにて「iDOL on-line SUPER SUMMER FESTIVAL2021 POWERED BY UtaTen」を開催した。
司会には、ラジオでパーソナリティーを務めている高見奈央が担当。NAVIGATORにちゃあぽん(西脇彩華)も参加。
出演したのは、OS☆U/神宿/煌めき☆アンフォレント/KiREI/神使轟く、激情の如く。/純情のアフィリア/戦国アニマル極楽浄土/Task have Fun/東京女子流/虹色の飛行少女/Non¬Fiction/放課後プリンセス/#ババババンビ/夢みるアドレセンス/リルネード/Luce Twinkle Wink☆と16組のアイドルたち。この日の模様をブロックごとにレポートでお届けします。
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トークコーナー(戦国アニマル極楽浄土・煌めき☆アンフォレント)
まずは、戦国アニマル極楽浄土の寅丸さらさが、「夏の失敗談」として「小さい頃、夏休みにおばあちゃんの家に行ったとき、姉妹で山登りへ。沢で蟹取り遊びに夢中になっていたら暗くなり、道がわからなくなり、家に帰れず。その後、救急隊に救助されて家に帰った」遭難話を明るく語っていた。
煌めき☆アンフォレントの達家真姫宝は、「自分が登場している水着DVDのパッケージが鞄からばっちり見えてて、それを電車の中で見られてて恥ずかしかった」話をしていた。
戦国アニマル極楽浄土
10月18日にはZepp DiverCityで単独公演も決まっている戦国アニマル極楽浄土。ライブは、冒頭から気持ちを熱くアゲるように「輪廻転生」からスタート。性急なビートを刻む楽曲に乗せ、メンバーたちは凛々しい歌声を突きつける。熱を抱きながらも、スリリングさを携えた幕開けだ。メンバーたちは高ぶる気持ちを胸に抱えながら、熱狂を作りあげてゆくためのドラマをこの空間へ綴りだしてゆく。彼女たちのライブからは、心地好い緊張感が伝わってくる。それが、気持ちを嬉しく高めていく。
美しく華やかで、しかもドラマ性も帯びた楽曲だ。揺れ動く気持ちを、彼女たちは表情の振り幅の強い歌声を通して映し出す。「百花繚乱」、とてもスケールあふれるダイナミックさなのに、壮麗さも抱かせる楽曲だ。強さと優しさを交錯させた楽曲と重なり合うように、メンバーたちの歌声にも、気持ちの揺れに合わせ抑揚が生まれてゆく。ときに力強く、ときにおおらかに、6つの歌声が色を持った絵筆となり、楽曲へ、見ている人たちの心へ色鮮やかな絵を描いてゆく。
痛み覚える気持ちが、心の内側へ内側へと落ちてゆくようだ。「ヒトエニ」を通し戦国アニマル極楽浄土は、ダウナーな世界へと浸りながら。同時に艶めいた色も歌声に加え、心地好く落ちてゆく感覚を聞き手に与えてゆく。後半へ進むに従い、次第に祭りのリズムも加えながら、今度は逆に、どんどん気持ちを解き放つ。感情を揺さぶるドラマの作り方が、とても冴えたグループだ。揺れ動く気持ちのままに響かせるメンバーたちの歌声も、心に嬉しい刺激と寄り添いたい哀切さを与えていった。
ふたたび熱を孕むように、戦国アニマル極楽浄土は「結晶」を歌唱。重厚さを抱きながら躍動してゆく楽曲へ思いを重ねるように、メンバーたちも、凛々しく躍動したパフォーマンスと感情を露にした歌声をぶつけながら、楽曲へ強烈な熱を描き加えていく。
さぁ、ここから一気に暴れちまえ!!その合図を告げるように、戦国アニマル極楽浄土は、メンバーたちの攻めたラップも冴えた刺激を与える「采賽」を突きつけた。気持ちを騒がせる楽曲の上で、メンバーたちは感情を曝け出しながらも、無邪気に騒ぐ様も見せていた。
力強くも熱を抱いた寅丸さらさの歌声からの幕開け。最後に戦国アニマル極楽浄土は「浮世世界」を歌い、絢爛華美な世界を描き出しながら、見ている人たちを極楽な宴の中へと招き入れ、共に身体揺らし戯れ続けていった。
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煌めき☆アンフォレント
新体制になって、さらにパワーアップした煌めき☆アンフォレント。Zepp Hanedaという会場にビッグバンを起こすよう、煌めき☆アンフォレントのライブは「=虹色=サンシャイン」からスタート。感情のエンジンを熱く高ぶらせる性急な楽曲の上で、メンバーたちの一体化した華やかな歌声が、聞いている人たちの心の中へ壮大な銀河の世界を作りあげた。彼女たち自身が輝きを放つ太陽となり、歌の光を次々と降り注ぎながら、一緒に熱狂の中ではしゃぎあおうと誘いをかけてきた。なんてパワフルなのに、キラキラした姿だろう。その輝きに気持ちが強く惹かれてゆくのも、当然だ!!
たくさんのときめきを詰め込んだオモチャ箱をひっくり返したら、こんなにも胸騒がす刺激を感じてしまうなんて。キラキラした楽曲なのに、そこには、秘めた情熱や切なく痛い感情もたくさん詰め込まれていた。「煌々◇ナミダ」、胸を熱く騒がせながらも、気持ちを痛く掻きむしる楽曲だ。たとえその思いに切ない心模様が記されていようと、彼女たちの気持ちや歌声が、強い意志と力を持って未来を見ているからだろう。その歌声は、見ている人たちの感情を熱く騒がせてゆく。
キュッと胸をときめかす歌声から幕開けたのが、「解放感∫Be in Love」。彼女たちは愛らしさを胸に、胸の内から沸き上がる思いを、愛しい気持ちのまま歌声に乗せていた。この歌にも、キラキラとした煌きを覚える。そこに温かさを覚えるからだろう、彼女たちの歌声やパフォーマンスへギュッと抱きしめたくなるような愛おしさを感じていた。メンバーたちの温かい心模様と愛情を胸に覚えながら、心地好く駆ける歌と楽曲に身を預け、気持ちをどんどん明るく解き放っていた。
「一瞬で煌めく奇蹟のスターチューン~もっともっと輝けシューティングスター」。さぁ、「奇跡≒スターチューン」の登場だ。この歌へ飛び乗り、胸をときめかす銀河の世界へ向かってふたたびドライブしようか。煌めき☆アンフォレントの歌は、夢あふれるときめきの世界へ連れていってくれる。その宇宙船(煌めき☆アンフォレント)自体がときめきで構成されているからこそ、彼女たちの歌声のハンドルさばきに身を任せ、楽しくドリーミーな世界へ飛び込み、素敵な夢を見ていける。それが嬉しいじゃない!!
最後に煌めき☆アンフォレントは「太陽系ワンダーラスト」を歌い、この会場の人たちを、灼熱の野外パーティ会場や酷暑な夏のビーチパーティ会場以上に、胸をむちゃくちゃ嬉しく騒がせ、わちゃわちゃ気持ちをはしゃがせる最上級の熱狂空間へ連れだしていった。アガるという感覚は何かと問われたとき、この曲に触れているときと言いたくなるくらい、「太陽系◉ワンダーラスト」は無条件で気持ちを熱く騒がせてゆく。舞台の上で全身を使って思いきりはしゃぎ躍るメンバーたちの姿も、キラキラ輝いている。何より、騒ぎだしたこの衝動は、一度火がついたらもう止まらない。この歌が終わるまで…。いや、終わってさえも、その余韻がめちゃくちゃ熱いからこそ、このときめきの虜にずっとなっていく。気がついたら、煌めき☆アンフォレントのライブへ思いきり夢中になっていた。
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#ババババンビ
もの凄い勢いで人気と支持を集めている#ババババンビ。ライブは、名曲「カノン」のフレーズも巧みに組み込んだ、「カノン」からスタート。楽曲に「カノン」らしい構成も取り込みながら。でも内容は、めっちゃカラフルにパーストしたスーパーポップチューン。メンバーも一人一人が個性的でカラフルなら、楽曲もメンバーのキャラクターに負けない濃密さ。まるで、ガーリーな女の子たちがプライベートな女子会で無邪気にはしゃいでいるような姿だ。彼女たちのライブに触れていたら、その様を覗き見ながらも、何時の間にかパーティへ乱入し一緒に騒いでいたような気持ちに心が染まっていた。それくらい、気持ちが超アガりだしていた。
メンバーの一体化したチャーミングな歌声から始まる「青春ギルティ」も、気持ちをわちゃわちゃ騒がせる嬉しい罪作りな楽曲だ。だって、一緒に青春を描く風景の中へ飛びこまずにいれない気持ちに心を染め上げてゆくんだもの。彼女たち自身が青春を彩るあの頃の姿に戻ってはしゃげば、見ている人たちも青春という風景を彩る一人として歌の中へ飛び込み、一緒に物語を彩る仲間になってはしゃいでいた。なんて、胸をキュンキュン騒がせる歌なんだ。
妖しいイントロから、楽曲は一気に激しくスパーク。#ババババンビは、力強く躍動する「星形」に身を任せるように、同じく躍動的な姿を舞台上に描き出していった。スリリングな楽曲の上で、彼女たちは凛々しい声を突き刺すように歌っていた。とてもパワフルでダイナミックな姿だ。気持ちを一つにした力強い歌声が、鋭い刃先となって胸にグサリと突き刺さってきた。強い主張と姿勢を見せてゆく、その姿がとても刺激的だ。
フロア中に響きだした祭り囃子。その音色へ導かれるようにメンバーらが「いってきまーす!」と挨拶。#ババババンビは「ハナビガタリ」を歌いながら、始まったばかりの夏という季節へ、これからもっともっとドラマチックな物語を作っていこうよと誘いをかけるように歌っていた。メンバーたちは、少し甘えた姿でチャーミングに歌いかける。その姿に胸をキュンキュンときめかせながらも、舞台上で歌い躍る彼女たちの姿から目を離したくなくて、ずっと夢中で追いかけていた。
最後に#ババババンビは、可愛らしくお尻をふりふりしながら「恋するうさぎちゃん最強伝説」を届けてくれた。彼女たちは最後の最後まで、はしゃぐ乙女の心模様をいろんな歌の風景の中に投影しながら、見ている人たちへ次々とハート型の歌の矢を放ち続けていった。気持ちを解き放ち無邪気に戯れる乙女たちの姿に触れながら、ときめく気持ちにずっと溺れ続けていた。
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東京女子流
8月に最新シングル「ストロベリーフロート」の発売も控えている東京女子流。少し影を背負ったロマンチックな風景が広がりだす。その景色の中、輝きを放つ4人のヒロインが、秘めた思いをそっと漏らすように「鼓動の秘密」を歌いだした。東京女子流のライブは、少し大人な香りも振りまきながら幕を開けた。自分たちの世界へ見ている人たちを気軽に優しく招きながらも、いつの間にか相手を魅了してゆく。その大人な攻め方が、今の東京女子流らしいじゃない。
跳ねたギターの音を合図に、楽曲は華やかに、派手に躍動したパーティチューンの「ヒマワリと星屑」へ。メンバーたちはダイナミックな動きも示しながら、愛らしい歌声で、見ている人たちをどんどん自分たちの世界へ巻き込み、深く深く魅了してゆく。とてもファンキーでアーバンな楽曲だ。スタイリッシュなのに、しっかり熱を抱いているところが東京女子流らしさ。耳心地好いのに何時の間にか気持ちが熱くなっているのも、彼女たち自身が熱源になっているからなのは間違いない。
さぁ肩の力を抜いて、心地好く身体を揺らしながら、一緒にランチ感覚のパーティをしようよ。そんな風に誘いをかけるように、東京女子流は軽やかに弾む「おんなじキモチ」を歌い踊りだした。とても耳にふんわり心地好い楽曲だ。カラッと明るい日射しを感じるような気持ちを胸に、メンバーたちはチャーミングなパーティチューンへ心地好く身を預けるよう軽快に歌い躍れば、観客たちも身体を揺らし、このパーティを無邪気に楽しんでいた。
次に披露したのが、8月にリリースする新曲の「ストロベリーフロート」。イントロの時点から、深く妖艶な雰囲気を携えていたように、この歌はディープでメロウ、ソウルフルでどこかエロティックな楽曲だ。いつもは清楚な色の強いメンバーたちだが、この楽曲では大人の色気も振りまきながら妖しく誘いかけてきた。メンバーの成長に合わせ楽曲も進化し続けきた東京女子流らしく、さらに新しいステップを「ストロベリーフロート」で踏んできたようだ。
続くアーバンソウルでミッドグルーブなダンスナンバー「ワ.ガ.マ.マ.」でも、メンバーたちは語るように歌いながら、見ている人たちをさりげなく挑発していった。ビタースウィートな表情も、今の東京女子流には、ほんの少しだけ背伸びしながらも似合う洋服(歌)の一つになっている。けっして派手ではない。むしろ、一つ一つの動きから滲みでる妖艶な香りに、強く惹かれてゆく。
フロアに充満している熱をさらに上げるように、ビターな味も隠しながら、東京女子流は「ミルフィーユ」を通して甘く攻めだした。甘さと苦み、艶めいた大人らしさと清楚な少女性、その二つのバランスの中を巧みに行き来しながら、今の東京女子流はいろんな楽曲へ魅惑という香りを振りかけてゆく。その不思議なアンバランスさへ、心が魅了されていく。
「みんなの心に届きますように」。最後に東京女子流は、晴れた気持ちのまま、触れた人たちみんなの心へ温もりを持った心地好い日射しを降り注ぐように「Hello, Goodbye」を歌ってくれた。甘く囁くように。その甘さで会場中の人たちを包み込むように4人は歌い踊りながら、見ている人たちの感情を優しく抱きしめていった。
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トークコーナー(#ババババンビ・東京女子流)
トークコーナーでは、先に#ババババンビのメンバー岸みゆが、「夏の失敗談」として、「朝起きるのが苦手で、遅刻するとネージャーさんから鬼電がかかってくるので、朝早いその日の仕事へ間に合うように頑張って起きて、急いで出かけ、間にあったんですけど。いざ鏡を見たらパジャマ姿だった」ことを語っていた。
「夏の失敗」について東京女子流の新井ひとみが、「くるくるまわすと出てくるリップを熱い場所に置いていたら何時の間にか溶けてしまい、蓋を開けたら形がなくなっていた」と語ってくれた。
PHOTO Kei Sakuhara
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イベント情報
「iDOL on-line SUPER SUMMER FESTIVAL2021 POWERED BY UtaTen」7月22日(木・祝)
Zepp Haneda Tokyo
主催:UtaTen
制作:iDOL on-line実行委員会
協力:渋谷クロスFM / チケットぴあ / チェキチャ! / サンライズプロモーション東京
衣装協力:プラスワンインターナショナル
告知情報
「iDOL on-line SUPER SUMMER FESTIVAL2021 POWERED BY UtaTen」第2段!8月28日(土)
■出演アーティスト
alma / =LOVE / 神宿 / QUEENS / kolme / 神使轟く、激情の如く。 / 綺星★フィオレナード / なんキニ! / #2i2 / ♯ババババンビ / femme fatale / Run Girls, Run! / LinQ / レイドロイド / わーすた / ONE BY ONE (※五十音順)
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