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【ライブレポート】満足度200%!夏を締め括った大型アイドルフェス iDOL on-lineレポート(1/4)


待望の大型イベント開幕!

タレントのりゅうちぇると高見奈央が司会を務めるラジオ番組「りゅうちぇると高見奈央のiDOL on-line」が、ラジオの枠を飛び越え、8月28日(土)にZepp Haneda Tokyoにて「iDOL on-line SUPER SUMMER FESTIVAL2021 POWERED BY UtaTen」を開催した。

MCは、ラジオでパーソナリティーを務めているりゅうちぇるが担当。NAVIGATORにちゃあぽん(西脇彩華)も参加。

出演したのは、alma / =LOVE / 神宿 / きゅるりんってしてみて/ Qutenka! / QUEENS / kolme / 神使轟く、激情の如く。 / なんキニ! / #2i2 / ♯ババババンビ / femme fatale / Run Girls, Run! / LinQ / レイドロイド / わーすた (※五十音順)の16組のアイドルたち。
この日の模様をブロックごとにレポートでお届けします。

▲7月22日のレポートはこちら

トークコーナー


 りゅうちぇると、ちゃあぽんこと西脇彩華を司会者に迎えて行なわれた「トークコーナー」。このブロックで語ったテーマが、「この夏最高だった出来事」。

 Aブロック前半の「トークコーナー」へ登場したなんキニ!のメンバーからは、「一人で伊豆大島へ行ったこと」「=LOVEさんと共演できた今日」「おっきい一個のスイカを全部一人で食べたこと」「MV撮影でメンバーとチューしたこと」などの言葉が登場。

 レイドロイドのメンバーからは、「体重が4kg増えたこと」「家族でバーベキューして、牛タンを2kg食べたこと」「りゅうちぇるさんと同じく肌の色が黒くなったこと」などの発言が出ていた。
       

なんキニ!


トップで登場したのが、なんキニ!。冒頭を飾った『バラバラパズル』を通し、メンバーたちは、フロア中に爽やかな夏の風を届けてきた。
舞台の上で歌い躍る一人一人がパズルのひと欠片ひと欠片となり、舞台の上で気持ちを一つに、素敵な青春の風景を組み合わせるように描き出す。
その姿が眩しく見えたのも、彼女たち自身が、思いきりアイドルという青春を楽しんでいたからだ。

美しく爽やかな弦楽の音色を背に、なんキニ!は青春の風景の続きを描くように『僕を未来へ運ぶ列車』を歌唱。彼女たちが走る未来へと続くレールの先には、どんな景色が待っているのだろうか。
晴れた歌声を響かせる7色の歌声を通し未来へ想いを馳せるメンバーたちの姿を見ながら、その景色を見たくなっていた。

舞台の上でかくれんぼをするような振りを見せながら歌いだしたのが、『片想いかくれんぼ』。
彼女たちが歌うと、ちょっと切ない恋心も爽やかさを持って受けとめられる。
そう感じるのも、メンバー自身が青春という景色の中に自分たちを溶け込ませ歌っているから?少し痛みを持ってうずく切ない心模様も、なんキニ!の歌を通すと前向きに受けとめたくなる。



 夏のイベントという色に合わせるように、なんキニ!が歌ったのが『漕いで恋して、SummerLove』。
まだまだ暑さの続く日々だからこそ、彼女たちが爽快な夏風を歌やパフォーマンスを通して届けてくれたのが嬉しかった。
気持ちをスカッとしてくれる夏の歌って、いいよね。
『漕いで恋して、SummerLove』に触れている間中、なんキニ!のメンバーに恋していた。いや、そんな気持ちに彼女たちが心を染めあげてくれた。

 最後になんキニ!は『アオハル』を歌いながら、見ている人たちを眩しい青春の景色の中にずっと閉じ込め続けてくれた。
なんキニ!のライブへ触れている間中、彼女たちと一緒に空想の青春という舞台の中、少年と少女になって一緒に想い出を作っていける。
そんな素敵なひとときを、なんキニ!はライブを通して見せてくれた。
▶︎なんキニ!の写真を全て見る

レイドロイド


 胸を心地好く騒がせるエレクトリックな音がフロア中へ響きだす。メンバーたちはその音の上へ少し切ない歌声を重ね合わせるように、新曲『キュントライト』を歌いだした。
攻めたサウンドとは対照的に、今にも壊れそうな悲哀を持った歌声を響かせるメンバーたち。
サビに向かってどんどん熱を抱いてゆくのも、歌詞とメンバーの気持ちがしっかりシンクロしているからだ。
弾けたサウンドの上で、まるで火花のように弾けたパフォーマンスを見せる。その姿も、瞼へ強烈に映し出されていった。

 さぁ、勢いを持ったまま思いきり駆けだせ!!。レイドロイドは『パラレルドライブ』を通し、攻めた姿を見せてゆく。
性急なビートの上で、心地好く弾けながら歌う姿が、とてもチャーミング。もっともっと気持ちを加速しながら攻めてゆけ。
見ている側の気持ちまで、彼女たちは力強い歌声やパフォーマンスを通して熱く高めてゆく。でも、それこそがレイドロイドのライブらしいスタイルだ。

ノンストップで続くダンスパーティのように、楽曲は巧みに表情を塗りかえながら『リーインカーネーション』へ。1曲ごと色が変わるたびに攻めた表情が増してゆくのも、レイドロイドが描き出した激しくダンサブルな世界へ気持ちが染まっていたから。
攻めた歌声の中へ哀愁味を帯びた声色も混ぜていたように、巧みに感情のドラマを描いてゆくところも、レイドロイドの持ち味の一つ。



さらに華やかさと躍動感を増すように。いや、切ない心模様へカラフルな色を塗り重ねるように、楽曲は『レンアイロジック』へ。
胸に秘めた恋する想いを、メンバーたちは“好きだ!好きだ!”と連呼しながら伝えてゆく。痛い感情を煽るように響くアタックの強い四つ打ちのビートも強烈だ。

最後にレイドロイドは、“この時間を一緒に弾け楽しもうと会場中の人たちへ誘いかけるように『プラネットニューワールド』を歌いながら、この場を心はしゃぐパーティー空間に染めあげていった。
ノンストップで続いたレイドロイドが描いたパーティーは、なかなか刺激的。でも、気持ちをカラフルでハッピーな色にも染めあげてくれたのも確かだ。
▶︎レイドロイドの写真を全て見る

LinQ


 九州・博多からやってきたLinQ。彼女たちは冒頭から、この空間を最高の夏祭りの会場へ染めあげようと、夏らしい音頭曲『祭高音頭』を歌唱。
音頭の要素とダンサブルなサウンドがミックスアップ。舞台の上でわちゃわちゃ弾ける姿を見ていると,こちらまで自然と気持ちがアガりだす。
見ている側の気持ちを嬉しく騒がせる手腕こそが、LinQの持つライブマジック。
楽曲が連れてきた夏らしい衝動だ。力強い音頭曲は、最高に気持ちをアゲてゆく!!

舞台上やフロア内に生まれた熱気をもっともっと熱くしていけと言わんばかりに、LinQは『人生最強・花景色』を歌いながら、フロアの人たちの気持ちを騒がせた。
弾け飛ぶ8つの花火のような様を見せながら、舞台の上で騒ぎ続けるメンバーらの姿がとてもカラフルで眩しい。
LinQはライブを始めたとたん、この空間を夏祭りの会場へ一気に塗りかえてくれた。でも、こういう夏祭りなら気持ちも最強に染まれるから大好きだ。

 MCで博多弁が飛びだすところが、地方色が濃く見えてきて嬉しいこと。
地元色と言えば、次に披露した『FUKUOKA。~福を可するのだ♪~』も、地元から全国へという姿勢はもちろん。LinQらしい“楽しく騒ごうよ”というスタンスの見える、気持ちを騒がせるダンサブルな楽曲だ。
サビ歌では、メンバーの振りに合わせて一緒に楽しむ人たちも。メンバー自身が、祭り上げようという意識を強く持っているからだろう。
そのパフォーマンスは、カラフルな衣装も相まって、本当に舞台の上で弾ける花火のように見えていた。



 とても強烈な、最高に胸をスカッとさせる超アッパーなダンスパーティーチューン『ハレハレ☆パレード』の登場だ。
この歌に触れている間中、気持ちがトロピカルな南国気分に染まれば、身体がむちゃくちゃ熱く疼きだす。
彼女たちの誘いへ飛び乗り、ともに弾けなきゃもったいない。一緒に気持ちの中で、行進しながら騒ぎたい。『ハレハレ☆パレード』、どんな人でも最高に晴れた気分へ染めあげる極上のアゲアゲ曲じゃないか!!

超テンションがアガッた気持ちへ、胸をキュンとくすぐる色を塗り重ねるように、最後にLinQは『foryou』を爽やかに歌唱。
この日のLinQは、最初から最後まで上がった気持ちを継続し続けるどころか、高まった感情を天井知らずでアゲ続けてゆくライブを見せていった。
どんな季節でも、LinQのライブに触れると、そこは祭りの会場に染まってゆく。そんな景色を、彼女たちはこの会場にも見せてくれた。
▶︎LinQの写真を全て見る

わーすた


 Aブロックのトリを飾ったのが、わーすた。つねにわちゃわちゃ弾けたパーティー空間を作り上げる彼女たちらしく、『プリティー☆チャンネル』を歌いながら、フロア中の人たちの気持ちを、キュートでロマンチックなチャンネルに変えてゆく。
歌声と歌詞と楽曲がシンクロしながらわちゃわちゃ弾ける姿が、わーすたらしさ。その姿に触発され、彼女たちと同じ振りを真似ながら騒ぐのも納得だ。
メンバー一人一人がピカピカと輝く姿を示しながら、この空間をわーすたは“楽しい”色に染めあげてゆく。

 続く、超ダンサブルでカラフルなチップチューンの『NEW にゃーくにゃくにゃ水族館2』でも、メンバーたちは、歌詞にシンクロしたパフォーマンスも見せながら、見ている人たちの現実という意識を綺麗に消し去り、一緒にわちゃわちゃ騒ごうよと笑顔で誘いをかけていた。
無邪気なぜんまい仕掛けの人形たちが、巻いた螺子を思いきり使い切るように全力でわちゃわちゃと騒いでゆく。そんな姿を見せてくれるところが、わーすたのライブの魅力だ。 

次に披露したジャジーに跳ねた『TOXICATS』では、歌声とパフォーマンスの両面から、彼女たちは妖しい大人の女性の魅力も見せてきた。
青春という風景のど真ん中にいる姿を示すのもわーすたらしさだが、大人の女性として成長し続ける彼女たちの中にある艶めいた姿を、少し色気をはらんだ歌声を通して見せてくれるのも嬉しいこと。
張りのある凛々しい5人の歌声の中からにじみ出たドキッとさせる表情が、とても刺激的だ。



続く『うるとらみらくるくるふぁいなるアルティメットチョコびーむ』を通し、わーすたはフロア中の人たちを煽りだす。
この歌、爽やかさを魅力にしながらも、ミュージカル劇のようにドラマチックな展開を示すように、楽曲が進むごとテンションをどんどん刺激的にアゲてゆく。
何時の間にか、彼女たちの作り出すマジカルでミラクルな世界へ気持ちがすっかり染まりきり、一緒に無邪気に騒いでいた。 

キラキラとした輝きをフロア中へ降り注ぐように、わーすたが歌ったのが『KIRA KIRA ホログラム』。
メンバーたちは凛々しい歌声も混ぜながら、駆け上がるように疾走する楽曲に乗せ、キラキラとした輝きを突き刺すように示してきた。サビに向かって感情のアクセルをガンガン踏み倒していく曲調のように、メンバーたちの力強い歌声に煽られ、気持ちがドンドン熱くなる。でも、もっともっと熱くなりたい衝動と嬉しさをこの曲が、わーすたのメンバーたちが与えてくれた。

 最後に披露したのが、最新シングルの『詠み人知らずの青春歌』。
少しセンチな色も加えた、でも、ロマンチックな香りもしっかりと含んだ、見ている人たちを青春という風景の中へ連れてゆく楽曲だ。
彼女たちの歌声が、胸をキュッと疼かせる青春という風景へ呼び込む語り人となり、会場中の人たちの心の中へ、少し切ない恋の青春模様を映しだす。
彼女たちの歌声をナレーションに、心のスクリーンに映し出された物語が胸をキュッとしめつける。でも、そんな青い気持ちに染めてくれたことが、じつは嬉しかった。
胸に染みる風景を映し出すわーすたの歌も、素敵な魅力だ。
▶︎わーすたの写真を全て見る

トークコーナー


 後半の「トークコーナー」では、LinQとわーすたのメンバーが、「この夏最高だった出来事」を語りだす。

 LinQのメンバーからは、「Tik Tokのフォロワーが100万人を超えたこと」「今年、脱水症状になって救急車に乗ったこと」「一人で焼き肉を食べにいったこと」「リップクリームとおにぎりを間違えて食べたこと」など個性的なトークが飛び交っていた。   
                      
わーすたのメンバーたちは、「一人流しそうめんをしたこと」「5年探していたマカロンが見つかったこと」「ライブがいっぱいあって嬉しい」などと語ってくれました。


TEXT 長澤智典
PHOTO Kei Sakuhara
PHOTO タマキシオリ

▲レポート第2弾はこちら

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