ベネズエラより謎の覆面DJザードニックが日本デビュー。KOKIAの主題歌をリミックス！

昨今、ここ日本でも大きな盛り上がりをみせるEDM（エレクトロニック・ダンス・ミュージック）。そんなEDMシーンにおいて、メタルからも影響を受けたヘヴィなサウンドを武器に異彩を放つ覆面DJ、その名もザードニックが、アルバム『アンチヒーロー』で3月2日に待望の日本デビューを飾る。

アメコミか映画から飛び出してきたかのような異形のマスクを被るザードニックは、南米はベネズエラ出身のDJ兼サウンド・クリエイター。2004年に音楽活動を開始し、2006年には、アメリカのベース・ミュージック・レーベルDeath Brigade Recordsから12インチのシングル・レコードを発売。国外で作品をリリースしたベネズエラ初のドラムンベース・プロデューサーとなった。作曲以外にも、2004年以降は南米各国やヨーロッパ、北米まで足を伸ばし、DJとしてプレイして回り、2013年に初来日も果たした。

2015年、アルバム『アンチヒーロー』を北米でリリース。その硬派なヘヴィEDMサウンドは、耳の早い日本のダンス・ミュージック・ファンの間で話題となり、日本全国の大手CDショップに輸入盤が入荷するたびに、即ソールドアウトを繰り返した。そして、遂にその『アンチヒーロー』の日本盤が登場するのだ。

日本盤には、リミックスなどを含む7曲のボーナス・トラックが本編の他に収録される。うち2曲は日本独占のボーナス・トラックであり、その中の1曲は、海外で人気のビデオ・ゲーム「STRIKE SUIT ZERO」の主題歌をザードニックがリミックスした音源。この曲でヴォーカルをとるのは、国外での人気・知名度も抜群の日本人女性シンガーKOKIAだ。彼女の歌声が、ヘヴィかつサイバーな楽曲が並ぶアルバムに、独特の浮遊感を与えている。

さらに、海外にも活躍の場を広げている日本人DJ WILDPARTYが、本作のライナーノートを執筆。エレクトロ、ヒップホップ、ロック、ゲーム音楽、ブレイクコアなど様々な音楽に精通した彼ならではの視点で書かれた文章にも注目だ。

なお、アルバム本編の10曲を試聴できる動画も公開された。

ザードニック アルバム『アンチヒーロー』本編全10曲試聴ムービー