閉校する学校のドキュメントに感涙必至! GReeeeN「始まりの唄」プロモーションビデオ さよなら先生～完全版～公開

今年、10周年イヤーを迎えたGReeeeNのニューシングル「始まりの唄」のプロモーションビデオが、GReeeeNのYouTubeチャンネルで公開されました。
今回のプロモーションビデオはGReeeeNの楽曲では初めてのドキュメンタリー映像として制作しました。

明治に創立し、142年の歴史のある福島県東白川郡矢祭町立関岡小学校。
この学校が去る3月26日に閉校しました。全校生徒23人。茨城県と福島県の県境にある山あいの小学校。

2月、この小学校の先生からユニバーサルミュージックに一本の電話がありました。
閉校してしまう学校の生徒やその親御さんのために、記念DVDを制作したく、そのBGMにGReeeeNのキセキを使いたい、というお電話でした。

先生の手作りのそのDVDにもちろん喜んで「キセキ」を提供させていただきましたが、先生の生徒や学校を想う気持ちにGReeeeNメンバーやスタッフも心うたれ、また、GReeeeNにとってもゆかりの地である福島に恩返しをしたいというGReeeeNの想いもあり、関岡小学校を皆さんの心に永遠に刻んでもらえる思い出の作品として、2月中旬より閉校までの日々を記録した映像を制作し、卒業をテーマにした「始まりの唄」のプロモーションビデオを制作し、使用させていただく企画を提案いたしました。

映像スタッフは1か月半の間、ほぼ矢祭町に滞在し、実際に残された学校生活を記録するにあたって心がけたことは、ドキュメントとして演出をすることなく、学校の日常を記録することでした。

生徒の自主性を重んじる校風によって育まれた生徒が、学校、お世話になった先生、保護者の方々、地域の方々に感謝を伝えるためにできることを自ら考え、行動をする、閉校式までの記録です。

のどかな環境の中、生徒も先生も一緒に遊ぶ休み時間、毎日ハイタッチで下校を見送る先生。
閉校までのカウントダウン。残り少ないかけがえのない時間を、全力で過ごす、皆さんの姿はたいへん眩しく、輝いてみえました。

感動は最後の卒業生を見送る卒業式、閉校式でクライマックスを迎えます。

「こんな頼りない先生だったけど、みんな一緒に過ごしてくれてありがとう」という先生の言葉や、「一番思い出に残っているのは、特別な行事が何もない普通の日々です」という生徒の閉校に寄せての挨拶には思わず涙してしまいます。

閉校するにあたり、涙を見せる生徒や、先生、保護者も多く見られましたが、その寂しさよりも、「こんな学校っていいな、こんな先生っていいな」そう思っていただける、前向きなドキュメント映像となりました。

彼らの新たな旅立ちをGReeeeNの「始まりの唄」がやさしく応援します。

こんなに素敵な学校があり、先生がいたということを皆様の記憶にとどめていただくべく、このプロモーションビデオには、「さよなら先生」というサブタイトルをつけました。
3月末にこの映像の序章として、2月までの記録をまとめたものを「さよなら先生～前編～」としてYouTubeに公開したところ、早くも20万回再生を突破。
「最高です。泣ける・・・」「女の子の涙にもらい泣き」「自分の思い出がいろいろ重なって、泣いてしまいました。」など、ネット上でも感動の声に溢れています。

ドキュメントだから生まれる感動のストーリーにご注目ください。