4月14日、結成から5年の歳月を経てワンマンライブという姿で立った渋谷TSUTAYA O-WESTのステージ。
チケットは完売に至らなかったが、 場内に作り上げた熱狂という面では、満員の会場を埋めつくしたほどの熱を描き出していた。
CREAにとって5年という歳月は、苦難続きの道のりだった現在のベーシストHirokaが加入する前には、しばらく3人で活動していた時期もあった。
ときには、バンドを継続してゆくことに疑問を抱いたり。
昨年7月にTSUTAYA O-WESTでのワンマンを決めたときにも、「このワンマンが失敗したら解散する。それくらいの覚悟を背負って向かわないと絶対に成功できない」(Aiko)と、自分たち自身を追い込めば。
何より、本当にCREAとして長く活動できるのかをみずから確かめるため、TSUTAYA O-WESTのライブへと挑んでいた。もちろん、今でも精力的に活動しているように、CREAは生涯をバンドに注ごうという意気込みで走り続けている。
その自信を与えたのが、昨年11月にCaramelと共同で開催、一週間ぶっ通しで出演し続けたイベント「tkmk爆女祭 Vol.1」に於ける経験からだった。自分たちが100%と思って臨んだ初日のライブでの酷評。
それからCREAは、毎日どうすれば観客たちの心に響くライブが出来るかを考えては、実践。日を重ねるごとに小さなプライドを捨て続け、どんどんすっ裸な剥き出しの感情をぶつけるライブを重ねるようになった。
中でも、「伝説の4日目」と言われた日には、ギターのAikoの感情が崩壊、気持ちをコントロール出来なくなった彼女はギターを床に投げ捨て、放心状態のまま楽屋へ引き戻されてしまった。
3人になったCREAは、それでも一切演奏を止めることなく、ベースのHirokaに至っては力強く弾きすぎるあまり指から血を流しながら。
それでも、感情のみで…魂だけをさらけ出したライブを実施。その日を境にCREAは、一切のプライドを捨てた、裸の気持ちで観客たちに喧嘩を吹っ掛ける剥き出しのライブを行ないだした。
その姿に触発された観客たちもCREAへ熱狂という形で喧嘩を返しだしたことから、CREAのライブには、触れた人を興奮らせずにいれない空気が生まれるようになっていった。
人はそれを「爆女祭HIGH」「CREAの喧嘩祭り」と囃子たてた。それが、TSUTAYA O-WESTでの熱狂を生み出していったのも事実。
先日、ついに詳細が発表になった「爆女祭」の最新シリーズ。
今回は「叫べ!爆女祭 Vol.2」と命名、5月9日(月)より15日(日)まで目黒鹿鳴館を舞台に一週間連続で行なわれる。
今回のホストを務めるのがCREA。
彼女たちは今回も一週間連続で「叫べ!爆女祭 Vol.2」の舞台に立ち続ける。
CREAを筆頭に、このイベントへ参加する女性アーティストたちがどんな爆裂した日々を描き続けるのか楽しみにしていたい。
最後にCREAのNakiから、「叫べ!爆女祭 Vol.2」へ向けての言葉を戴いたので記そう。
「今回の「叫べ!爆女祭 Vol.2」もすごいメンツが出揃いました。
そのイベントの主役としてCREAが、7日間すべてのライブへ登場します。
「爆裂した女たちの祭り」が繰り広げられるように、このイベントに足を運ぶことで、今一番格好いいガールズたちのライブを網羅出来るはずです。
見逃したら後悔する。
そんな7日間になるよう、CREAが「叫べ!爆女祭 Vol.2」に革命を起こします!!。
7日間に渡って描く革命の物語をぜひ楽しんでください、見なきゃ損しますから!!」
PHOTO: KOKI Yamashita(LIVE)
TEXT:長澤智典
CREA Web
http://crea-music.com
「tkmk爆女祭」Web
http://www.bakuonsai.com/
★ライブ日程★
5.04(水)川崎セルビアンナイト
5.09(月)-5.15(日)目黒鹿鳴館「叫べ!爆女祭Vol.02」
5.20(金)心斎橋Paradigm
5.21(土)名古屋MUSICFARM
5.31(火)都内某所※5.09詳細発表
6.21(火)横浜BAYSIS
http://crea-music.com
「tkmk爆女祭」Web
http://www.bakuonsai.com/
★ライブ日程★
5.04(水)川崎セルビアンナイト
5.09(月)-5.15(日)目黒鹿鳴館「叫べ!爆女祭Vol.02」
5.20(金)心斎橋Paradigm
5.21(土)名古屋MUSICFARM
5.31(火)都内某所※5.09詳細発表
6.21(火)横浜BAYSIS