寺西優真が監督デビュー!
シンガーソング・ライターの寺西優真が監督デビューするドキュメンタリー映画「I am Model」の製作発表会見が、3月26日に東京・千代田区のホテルニューオータニで開催され、監督の寺西優真と出演の寺西一浩氏、特別ゲストで俳優の大村崑、鈴木あつし衆議院議員らが登場した。本作は、新しい時代を切り拓くひとりの候補者の姿を追った政治ドキュメンタリーで、政治家として一歩を踏み出した現役の作家・監督として活躍する寺西一浩氏へカメラを向け「Model＝見本」としての姿を追いかける。
寺西一浩氏は、慶應義塾大学法学部を卒業し在学中に「ありがとう眞紀子さん」で作家デビュー。歌手の島倉千代子さんの事務所社長を務めたことでも有名。監督としては映画「女優」でデビューし、その後、国際映画祭で最優秀グランプリを受賞するなど活躍。
寺西優真は「これまでは演者として撮られる側でしたが、僕の歌手・俳優としての生みの親である寺西一浩監督が選挙に出馬予定ということで、その姿を僕が撮影したいと思いました。この作品はドキュメンタリーなので、シナリオもありませんし結末も描かれていません。今作を通じて日本が抱える問題点について伝えていけたらと思います。」と意気込みを語った。
「I am Model」作品公式X（旧 Twitter）
自身が被写体として密着される今作について一浩氏は、「映画は人の思いや意見が消されずに映像作品として残る。選挙の活動を通じて全国で様々な人々と交流し対話をする姿を収めてもらえたら、とても面白い作品になるのではないかと思います。ドキュメンタリー映画に携わるのは初めてですので、作品を通じてどのような体験が出来るのか今から楽しみです。」と今作への思いを熱く伝えた。
寺西優真、一浩氏ともに交流がある大村崑は、「一浩さんが手がけた作品で優真くんと共演した際には、彼のおじいさん役をさせていただき、とても楽しい時間を過ごさせてもらいました。」
とこれまでの交流を思い出深く振り返りつつ「寺西一浩監督を総理大臣にして、私は大蔵大臣になりたいと思います。」とスピーチし会場を沸かせた。
会見の終わりには寺西優真が今作について「人生をかけるつもりで、今回のドキュメンタリー映画作品へ挑ませていただきます。
この作品が若い世代が政治へ興味を持つきっかけになれば、それだけで嬉しいです。全国にインタビューに行きますのでご連絡下さい」とコメント。
また、鈴木議員は一浩氏とはプライベートでも政治の話をしており、長く芸能の世界に携わっている一浩氏が訴える文化政策に期待すると話し、「政治家が目をあまり向けてこなかった政策です。これまでは文化財の話に終始していました。文化財を生み出し担うクリエーターに目を向けることが必要であり、今ある文化財だけではなく、これから先に残る文化財に新しい視点で取り組んでいただけると期待しています」とコメントした。
なお、会見には大澤一治氏（八千代市議会議員）、錦織淳二氏（元東京都港区議会議員）、SIZUKU（歌手・俳優）、宮田一裕（俳優・実業家）、GOD氏（作曲家）、サム・レオン氏（映画監督）が来賓として参加した。
