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【ライブレポート】メイビーMEにキュンとさせらっぱなしの1日。「メイビーME 東名阪ツアー2025 〜キュンとする恋が訪れますように♡ツアーファイナル〜」をレポート!


メイビーMEが3月21日(金)に神田明神ホールにて、「メイビーME 東名阪ツアー2025 〜キュンとする恋が訪れますように♡ツアーファイナル〜」を開催した。ツアーファイナルにふさわしい熱狂とパフォーマンスで彩られた、最高の1日。ここではそんな1日についてライブレポートをお届けする。

王道かわいいアイドルの真骨頂


開演を今か今かと待ち望んでいる、オーディエンスの元にメンバーの影ナレが流れ始める。「たくさん声出して、サイリウム振って、楽しんでいきましょう」。そんなメンバーの言葉に反応し、大きな歓声が上がる神田明神ホール。「メイビーME 東名阪ツアー2025 〜キュンとする恋が訪れますように♡ツアーファイナル〜」は冒頭からボルテージ最高潮の状態でスタートした。SEが流れるとフロアで揺れるサイリウムの数々。コールがスタートするとメンバーは一列に揃ってステージに姿を表した。


成瀬かのんの「声を出す準備は出来ていますか?!」という号令に、「オオ!!」と声を上げるオーディエンス。ライブは「真夜中のシンデレラ」から幕を開いた。スタートからフルスロットルなメイビーMEの7人。その姿に呼応するように飛び跳ねるオーディエンス。リズムに合わせて息の合った手拍子がパンパンと会場に鳴り響くと、ステージ上では嬉しそうにパフォーマンスをする彼女たちの姿がある。


新庄愛のスキルフルな歌唱で会場の心をグッと引き寄せると、7人は呼吸のあったダンスをスキルフルに披露する。勢いはそのままに間髪を入れず「ギブ・ME・サマー」へ流れると、一列に並びキュートなダンス。フロアでは頭を上下に揺らすオーディエンスが多数。もちろんダンス完コピ勢の姿もあり、たった2曲でメイビーMEの世界へと我々を誘う。「来てくれてありがとう!!」と高らかに声を上げると楽曲を終盤へ、勢いは増すばかりだ。


谷あやかの歌唱からスタートした「だって夏なんだもん」が始まるとすでに声が枯れ気味のオーディエンス。全身全霊、彼女たちのパフォーマンスに寄り添っている証拠だろう。そんなオーディエンスをもっと煽るメイビーME。成瀬が再び「盛り上がっていきましょう」と声にするとサイリウムは規則正しく円を描く。「Oh〜」とシンガロングも飛び出せば、フロアの一体感はさらに上昇、「FabulousDays」、「Destiny」と冒頭から続けて5曲を披露する中で、クラップやコールは止まることを知らない。そんな空間の中で7人はキュートに衣装を揺らしながら、我々に音楽を届けている。「Destiny」を圧巻のパフォーマンスで歌い終わると、会場からは「カッコいい!」と女性の声援。フロアには男女問わず多くのファンの姿がある。男性も女性も好きに楽しむ姿、「女の子が憧れる王道かわいいアイドル」をキャッチフレーズ通り、女の子の黄色い声援もメイビーMEのライブの特徴なのだろう。


MCの時間が訪れると、すかさず水分補給を始める7人。かわいらしく自己紹介をすると、トークは東名阪ツアーの話題へ。各々が思い出を語る中、大阪で行ったという“新喜劇コント”の話題へ。桜井ももの提案により行われたというコントは、「可愛さより笑いをとった!」とのことで、フロアからは笑い声が湧き上がった。楽しいトークの時間が終わると、ライブは中盤戦へと突入。「君待ちヒロイン」が投下されると、フロアはまた熱を帯びる。キュートなダンスと歌唱に酔いしれながら、オーディエンスは声を出すことを止めない。


推しが歌えば、サイリウムを振り続け、彼女たちに呼応する。桜井のソロパートでは、フロアは桃色に染まる、サイリウム桜満開のフロアで楽しそうにパフォーマンスする7人は続けて「共色メモリーズ」を投下。ダンス完コピ勢、コール勢、大ジャンプ勢、三つ巴の様相を呈するフロア、ステージ上ではそんなオーディエンスに応えるように全身全霊でパフォーマンスするメイビーME、素晴らしい光景が眼前に広がり、胸が高鳴るのが分かる。曲を披露するたびに彼女たちはキレを増していく、凄まじいアイドルだ。


「Be ambitious!!!」で7人の個性ある歌声を改めて提示すると、「最後まで私たちの愛を受け取ってください!」と谷が高らかに声を上げる。「ラミラミLOVE ME BABY」がスタートすると、「一緒に踊るよ」とステージとフロアの一体感がさらに増していく。もちろんオーディエンスはフリを完璧に覚えて彼女たちのダンスに呼応する。互いのエネルギーを交換し合うと「半分だけのアイラブユー」、「ワガママジック」、「☆Twinkle☆」と一気に7曲を披露した7人。ステージを右往左往し、ファンサービスも忘れないもんだから、オーディエンスは7人の虜。コールにだって力が入るし、腕だってちぎれるくらい回してしまう。2度目のMCでゆるめなトークと休憩を挟むと、ライブはファイナルへと突き進んでいく。


「最後まで熱い時間を!」とスタートした「ときめきchu!のちドキドキ」。ギアをさらに上げてパフォーマンスする7人に負けないようにコールするオーディエンス。終盤戦はまさに魂のぶつかり合いのような雰囲気だった。オーディエンスとコミュニケーションを取りながら、手を振り、投げキスをして、キュンを全ての人へと届ける。「Heaven Heaven」、「曖昧あいでんてぃてぃ」、「Hi!Hi!Hi!」と疾走感と力強いパフォーマンスを魅せた7人は、ラストまでボルテージ最高潮のライブを見せてくれた。まさにツアーファイナルにふさわしい盛り上がりだったが、まだまだライブは終わらない。全16曲をフルスロットルで披露した彼女たちがステージを後にすると、しばしの沈黙がフロアには流れた。


そんな沈黙を切り裂く、ファンの声。「キュンとする恋は訪れましたか? 俺は、まだ訪れていません! まだまだ聞きたいですよね?!」。「おお!!!」、「アンコール、アンコール」。ファンの音頭でアンコールを催促すると、衣装を新たにステージに現れた7人。石原すずかが作ったというキュートな衣装に身を包んだ、メイビーMEは「きみドローム」を投下。


メンバーカラーのボールをフロアに投げ入れながらパフォーマンスをすると「まだまだ踊っちゃいましょう!」と「NO MORE DD宣言♡」と続けて披露。「ここにいるみんなが大好きです」と新庄が言うものだから、ラストに向けてオーディエンスも力を入れて彼女たちに応える、応える。最後のMCでは記念撮影をして、ラスト曲として「君待ちヒロイン」を再び投下。最後の最後まで、彼女たちはキュートだったし、オーディエンスは温かかったし、7人にキュンとさせられっぱなしのツアーファイナルはこれにて幕を閉じたのだった。





TEXT 笹谷淳介
PHOTO 井野友樹

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