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【ライブレポ】10年振りのLIQUIDROOMで魅せたViViDの極上ライブ。「ViViD 2025 SUMMER TOUR〜hedonist〜」の初日は最高の景色だった。


東京ガーデンシアター2DAYSワンマンで、10年振りに奇跡の復活を果たしたViViDが8月11日「ViViD 2025 SUMMER TOUR〜hedonist〜」の初日を恵比寿LIQUIDROOMにて開催した。2026年3月27日まで期間限定での活動を明言している彼らの久しぶりのツアーのスタートは熱狂と歓喜に包まれた、非常に濃厚なライブ。最高に1日についてレポートする。

ViViD10年振りのツアーは大熱狂の幕開け


奇跡の復活ライブから数ヶ月、ついにこの日がやってきた。ViViDの10年振りとなるツアー「ViViD 2025 SUMMER TOUR〜hedonist〜」の初日が恵比寿LIQUIDROOMにて開催された。彼らの一発目のライブを記憶に収めようと、LIQUIDROOMには数多くのファンが詰めかけている。パンパンに埋め尽くされたフロアでオーディエンスは今か今かと開演の時を待っている。

SEが会場に流れるとクラップの音色がフロアを包み込んだ。SHIN、RENO、RYOGA、イヴの4人がステージに姿を表すと、フロアの熱気は上昇。ステージの中央で円陣を組んだ4人に大きな歓声が湧く。


「10年振りのLIQUID! 暴れる準備はいいか!」とSHINが声高らかに宣言する。彼らのツアーは『THEATER』からキックオフした。重厚で艶っぽいバンドアンサンブルがフロアに鳴り響く。そんな濃密なサウンドにオーディエンスは呼応し、自由に踊る。間髪を入れず、彼らは『FAKE』、『Vanity』と連続して披露していく。

「暴れ方を覚えているか!」という声に反応し、ジャンプするオーディエンスの姿、そんなスペシャルな光景の中でSHINの力強いボーカル、RENOのギターソロは我々に語りかけるように鳴り響く。

あっという間にフロアをViViD色に染め上げると、「Are You Redy!」と『「夢」〜ムゲンノカナタ〜』。ヘドバンで頭を揺らすオーディエンス、ステージには神々しく鎮座するSHINの姿、10年振りとは思えない光景、いや、新たにViViDとオーディエンスが作り上げる多幸感に満ち溢れた光景が私の眼前には広がっている。

『BLUE』で青に染まったフロア


4曲を熱狂に包まれ歌い奏でると、SHINが口を開く。

「LIQUIDの皆さん、10年振りのViViDツアーへようこそ! ここに集まってくれた1人1人、ViViDに出会ったタイミングはそれぞれあると思いますが、今日この瞬間からみんなと僕らで作るViViDの新しい未来が始まりました。ここからラストまでぶち上げていく準備はいいか!」、「青く染めていこうぜ!」と『BLUE』がスタートすると、フロアは臨戦体制、タイトル通り青く染まった会場で、オーディエンスはタオルを振り回し、彼らに呼応していく。


熱狂の渦、会場が揺れているのが分かる。天井知らずの盛り上がりの中、「今日1番高く飛べるのは誰だろうな」というSHINの煽りからスタートした『キミコイ』では、髪を振り回しながらダンスを踊るオーディエンス。これは完全に私感だが、ViViDのライブ、サウンドには激しさの中に儚さがあると思う。静と動、隠と陽、相反するもののバランスというのか、そのバランスの妙が素晴らしい。

そのサウンドを支えるのが激しさを持つイヴのベースと冷静さを持つRYOGAのギター、そこにスキルフルなRENOのギターとSHINの圧倒的ボイス、ViViDの4人の個性はとても魅力的なのだ。


『Take-off』で起こった、シンガロング、復活までの10年という月日を待ち続けたファンの力強い声とSHINの声が合わさると、パワーは何十倍にもなる。凄まじい音圧とともに歌い奏でると、再びMCの時間が訪れた。

「みんないい顔をしているね」と笑顔でオーディエンスに語りかけるSHINはメンバー紹介を始める。それぞれひと言ずつ挨拶をすると、SHINはすかさず「10年経っても誰もMCが上手くなっていません」と笑いを誘う。そんな温かい空間の背景では、『夏風~endless love~』のフレーズをRENOとRYOGAが爪弾いてる。

自由に揺れるフロア、ステージと観客が一体に


ライブも中盤戦、『夏風~endless love~』がスタートした。「いい景色を作ろう」というSHINの声に呼応するオーディエンス。自由に身体を揺らし彼らのサウンドに花を添えている。ステージの上ではイヴとRENOがジャンプ、彼らも音を介して最高のコミュニケーションを取っているのが分かる。続けざまに『message』、『トワイライト』を奏でる彼ら。

「再会の奇跡をこの手に」と温かいオレンジ色に輝いたステージの上で『Good Morning World』を投下すると、彼らの一挙手一投足からもう目が離せない。10年振りの奇跡、最高の時間を噛み締めていると、SHINは言う「まだまだ声出せるか!! ここにいる1人1人と夢の続きを一緒に見ようぜ!」と。


ライブはすでに終盤戦に突入していた。彼の言葉にさらにボルテージが上がるフロア。『Little Dreamer』がスタートする。イヴの掻き鳴らす低音が耳に轟く。

〈さあ始めようか!!〉と歌うSHIN、そうだ、ここからViViDのツアーは始まるんだ。新たな景色を創造する4人の姿からオーディエンスは目を離せないでいる。自由自在な歌声で『RISK』を投下すると、揺れるLIQUIDROOM。オーディエンスは声を枯らしてもいいと言わんばかりに、さらに声を4人に届ける。


「悪魔の叫びを聞かせてくれ!」とスタートした『The Devil Whispers』。「オイ、オイ!」とこの日一番の盛り上がりを見せると、ライブはラストソング『RIDE on time』へ。頭の後ろでベースを弾くイヴのスキルフルなサウンド、全身全霊でパフォーマンスする4人の姿に感動する。

10年振りのLIQUIDROOM。ある種、ライブハウスは彼らのホームであり、帰ってくる場所。10年前「そして、またいつか…」とSHINが発した言葉を信じたファンへのギフトが今目の前に広がっている。

アンコールでさらにヒートアップ!最高の景色が広がったステージ


最後の最後までボルテージMAXで最高の一体感を魅せたViViDのライブは、割れんばかりの大拍手と歓声に包まれて幕を閉じる。「ViViDでした」と本編が終っても鳴り止まないクラップ。「アンコール」の掛け声がフロアに響き渡る。

「アンコールどうもありがとう」と再びステージに姿を表した4人。「皆さんのおかげでツアーの初日を迎えることが出来ました」とSHINは口にすると、メンバーそれぞれ現在の思いを吐露。

そしてSHINが熱い思いを言葉にしてスタートした『カケラ』。「10年振りにみんなで作る景色は、最高な景色になるとメンバー全員信じています」とSHINは言葉にしたけれど、この日目の前に広がった景色はまさに最高の2文字に尽きる。熱狂するオーディエンスと全身全霊でそれに応えるViViD。双方のエネルギーが交差し、最高の景色を作り出したツアー初日はこれにて幕を閉じたのだった。



TEXT 笹谷淳介
PHOTO Kei Sakuhara

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