VTuberヘアピンまみれ、初の著書で明かす「冒険心」の源泉
YouTubeで「ものづくり系VTuber」として圧倒的な存在感を放つ「ヘアピンまみれ」氏が、初の書籍となるエッセイ『心にいつも冒険心。』をKADOKAWAから発売します。勘で楽器を作ったり、雑草から紙を作ったりと、その常識破りな発想と熱量で24万人を超えるチャンネル登録者を魅了し続ける彼女。一体、その無限に湧き出る「冒険心」の源はどこにあるのでしょうか。この一冊を読めば、きっとあなたの日常も、あの頃の「夏休み気分」に変わるはずです。

*▲表紙には彼女のトレードマークであるヘアピンをたくさんつけたキャラクターが描かれています。
大童澄瞳氏が語る「ヘアピンまみれ」の世界観と創作のルーツ
本書への期待は、漫画『映像研には手を出すな!』の著者、大童澄瞳氏からの推薦コメントによってさらに高まります。大童氏は「この本の読者は全員、普段からセミを食べているのか……?」と語り、ヘアピンまみれ氏の動画が持つ、どこか狂気的でありながら底抜けに面白い魅力を見事に表現しています。このコメントを読んだ瞬間、思わずニヤリとしてしまう方も少なくないでしょう。
エッセイでは、これまで明かされていなかった「ヘアピンまみれ」になる前の話や、人気企画の裏側、そしてここでしか読めない未公開エピソードが満載です。彼女の尋常ではない「ものづくり」への探究心がどこから来るのかという疑問に対し、本書は小学生の頃から映画の特殊撮影に魅せられ、純粋な好奇心からものづくりに没頭していった様子を描いています。幼少期からの興味関心が、現在のYouTubeでの活動へと繋がっていることに、深い感銘を受けることでしょう。



*▲小学生の頃から「エイリアン」などの特撮映画に魅せられ、その「気持ち悪いもの」を自分で作るようになったというエピソードは、現在の活動の原点そのものかもしれません。
幼少期の秘蔵作品からキャラクター設定まで、貴重なビジュアル資料を収録
このエッセイのもう一つの大きな魅力は、豊富なビジュアル資料の収録です。彼女のキャラクターデザインの変遷を辿る「CHARACTER SETTING ヘアピンまみれのキャラクター仕様書」や、様々な表情を楽しめる「ILLUSTRATION GALLERY いろんなヘアピンまみれ集めました!」、そして動画の顔ともいえるサムネイル制作の秘話が垣間見える「THUMBNAIL GALLERY サムネイルいろいろ」が用意されています。
中でも特に注目すべきは「ARCHIVES OF PRE-HAIRPIN MAMIRE ヘアピンまみれになる前の制作物」でしょう。4歳、5歳、6歳の頃に描かれた粘菌の絵や、オリジナルのトランスフォーマーらしき絵、金魚や2進数といった、子供の頃からすでに規格外の才能の片鱗が伺える貴重な作品が収められています。これらのアーカイブを通じて、彼女の「ものづくり」に対する情熱と変遷を追体験できることは、ファンならずとも興奮を覚えるに違いありません。

*▲粘菌の絵や、オリジナルのトランスフォーマーらしき絵、そして金魚や2進数(!?)の絵まで。子供の頃からすでに規格外の才能の片鱗が見えます。

*▲キャラクター設定の初期段階が公開されるのもファンには嬉しい情報です。

*▲ヘアピンまみれ氏の様々なイラストが収録されているようです。

*▲動画のインパクトを左右するサムネイル制作の裏側も明かされるでしょう。
『心にいつも冒険心。』で日常に刺激と「ものづくり」のヒントを
この唯一無二の「冒険心」を詰め込んだエッセイ『心にいつも冒険心。』は、2025年11月20日(木)にKADOKAWAより発売されます。定価は1,760円(税込)で、224ページにわたるボリュームです。YouTube動画だけでは知り得ないヘアピンまみれ氏の創造のルーツ、哲学、そしてその人間性に深く触れられることを考えれば、この価格は非常に高いコストパフォーマンスと言えるでしょう。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 書名 | 心にいつも冒険心。 |
| 著者 | ヘアピンまみれ |
| 定価 | 1,760円(本体1,600円+税) |
| 発売日 | 2025年11月20日(木) |
| 判型 | 四六判 |
| ページ数 | 224ページ |
| ISBN | 978-4-04-607791-2 |
| 発行 | 株式会社KADOKAWA |
| 書誌詳細 | KADOKAWAオフィシャル書誌詳細ページ |
| 著者YouTube | ヘアピンまみれ - YouTubeチャンネル |
「ものづくり」のヒントを探している方、日常に刺激が欲しい方、そして何よりVTuberヘアピンまみれ氏のファンであれば、この一冊はきっとあなたの心を揺さぶり、新たな冒険へと駆り立てるはずです。既成概念に囚われず、ただひたすらに「面白そう!」という心の声に従って行動することの素晴らしさを、ぜひこのエッセイで体感してみてください。2025年11月20日の発売が今から待ち遠しいですね。
