アートの熱狂が半蔵門を包む!MALLET JAPANオークションの幕開け
2025年12月4日、東京・半蔵門のMALLET JAPANオークションハウスにて、モダンから現代美術までを網羅する大規模なアートオークションが開催されます。この日は、アート愛好家たちの熱い視線が一点に集まる特別な一日となるでしょう。日本有数の美術品専門オークション会社であるMALLET JAPANは、欧州作家の希少な作品を豊富に揃え、総勢221点もの珠玉の作品が、新たなコレクターの手に渡る瞬間を演出します。
今回のオークションは、ライブ配信型のオンラインオークション「M-Live Auction」と、会場での競りを行う「マレットオークション近現代アートセール#251204」の2セールが同日開催されるため、世界中のアートファンがそれぞれのスタイルで参加できる、またとない機会です。
2005年の創業以来、MALLET JAPANは「公正かつ誠実」な経営理念のもと、国内でいち早く海外マーケットを開拓し、オンライン入札システムや緻密な宣伝戦略を通じて、国際的な実績を積み重ねてきました。ヨーロッパ出身の知名度の低い作家の作品においても、海外からの入札を増やし、ワールドレコードに近しい実績を次々と打ち立てるその手腕は、日本のコレクターと世界の優れたアート作品を結びつけ、日本の美術市場を活性化させる重要な役割を担っています。確かな審美眼と信頼性で「確かなもの」を届けるMALLET JAPANのアートオークションは、常にアート界の注目を集めるイベントなのです。

現代美術の深淵へ誘う、二つの傑作:ヴォルスとロバート・ロンゴ
今回のMALLET JAPANアートオークションには、特に心を揺さぶる二つの傑作が登場し、現代美術の奥深さを私たちに伝えてくれます。
まず、オークションカタログの表紙を飾るのは、ドイツ出身の作家、ヴォルスによる水彩作品 《眼の代わりに写真機》(1947年制作)です。第二次世界大戦後のフランスで誕生した抽象絵画運動「アンフォルメル」の中心的存在として知られるヴォルスは、写真家としての自身の経験を色濃く反映させ、人物の顔と写真機が融合したかのような、見る者を捉えて離さない神秘的なイメージを生み出しました。この作品は、まるでヴォルス自身の内面を映し出す鏡のようにも感じられます。さらに驚くべきは、彼の表現が1950年代後半の日本の「アンフォルメル・ブーム」において、瀧口修造や吉原治良といった多くの批評家や作家に大きな影響を与え、日本の抽象表現の形成に刺激を与えたという事実です。アートという名のタイムカプセルが、時を超えて私たちの目の前に現れる、そんな感覚を覚える一作です。
次に紹介するのは、アメリカを代表する現代アーティスト、ロバート・ロンゴによるリトグラフ作品 《「Men in the Cities 1990」より IV/ V》 です。ロンゴは、写真のような精密さで描かれる大判のチャコール作品で世界的に知られ、この《Men in the Cities》シリーズ(1979年〜)は彼の代表作の一つに数えられます。スーツ姿の男女が激しく身体をよじる瞬間を、劇的なコントラストのモノクロームで描写し、束縛と解放の間の一瞬の感情を見事に捉えています。見ていると、まるで目の前でシャッターが切られたかのような緊張感と、動き出しそうな躍動感に引き込まれます。この作品が1990年に5枚組のリトグラフとして、日本の西武百貨店を出版元として発表されたという背景も興味深いポイントです。作者の筆跡が力強く感じられるほどの大判な版画作品は、現代アートコレクションに加える価値が計り知れないでしょう。

会場とオンライン、あなたのスタイルでアートオークションを体験
この魅力的なアートオークションは、会場での競りだけでなく、オンラインでも気軽に参加できるのが大きな魅力です。アートの世界への扉を、あなたのライフスタイルに合わせて開くことができます。
特に注目したいのは、オンライン限定の 《M-Live Auction》 です。版画作品から一点ものまで、ご参加いただきやすい価格帯から競りがスタートするため、アートデビューを考えている方には絶好の機会となるでしょう。スマートフォンやPCがあれば、どこからでもアートの世界に飛び込める手軽さも魅力です。
出品作品の詳細は、MALLET JAPANのウェブサイトトップページ、またはISSUUのオンラインカタログで、誰でも無料でご覧いただけます。気になる作品が見つかったら、じっくりと品定めをしてください。また、アート作品は実際に見てこそ真の魅力が伝わるものですので、東京都千代田区麹町のオークションハウスで開催される下見会に足を運んでみてはいかがでしょうか。オンラインのコンディションレポートと合わせて、実物で作品の状態を確認することをおすすめします。
下見会は以下の日程で開催されます。
* 2025年11月28日(金) 10:00~18:00
* 2025年12月 1日(月) 10:00~18:00
* 2025年12月 2日(火) 10:00~18:00
* 2025年12月 3日(水) 10:00~14:00 ※最終日は終了時間が異なります
MALLET JAPAN独自のオンライン同時入札(ONLINE LIVE BIDDING)システムを利用すれば、PCやスマートフォンを通じて外出先からでもリアルタイムでオークションに参加できます。参加手順は、MALLET JAPAN HPからの無料会員登録と、オークション開催日ごとの参加申請が必要となります。電話入札申込みは12月2日(火)18時まで、書面入札・オンライン同時入札の参加申請は12月3日(水)18時までですので、お早めの手続きをお勧めします。
最新情報は、MALLET JAPANのInstagram、X (旧Twitter)、Facebook、LINEといった各SNSアカウントでも随時更新されていますので、ぜひフォローしてチェックしてみてください。

あなただけのアートとの出会いを、この冬、半蔵門で
2025年12月4日(木)に開催されるMALLET JAPANのアートオークションは、M-Live Auctionが12時開始予定、マレットオークション近現代アートセール#251204が15時開始予定です。会場は東京都千代田区麹町1-3-1 ニッセイ半蔵門ビル1Fに位置するマレットジャパンオークションハウスとなります。
歴史に名を刻む巨匠たちの作品から、現代アートの最先端をいく作品まで、多様な魅力が詰まったこのアートオークションは、あなたにとって忘れられないアートとの出会いをもたらすかもしれません。この冬、半蔵門の地で、自分だけのアートとの感動的な巡り合わせを探してみてはいかがでしょうか。詳細やお問い合わせは、MALLET JAPANの会社HPやinfo@mallet.co.jpまでご確認ください。
